原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

入院時の「差額ベッド料」、支払ってでも個室を選択するべきか悩むところだ…

2023年08月23日 | 医学・医療・介護
 (冒頭写真は、2023.08.18付朝日新聞記事「差額ベッド料『イヤならほかへ』」より転載したもの。)


 病院に入院などしなければ、そんな問題何の関係も無くて済むのだけど…

 実際先週まで都内病院に入院して、4人大部屋にて同じ室内の入院患者より“迷惑行為” (2023.08.20付バックナンバー「今時の病棟“大部屋”室内の正しいマナーとは」をご参照下さい。)を受けた身にしては、結構深刻な問題かとも思えてくる。😫 


          
 同じく朝日新聞記事より転載した「差額ベッド料」に関する説明図。

 これをご覧になれば、今時の病院大部屋内においても ある程度の患者のプライバシーが確保されていることが分かるのだが…

 ところがまさに入院患者とは千差万別で、思いもよらないことで迷惑を被ったりするものだ。
 あの種の迷惑行為事件(バックナンバーを参照下さい)の被害を受けた身としては、今後入院する時には「差額ベッド料」を支払ってでも 必ずや個室を選択するべき! などと考えてしまうのだが…  (いえいえ、私の場合は今後は不慮の事故には十分に気を付けて、病院の世話にならないようにすることが第一義です!!)


 わが郷里の実母が今年の春に2か月半程入院していたのは個室だったが、まさに冒頭写真の金額に近い ¥5,000/日の病室だった。 
 とにかく 既に90歳を過ぎた年寄りであり、余命何年か??という立場にして、それだけの金額を入院費用としてつぎ込んでも何らの問題も無い。 今後も入院する際には、「差額ベッド料」を支払ってでも個室に入院するように私も勧めている。

 それに対して、この私など悩むところだ。
 もちろん個室に越したことは無いのだろうが。

 ただ、前回の昨年秋の入院時には4人大部屋でも何らの問題が無かった。
 その理由とは、おそらく今回の病室内のような“特殊”とも言えそうな偏向性格女性が同室に存在せず、比較的難なく日々を過ごせたせいだろう。

 

 原左都子個人の感覚は二の次として。

 病院側にも、「高額差額ベッド料」を設定せねば成り立たない事情があるようだ。
 以下に同朝日新聞記事より引用しよう。

 差額ベッド料が東京をはじめ大都市圏の特に高度な治療を担う病院で高くなるのは、人件費や材料費、設備投資などの費用がかさむからだ。 公的医療保険から医療機関に支払われる医療の値段(診療報酬)は全国一律で、都市部の軽費を賄いきれないとのいう事情がある。 (中略) 
 公的医療保険の財政は苦しく、病院の報酬を上乗せするべく制度の活用も厳しく、報酬を大きく増やすのは簡単ではない。

 (以上、朝日新聞記事より一部を引用したもの。)


 「差額ベッド料」の今後の如何はともかく。

 今後、原左都子の目指すべき方向性とは。
 絶対的に「怪我」をしない人生を歩むべく日々重々留意しつつ暮らすこと、それ以外に何も無い! との結論に至るなあ… 😖 😷 


DJ SODAさん 胸触られ事件、「財布が見えたら盗んでいいのか」は論旨すり替え過ぎでは??

2023年08月22日 | 恋愛・男女関係
 冒頭から、ネット情報を引用しよう。

   繰り返される性被害者の非難 識者「財布が見えたら盗んでいいのか」
 
 韓国の女性アーティスト「DJ SODA(ソダ)」さんが、大阪での音楽フェスティバルで観客に突然胸を触られたとSNSで声を上げた。 これに対し、DJ SODAさんの服装のせいではないかなどという反応が相次いだ。「露出が多いのは危険」「服装を変えるべき」――。内閣府「女性に対する暴力に関する専門調査会」委員で広島大学准教授の北仲千里さん(56)は、どう見たか。
  • DJ SODAさん「フェスで性被害」、主催者が男女3人を刑事告発       
 大学の授業でよく学生たちに伝える例があります。「かばんが開いていて、中に入っている財布が見えていたら、盗んでいいのか」「玄関の鍵がかかっていない他人の家に黙って上がり、テレビを見ていいのか」
 性暴力の被害者に対し、「隙があったから」「誤解される服装や言動をしたから」といった言葉が投げかけられがちです。でも、窃盗や住居侵入などと同じように考えてみてください。人の物を盗んだり家に押し入ったりしてはいけないように、人の体を許可なく触ることは犯罪です。

