雑感の記録。

秋の夜長はダラテンで

不定期ですが

2010年02月16日 | music
年末に急いで買いに行ったモノも合わせて。

■toe 「For Long Tomorrow」

待望のフルアルバム。
「The Books」以来だから2ndでええんよね?
期待を裏切らない出来で安心するんだけど、「The Books」よりはEPの「New Sentimentality」に近い。
アナログな音が増えましたね。アコギやシタールが醸し出す清涼感。
二週間くらい聞いてて、toeの中では一番好みだなぁと。
先日の読書用BGMでは無いですが、何をやるにも気軽に耳へ入れられるのが魅力。

先のEPより収録された「グッドバイ」は元cymbalsの土岐さんがゲスト参加してるんですね。
何年か前のフジロックで実現して、音源になるのはこれが初めて。
正直コレ目当てで買ったようなモンだけど、期待以上の仕上がり。
やっぱ女性ボーカルのが合ってたってこったな。
今回だけと言わず、土岐さんはちょくちょく歌って欲しいもんだなぁと思いました。


■Slayer 「World Painted Blood」

放題の「血塗ラレタ世界」ってのはどうにかならんかったんか…
「悪魔の鎮魂歌」は100点満点なのに、なんでこうなるかなぁ…
引退も囁かれたものの、これだけ元気な姿を見せつけられると安心。
でもヘドバンには気を付けてね荒矢。

前作「Christ Illusion」でも、それ以前の作品と比べて音圧が薄くなった気がしたんですが、
更にタイトに絞れてる音と言えば良いのか。ゴリ押ししてる感も無いので、大人しめの音になってる。
あえてチョイ古臭めの音にしたのかも、とも思うんですが、寄る年波には勝てないって所の方も大きいのかもね。
どう取るかは人次第だろうけど、まだまだイケる感は十分にあるんでまだまだ頑張れ墨肉。


■The Blue Van 「Dear Independence」「Man Up」

知らない間に2枚出てた。
2ndは無難に手堅く1st路線で、3rdは音作りを新鮮にしたような感触。
1stで心地よく響いたオルガンはちょっと控えめでもある。ちょっち残念。
勢いが足りない気もしたけど、2ndのボーナストラックで大暴れしてたので良し。

3rdでは脱皮して生まれ変わったかのように新鮮な音へ。
音が変わっても曲作りのスタンスは変わらないのだけども、あの古臭い音に惹かれた人は気に入らないかも。
垂れ流してても耳に残るフシが多かったので、多少メロディアスになったのかもね。
歌だけの心地よさだと3rdが抜けて、曲単位の音の好みだと1stかなぁ。
2ndも1st比較だと落ち着きがありますので、アルバム単位で聞き分ける方は参考までに。
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