じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

寒~い

2008年01月14日 | 本と雑誌

暑がりの私も流石に震えました。寒かったですね。
日中、娘達と西郷山公園で自転車遊び。
下の娘は初めての社宅外への自転車(勿論補助輪付き)による旅でしたが、無事帰宅できました。
とても楽しそうな姿が印象的でした。
彼女にとっては「遠足・旅行」と同じ感覚だったのではと思いました。

西郷山公園からは春は目黒川の桜並木が見えますし、勿論この場所でお花見も楽しめます。
冬は富士山を眺めることができます。
今日も強風で天気が良かったので薄らと観る事ができました。
その景色を観ながら、また西郷さんと縁のある人物と以前読んだ本の一節を思いだしましたので簡単にご紹介。

鉄舟随感録 鉄舟随感録
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山岡鉄舟 剣禅話 (タチバナ教養文庫) 山岡鉄舟 剣禅話 (タチバナ教養文庫)
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幕末の三舟のひとり山岡鉄舟翁の
晴れてもよし 曇りてもよし 富士の山 元の姿は変わらざりけり
という言葉です。
山に登って富士山を見たいと思うが曇っているときは、雲しか見えない。
それでもその先に富士山があるんだ、と思うと、なんとなく納得でき、晴れればまた見るチャンスがあると思う。
人間はどうしても自分を中心に考えると、不満になりやすい。
人間はすぐに比較したがり、それも自分の都合のいいように比較し、喜んだり、不満を持ったりする。
山登りには晴れがいい、魚釣りには曇りか雨の日がよく釣れていい。
草花や畑の生き物には雨も必要だ等々。
いろんな角度から考えると、良いとか悪いとかの比較が難しいですね。
難しいけど、人生を少しでも楽しくするには不満を少なくし、与えられたものを受け入れ、それを楽しむことが必要なんだろうなと思います。
でもそれが難しい。
修行・修行。