  (以上、ネット情報より引用したもの。)



 この事件に関する映像を伴ったニュース報道を、原左都子もテレビニュースで何度も見た。

 それを見た、正直な感想を述べさせていただくと。

 一番の“諸悪の根源”は、スタッフがSODAさんを高い舞台からずっと下の位置にある観客席に降ろしたことではなかっただろうか??
 年季が入っているこの私など、あの“胸あらわなSODAさん”を男性スタッフが抱きかかえて下へ降ろす”映像からして、“卑猥感”が否めなかったものだ。😫 

 そうしたところ、当然ながらSODAさんが一目散に観客席に走り寄る。
 これって、「SODAさんに直接触れられる演出なのだろうか??」と勘違いする観客も存在したかもしれない。

 しかもだ。
 何人かの男性に胸に触れられた後も、SODAさんは満面の笑顔を振りまきつつ観客の握手に応じている。
 もしも 一番最初の男観客に胸に触れられた時点で、「Don't touch my breast!!」と怒りと共に叫んだならば、そこで音楽フェスティバル自体が中断したのではなかろうか?

 私の推測だが、若手タレントがそんな事をして舞台を中断したならば後で“痛い目に遭う”に決まっているとの判断から。 SODAさんは舞台上では屈辱を我慢し、笑みを作り続けたのではあるまいか??


 いろいろな意味から、この事件フェスティバルの主催者の演出に落ち度があり過ぎるような気がする。

 そもそも元々、舞台の最後にSODAさんらを舞台から降ろして観客の直近まで連れて行く、なる演出が予定されていたのであろうか?
 そうではなく観客の熱烈要請に応えて、最後にそのような場を急遽しつらえて スタッフがSODAさんらを舞台から降ろした感がある。


 上記引用文中にある 某女性大学准教授氏のご見解に関しては、大きく的を外されているような感も抱く。
 「性暴力の被害者に対し、『隙があったから』『誤解される服装や言動をしたから』といった言葉が投げかけられがちです。でも、窃盗や住居侵入などと同じように考えてみてください。」とおっしゃるが。

 今回の事件は、プロ集団がイベントを行っている最中に発生している。
 SODAさんにとっては“隙へったくれ”は何ら関係ないし、この場がイベント会場舞台であり、自身が好んで“誤解される服装や言動”をしていた訳では決してないであろう。
 考えようによれば、スタッフに舞台下まで引きずりおろされて観客の手がちょうど自分のあらわな胸に届くところに連れて行かれ、何人かに触られても笑顔を保ち続けたSODAさんの“プロ根性”をプラス評価するべきだろう。


 SODAさんは、その後以下のような発言をしている。
 「特定の国を非難するためこの事件を公論化させたのではない」

 そのSODAさんの発言を有難く思いつつ。


 男性どもよ。
 自分の手が届くところに女性の綺麗な乳房が偶然表れようが、絶対的に安易に触ることなかれ!!だ!😡 

 自身の力量で愛する彼女や伴侶を求め自らの愛でゲットした後にのみ、それに触れる特権を得るという事だぞ。  


今時の病棟 “大部屋病室” 内の正しいマナーとは (入院レポート番外編)

2023年08月20日 | 人間関係
 今回の「左膝複雑骨折針金除去手術」のための入院に於いて、医療とは何らのかかわりもない事象で大いに気になることがあった。


 それは表題の通り、“大部屋病室内のマナー”に関することなのだが。


 今回の原左都子の病室は「4人大部屋」だった。
 
 「個室」を選択しても良かったのだろうが、現在の東京の病院病棟の「個室」とは、とんでもない高額が設定されている。 (例:一泊¥30,000-等々)

 過去に「頭部皮膚癌摘出手術」時に選択したのは「2人部屋」だったのだが、それにして¥10,000/日の高額だった。 入院日数が3週間に及び、それだけでかなりの負担となった。


 作秋の手術時にも「4人大部屋」を選択したため、部屋内の様子は既に把握できていた。
 4部屋をカーテンを完全に締め切ることにより、個人情報保護に徹しているようだ。
 とは言えども、カーテンには音声の面で大きな限界がある。 同室の皆さんが、本人と医療従事者との会話により何のご病気で入院されているのかが想像可能となるのは仕方のない事であろう。


