雑感の記録。

秋の夜長はダラテンで

買い足し

2009年10月18日 | book & comic
三津田信三
「厭魅の如き憑きもの」
「凶鳥の如き忌むもの」
「首無の如き祟るもの」
「山魔の如き嗤うもの」

ゲーテ 「ファウスト」

以上。
ハードカバーはマジ怖い。
でもこれだけ買って一万ちょっとだもんな。
問題はファウストの方にあって…

先日駅前の書店をいくつか回りつつ、
いろんな出版社から出ているモノを軽く読み比べてみたんだけど、
以前目をつけて調べた時にも、直感で「これが良いなぁ」と思った中公文庫版のファウスト。
これが見つからない。

amazonでちょろっと探した限りだと、やっぱり中古になる。
しかしまぁラインナップにロクなモノが無い。
75年発行ってのはわかる。古いよな。オレ生まれてないし。

しかしそれにしてもですよ、
・ページ折れ
・少々の破れ
・巻末に日付記入あり
・カバー内側に朱印

どうかと思うのよ。
いずれ自分の手を離れるモノだと割り切って何かを買う人ってのは、
そこまで多くないと思いたいんだけど、
それにしても扱いが酷くないか?と。

自分も田舎で本棚に押し込められた数々の本を見て触ってきましたが、
焼け・シミ・黄ばみの類は仕方ないです。経年変化だもんな。
田舎の本は煙草のヤニ汚れも酷かったが…

本・漫画を読むときには出来るだけ傷を付けないように気をつけて読みます。
床に積んだりもするけど、本が折れないように気はつけます。
元からボロボロの本だと、ほんと軽い衝撃でもピリっと破れますし。
オビを取っておくことも最近は減りましたが、
やっぱり出来るだけ綺麗に置いておきたいんですよね。
手放すかも、ということより、また手に取る時に汚いとねぇ。


そんなことに悩みつつ、自分なりに妥協してポチポチっとな。
廃版の文庫本は新品のハードカバー本より高いのでした。
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