雑感の記録。

秋の夜長はダラテンで

ムダヅモ無き改革 : 大和田秀樹

2008年09月06日 | book & comic

コレはマジでヤバい。
麻雀マンガとして見てもそんなには面白く無いと思うし、
麻雀マンガとして読まないよな。まず。

ネットでもとにかく話題に上っていたと思うので、
あらすじやのの扱いは控えめで行くんだけど、
ツッコミどころが多々有る中、
脇役だとか時事ネタの扱いが凄く上手いんですよー。


登場人物は実在の人物をモデルにしてる。
似てるんだか似てないんだかは人に依ると思う。
脇役ほど似てるというのが自分の感想です。
皆、毎日TVを点けていれば見覚えある顔ぶれなのですが、
その辺はwikipediaを参照して下さいー。
アッチで触れられてない人たちだと、
福田・武部・石破さんらが出てますね。
奥付に連載日時が載ってないから詳しくは解らんけど、
丁度アベしちゃってた頃でしょうか。
福田さんはまだ総理になってないみたいだったし。


各国首脳が繰り出す必殺技はド派出で、
人物もしくは国家の特色を上手いこと使ってたし、
もう麻雀そっちのけでゲラゲラ笑えるデキ。
「先制攻撃(ブッシュ・ドクトリン)・リーチ」とかもう最高。
最後の最後、「天地創世(ビギニング・オブ・ザ・コスモス)」は、
もうなんつーか超チョンボじゃね?ってツッコミすら生ぬるい。
あれはもう天地創世って役なんですよ。
いつか雀牌持ってる人が複数集まったら、
白だけ集めてやってみたいっすね。
んでゲラゲラ笑って終わり。


主人公のモデルである小泉さんはもう首相職からは身を引いていますが、
次期総裁候補に名を連ねる麻生さんもこのマンガに出てきてますし、
今後の連載があるなら麻生さん多めで行くことになるんでしょうか。
どうせならあの世でヒットラーだのスターリンだのの、
とっても濃いメンツと卓を囲むぐらいはやって欲しいのですよ。

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