 さて、入院初日には気付かなかったのだが。
 2日目から気になることが発生した。
 我がベッドのお隣りの女性(私の想像では、おそらく私よりも少し若い60代前半頃の世代の方だろうか?? 脚を悪くされていて歩行に際して補助器を使用されていたが。)が、どうも“ぶつくさ”つぶやく癖があるようなのだ。

 初日には気にならなかったのだが、2日目に私が手術を終えて部屋に戻ったあたりから、その“ぶつくさ音声”が大きめになった気がした。

 ちょうど私の手術の麻酔が切れた頃で、私としては早く尿カテーテルを抜き取って自由になりたい頃のことだが。
 看護師さんをブザーを押して呼んでその措置をしていただいたり、そのついでに身体に心電図や点滴や脚のマッサージ機のようなものを取り付けて下さったりして、看護師さんが部屋から去った時の事だ。

 お隣りさんがいつもより明瞭な声で、「この子もダメだ!」と発するのを私は聞き逃さなかった。😵 
 “この子”と呼んでもらう程私は若くもないし、ましてや何が“ダメ”なのかも不明だが、その時の状況下では “この子”が私を指しているのが明白だった。

 まあ私の想像では、お隣りさんは(看護師をブザーを押して呼びつけるとは、けしからん!)との悪印象を抱いたのであろう。

 その後、未だ手術直後の私はトイレ以外は寝て暮らすしか方策が打てないのだが。
 夕食が終った後の事だ。 (実は私はこの時全く食欲が無く、ほとんど食事をせずして寝続けていた。)
 その時、またもやお隣りさんの“ぶつくさ”が始まった。「あれ、今日は食後真っ先に歯を磨きに行かないのね。新入りにしていつも一番に共同洗面所を使うくせに。」
 この発言で、私としてはすべてが明らかになった。
 要するにこの私が“新入り”にして、いつも食後真っ先に洗面所を使うのが癪に触っていたのだろう。
 私としては何らの悪意も無く、ただ単に歯の衛生のために普段から食後すぐに歯磨きする習慣があるだけだったのだが…
 
 おそらくお隣りさんは、この4人部屋で一番の“古株”なのだろう。
 その身にして、私が入室直後に食後一番に洗面所で歯を磨いたのを根に持っていたとの結論となろう。


 参考のため、他の二人に関して語ると。
 
 奥の窓側の87歳の女性はどうやら難聴の様子、かつ足が不自由でトイレへ行くこともままならない人物だったようだ。
 それでも、そのご高齢にして比較的お元気そうな女性のようだった。

 そして入り口側の私の向かいの女性とは、最終日に偶然カーテンの外でお目にかかってお話しした。(この方、医師との会話等々で当院の看護師氏と把握していたが。)
 さすがにわきまえておられて何の失礼も無ければ、一期一会の会話が一時弾んだものだ。 
 私の退院時にも わざわざベッドから出て来て下さって。 今週の土曜日に退院されるとの事で、「一足お先に」と言い残して先に退院する私を気持ちよく見送って下さった。


 この部屋の“主ヅラ”をしたかったのであろう、あの“ぶつくさ”女性は。

 今後も新たにこの部屋に新患者が入室する都度、気に入らないところを探しては“ぶつくさ”を繰り返すのだろうか???
 加えて言いたいが、病室内の人間関係の基本として “先に入っているから偉い” なとどの価値基準は一切通用しませんよ。

 この私など、たった3日(実質2日)間の短期入院で命拾いだったと言えよう。😷 😫 
 

執刀医と始終会話にてコミュニケーションを取りつつの「左膝挿入針金除去手術」でした

2023年08月19日 | 医学・医療・介護
 私がこの度「左膝複雑骨折」にてお世話になっている病院は、どうやらそれ(手術中の患者とのコミュニケーション)がひとつの手術時のモットーである様子だ。


 いえいえ、もちろん患者側の意向に沿って希望の手術手段を選択することが可能なようだが。
 例えば手術の様子など観察したくもなくて、手術中は痛みや不安を感じないように全身麻酔を選択して意識の無い状態を欲する患者は、「全身麻酔」の選択も可能だ。


