原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

70歳から好き勝手に生きる!

2022年10月25日 | 人間関係
 いえいえ、私め原左都子は未だ“70歳”には到達していない。

 ただ、その大台に向けてカウントダウンに入っていることは確かだ。

 そんな私は、今更こんなタイトルのエッセイを記さずとて。
 元々どちらかといえば“一匹狼タイプ”で、マイペースな人格ではあるものの。


 昨日2022.10.24付朝日新聞の広告欄に、某週刊誌による「ムダなストレスのせいで長生きできない  そんなものは全部捨、捨て去ってしまえ 70歳から好きかってに生きて寿命を延ばす」なるタイトルの記事紹介があった。

 以下に一部を引用しつつ、我が身を振り返ろう。


 〇 空気は読まない、他人の目は気にしない
   自由になれない不幸な思考を捨てる

 私の場合 職場の上司を務めた経験があるが、その立場にして「空気を読んだり、他人の目を気にする」心がけは常に心得ておくべきだった。
 それでも重要な意思決定時には、そればかりに気を配っていては時間を取るばかりであり。 ある時は独裁力を発揮してでも事案を前に進めねばならないと判断するべき機会も多かった。
 これで部下には嫌われたなあ…
 「貴方が嫌いです!」と直言してきた部下もいたが、まあ何とか乗り越え、上司なりの実績は上げて来れたと自負している。

 これが一旦プライベートとなると、それこそ自分の自由でよいに決まっている!
 空気を読まねばならない場面も確かにあるが、自身の言動が社会性を逸脱していない限り他人の目など気にする必要は何らないだろう。


 〇 「嫌な人」との関係を断ち切る方法

 このテーマは、上記の「自由になれない不幸な思考を捨てる」と重複する部分が多いと考察する。 
 まあ、集団生活を強要されている立場では、確かに困難なテーマではあろうが。
 今回の場合は70歳過ぎてからの話につき、それこそ個々人の自由意思・発想で好きな相手と付き合えば済む話ではなかろうか?


 〇 「新しいこと」は逆にストレス
    無意味な趣味は百害あって一利なし

 これに関しては、私も痛い経験がある。
 今から5年前程のことだが、昔の趣味だった「フルート演奏」を再開せんとプロ奏者に個人レッスンの依頼をした。
 ところが、このプロ奏者である若き女性講師がレッスン中「駄目出し」を繰り返してばかりで、一度足りとてワンコーラスすら吹かせてもらえなかった。 私としては決してプロになりたい訳では無かったため、半年ほど我慢した後にレッスンを退会し、その後は自分で音楽スタジオを予約し自主個人レッスンに切り替えた。 それもコロナ禍後はスタジオ通いを中断したままだ。


 〇 実は一人暮らしは健康にいい 
   孤独が寿命を縮めるという大ウソ

 私の場合、未だ一人暮らしになる年齢ではなく、亭主と2人暮らしの身だが。
 我が娘が今年5月初頭に我が家から独り立ちして約半年が経過した。
 何よりも娘が一人暮らしを真面目に頑張り、健康面で何らの不具合も無い事実に本気で安堵させてもらっている。
 これが一番の理由だが、“家族が減る”という事態はまんざら捨てたものでは無いとの現在の本音の感想だ。
 実際問題、娘の世話業が皆無になり我が自由時間が嬉しくも増えている。 元々晩婚で一人暮らし期間が長かった私であるが故に、これは実にありがたいとの印象だ。
 今後、亭主と私とどちらが長生きするかとの課題はあるが。

 表題に戻すと、私の場合は「70歳から好き勝手に生きる!」との課題は十分にこなせそうだ。


 そんな70歳に迫るべく私に大きな影響を与えて下さっている一人が。

 明日訪問させていただく、我が過去の医学関係企業での上司であったAさん(前回のエッセイをご参照下さい)に間違いない! 

 20数年ぶりにお会いする現在一人暮らしのAさんとの面会を、心より楽しみにしております!