 こと、原左都子に関しては医学関係者である事実が大きいが、断固として手術中もずっと覚醒状態で自分の手術の成り行きを見守りたい人間だ。

 先だっての左膝針金挿入の際の手術時にも、当然のことながら「局所麻酔」を選択した。


 膝針金挿入時もそうだったが、私が手術でお世話になった病院の医療スタッフの皆様は、病院の風土によるのだろうが皆さんが揃ってフレンドリーでいらっしゃる。

 今回も、私を病室まで迎えに来て下さった看護師氏から始まって(二人で雑談をしつつ手術室まで歩いて行きました。)。 
 手術室内でお待ちいただいていた手術スタッフの皆さんに、実に明るくご対応いただいた。
 例えば、私を手術台に誘導して下さった看護師氏が私のマスクを見て、「それ可愛いですね!ご自身で作られたのですか?」などと尋ねて下さる。
 私応えて、「いえ、自分で作ったのでは無くて他人に作って貰いました。」😖 


 いよいよ手術開始の際には、主たる執刀医先生が私の枕元まで来て2,3声を掛けて下さった。(内容を忘却したが、要するに安心感を煽ってくれるような内容だった。)

 手術にかかわって下さった医師は数名おられたようだが。 主たる執刀医先生はご自身の手が空くと途中で必ずや私の枕元までやって来て、私の様子見をしたり 我が体調の会話にての確認をして下さる。
 
 手術は、一応私の視線から実際の膝の手術の様子が見えないように私の首の下辺りにフェンスを設けていたようだが。
 何分局所麻酔故に、手術室内の様子や担当者たちの動きや声はすべて見て聞き取ることが可能だ。

 とにかく感動したのは、主たる執刀医師先生が1時間ほどの手術時間中に何度も何度も私の枕元に来て下さって、声掛けをして下さる事だった。 この私も当然ながら医師先生の質問に応えたり、こちらから質問したりした。

 これが一番の安心材料で、手術はあっという間に無事終了した。


  そして手術が終了しレントゲン撮影も終わった後に、手術室は片付けに入った。

 その際にも、主たる執刀医先生が私に明るく終了を告げてくれた時に。
 
 急に思い出した私が、「先生! 私はランニングをしているのですが、いつから再開できますか!??」

 医師先生が即答して、「2週間も経てば、走っていいです。」

 このやりとりを聞いた看護師氏が、「ランニングをしているのですね! 凄いです!! どれくらい走るのですか?」 私応えて、「恥ずかしながら、たったの5kmです… 50過ぎてから初めて、15年程が経過しています。」
 看護師氏が続けて、「どれくらいの頻度でランニングしているのですか?」
 私応えて、「週2ペースです。」

 医師先生、看護師氏共々「凄い!!」  😷 (← 焦る私…)

 続けて医師先生曰く、「ボクなんか、500mもまともに走れないですよ…」
 (ホントに、ウィットに富んだ人物で頭が下がる思いだった… )


 最後の最後まで、和やかな雰囲気の手術室にて手術を終えた私をベッドのまま我が病室まで運んで下さったのも、この執刀医先生(他一名)でした。

 
 お陰様で、我が左膝は今後順調に回復に向かい。
 
 2週間後には、必ずやランニングを再開している原左都子が自宅近くのその辺を(いつも通りヘボく😖 )走っていることでしょう!!!
 

入院中の麻酔科医師との “バトル論争”

2023年08月18日 | 医学・医療・介護
 今時の病院では、インフォームドコンセント(説明と同意)が一般化している。


 今回の入院中もその例外では無く。

 私が手術入院のために病院に到着して入院部屋に案内された直後に、麻酔科男性医師が私の部屋を訪れた。
 それはインフォームドコンセントを施すためだが。 この私(及び亭主)も過去に入院手術を少なからずこなしている身にして、医師とのインフォームドコンセントの機会は多い。 (夫婦いずれかの入院の際のインフォームドコンセントに関しては、現在では配偶者の出席は任意のようだが、少し以前にはそれが強制だった。)


 未だ入院部屋に到着したばかりで、荷物の整理もしていない段階でその麻酔科医師はやって来た。
 そして、様々なインフォームドコンセントの内容を私に振りかけて来る。
 参考だが この医師先生に関して記述すると、年齢としては40代くらい?の男性で、とにかく人の話を聞くと言うよりも自らが多弁なタイプのようだ。
 こちらとしては、その話を一通りお聞きした上で。

 当然ながら、質問に入った。(私の場合 医学関係者でもあり、決して相手の話を丸のみにして承諾するという事は無い。)

 特に記憶が鮮明なのは、「尿カテーテル挿入」に関してだ。
 (後で思えば、その話題を何も“麻酔科医師先生”に振ることは無かったのだが…。 いやただ、この麻酔科医師先生にとっては重要要件だったようだ。)

 この麻酔科医師先生との会話の中で、私が国立大学医学部出身者でパラメディカル分野の一つである「臨床検査技師」国家資格を取得している事実を公開する成り行きとなった。
 これが麻酔科医師先生にとって随分とサプライズだった様子で、こちらこそが そんなにサプライズか!?!と驚いた程だ。😱 
 一旦話題がそれに移ってしまって、麻酔科医師先生が事の詳細を尋ねる。
 それに応えつつ、例えば「臨床検査技師制度が発足して真新しい時代背景だった事(我が出身大学医学部にてその専門コースが新たに創設されて、私は3期生だった話。 国立大学医学部には今に至っては必ずやパラメディカルコースが存在する事実、等々)」を話すと、興味深そうにいろいろ追加質問が出る。(ということは、この麻酔科医師先生は私学医学部のご出身だろうか??? などと思ったりもしたのだが…)

 昔の医師は、こんなことは絶対に無かった。
 例えば町医者医院にて診察を受けた際に、口がすべって「私は臨床検査技師ですが、どうのこうの…」と我が医学見解を述べ始めたりしたものならば、何故か即座に立腹し始めてその後診察にすらならなかったものだ… こちらとしても二度とその医院へは行かなかったが… 
 要するに、医師先生としてのプライドがおありなのだろう。 (たかがパラメディカル職員の分際で、医師に対して意見するな!!!)といったところであろう。


 さて それから2時間程が経過して、再び当該麻酔科医師先生が“血相を変えて”😡 私の病室へやって来た。
 (麻酔科医師先生が、幾度も患者の病室を訪れるのは至って異例のことだと思うが。)😵 

 どうやら、手術中の「尿カテーテル」挿入に関しての反論意見をわざわざ私に訴えに来て下さったようだが。
 と言うのが、その後、私の手術担当看護師氏が我が病室を訪れた際に、我が希望である「尿カテーテル使用はできるだけ短時間で済ませて欲しい」旨の嘆願をさせていただいた。 話すと長くなるが、この尿カテーテルの副作用で過去に重度膀胱炎を患うはめになったりしている身故だ…

 我が病室へお越し下さった麻酔科医師先生曰く、「患者側で勝手な希望を出されては困る! 少なくとも麻酔が効いているうちは尿カテーテルは入れておくべきだ。 その理由として、例えば未だ麻酔が効いている段階でカテーテルを外して歩いてトイレへ行った際に事故が起こる危険性が高い。(それに関しては、私も全く異論は無い。 その判断、すなわち麻酔が切れた判断を私は自分自身でおそらく可能なので、それを聞き入れて頂きその際にすぐにカテーテルを外す許可をいただきたい。)旨を麻酔科医師先生に伝えるのだが…
 既に聞く耳を持たなくなっている医師先生は、「あなたも医学関係者ならば、そんなことは理解できるはずだ。勝手な行動は許し難い!」と半ば怒りつつ部屋を去られていった…
 私側としては、「わざわざ病室までお越し下さりありがとうございました。」と結んでおいたが。

 付け加えると、次の日の手術日にはこの男性麻酔医師ではなく、何故か女性麻酔医師が我が手術の麻酔を担当して下さった。



 話が長くなるため、結論だけ言うならば。

 結果としては、麻酔が冷めたと私が判断した段階で病棟の担当看護師氏と相談して、手術日の午後に尿カテーテルは外していただけて私は命拾いした。
 あのまま あれを朝まで装着させられていたならば、私は間違いなく他の病を発症していただろう、と思える程に。 この原左都子は「尿カテーテル」を忌み嫌っている…

 
 そもそも、医療依存せずに一生この世を渡り抜きたいとのポリシーがある我が身なのだが…
 それならば不慮の事故には十分気を付けろ!! と言われてしまいそうだが。
 (その通りです! 今後の余生はそれを最重点課題とします!!)😋