ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

琉球一人旅(二日目)(今帰仁城跡)(八重岳)

2007-02-12 04:20:18 | 沖縄旅行

Dscf3330 Dscf33291 沖縄地方ではお城のことをグスクと呼び、沖縄本島・離島を合せると200以上あると言われている。中でも私の好きな城跡の一つに今帰仁城跡がある。ここには桜の咲いている時期に10年ほど前にツアーで愛妻と来たことがり、なかなか城壁が美しくまた行って見たいなと思っていた。昨年の夏にここに来たのだが入場料がいると分かり外側から眺めてDscf3331 Dscf3335 帰った。沖縄では飲む金はおしまないで湯水のごとく使っているのに、たかが400円をケチル自分に情けない思いをしたので反省の意味をふくめて行った。半年もならないのにみやげ物売り場に広い駐車場が出来ていて驚いた。
沖縄グスクの城郭の大半は琉球石灰岩を積んでいるがDscf3332 Dscf3333 今帰仁城の城郭は古生期石灰岩の自然石を積んで出来ているそうだが素人にはその違いがさっぱり判らない。
城内に入り見応えがあるのは何と言ってもその城郭である。外周は約1500m、高さ6~10mあり万里の長城を思わせる。この日は天気も良く船で渡れば1時間かかる伊是名島(いぜなじま)が見えた。

Dscf3334 Dscf3337 Dscf33361
[豆知識1]
 2000年12月に開催されたユネスコの世界遺産委員会で座喜味城跡、勝連城跡、
中城城跡、首里城跡、園比屋武御嶽石門、玉陵、識名園、斎場御嶽、今帰仁城跡の九つの遺産が「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産リストに登録された。いずれも琉球国家の基盤形成に欠かすことのできない重要な遺跡である。特に琉球史を代表する今帰仁城跡は県内に現存する三百余といわれるグスクの中でも保存状態もよく周辺には多くの自然景観を保持し、さらに現在も今帰仁上りの重要な聖地として参詣者が絶えない。かつての琉球(沖縄)では、沖縄の英雄として語り継がれる尚巴志【しょうはし】王によって国内が統一される以前の時代を三山【さんざん】時代(1400年前後)と呼び、3つの大きな勢力が争っていた。三山は北山【ほくざん】、中山【ちゅうざん】、南山【なんざん】に分かれ、ここ今帰仁城は北山を支配する按司【あじ:領主】の居城とされた。その大きさは首里城に匹敵すると言われる。
[豆知識2]
国指定史跡(昭和47年5月指定)
築城された年代は明らかになっておらず、発掘調査によって13世紀末頃から築城が始
まったものと推測されている。
城の正殿【せいでん】は残存していないが、標高100mほどにある周囲は川や谷の急
斜面となっており防衛上極めて優れた地勢となっている。
今帰仁城は天然の要塞で難攻不落をイメージさせるが2度の落城を経験している。1度
目は先に述べた中山の尚巴志【しょうはし】王によって滅ぼされ、その後は首里王府か
ら派遣された北山監守の居城となる。2度目は1609年の薩摩軍の琉球侵略によって
落城している。北山監守の制度はその後も続いたそうだが1665年(寛文5年)に廃城となった。

Photo_31 Dscf3339 今帰仁城跡を見た後、桜が満開の八重岳へ行った。昨年は葉桜であったが今年は私を待っていたかのように満開であった。八重岳は標高453mありふもとから頂上までの両側沿道に約7千本のひかん桜が植えられている。一番難儀なのは両側から桜の枝が伸びているので所々片側通行しなければ上から下りてくる車と離合できない所がある。休日の日の渋滞を想像すればゾッとする。車を止めて見事な桜の写真を撮りたいのだが停車できる場所がなかなか無い。従ってほとんど撮影しないで車中で桜の花を堪能した。
八重岳中腹の八重岳桜の森公園では、ずらりと並んだ出店が祭りの雰囲気を盛り上げている。運転手さえいればビールを飲むのだが残念だ。

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琉球一人旅(二日目)(古宇利島)

2007-02-11 15:31:01 | 沖縄旅行

2月6日(火)
2007_02090001 2007_02090002 沖縄本島で海の色が一番美しいと思っている場所は屋我地島(やがじしま)から古宇利島にかけてである。古宇利島に橋がかかったのは今から2年前で無料の橋としては日本一の長さの1、960メートルもある。沖縄に行く度に必ず行っている。今回で8回目になるが今日は天気がよく波も穏やかで思わず橋の上に車を停車して海を眺めた。
2007_02090003 2007_02090004 太陽の光を浴びた海の色はエメラルドグリーンで信じられないくらいに美しい。どうしてこんな色に見えるのだろう。これが自然の神秘と言うものか。
橋を渡ればたもとに農産物、海産物の売店があるが買いたい物が何もなかったので立ち寄らなかった。島を一周すれば約8キロで10分くらいかかるが今回は島の真ん中2007_02090005 2007_02090006 くらいの所でネットで知りあいになったナヴィーさんの旦那さんが開発中の古宇利牧場があり立ち寄った。昨年の8月下旬に行ったときは今年の7月オープン予定と看板が出ていて今回は3月に変更になっているが見たところまだまだ先の感じがした。電話でそのことをナヴィーさんに確認した所、認可が下りなくて遅れているがようやく下りたのでこれからは工事が進むとのことであった。この場所から100メートルほど歩き崖を降りれば眼前に透明な海が広がり遠くには伊江島が見える。なんと言っても人が入っていないので自然のままである。ナヴィーさんの旦那さんはこの自然の美しさに惚れてこの場所に決めたようで納得した。

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琉球一人旅(二日目)(ゴーヤーハウス)

2007-02-11 02:57:21 | 沖縄旅行

2月6日(火)
Dscf3311 Dscf3314 ゴーヤーハウスは名護自然動物園ネオパークの隣にある。ここはツアー客が観光バスで昼食に立ち寄るのがほとんど一般客は余り見かけない。以前はウオータリリーと言う店名であったが余りにも特徴がないので昨年の5月8日(ゴーヤー)に店名を変更し店内もゴーヤーを解説しているコーナーを設けたりメニューもアグー(島豚)を前面に押し出して印象付けている。昔ツアーで昼食に3度ほど来た事があるが美味しいかったと記憶はないがこれであれば食べてみたいと言う気にさせられる。従業員の方で親しく会話が出来る方Dscf3313 Dscf3312 Dscf3315 は沢山いたのであるがそばの店、大家(うふや~)がテレビに雑誌で取り上げられ有名になり忙しくなったのでそちらへまわされて現在残っているのは二人になってしまった。ホール担当のYさんそして みやげ物コーナーのJさんだけである。
食事をしている席からネオパークの軽便鉄道が走っていて見ることができた。以前に入園したので今回は入らなかったがネオパークには沢山の鳥がいて子供も大人も楽しめる素敵な所だ。一度は入る価値は十分ある。

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琉球一人旅(二日目)(名護城跡の桜)

2007-02-11 01:56:26 | 沖縄旅行

2月6日(火)天気快晴 
ホテルの朝食は9時までに入らねば食べることが出来ない。夜中も部屋は暑く汗をかいていたので露天風呂に入り、朝食を食べるたら元気が出てきた。
10時過ぎに今日は日本で一番早く桜が咲いている名護城跡へ行った。
名護城は、14世紀初期にこの地を治めていた名護按司(あじ:領主的豪族)の居城と言われている。一帯は名護中央公園となっており、そのなかにある名護城跡にはひかん桜が約2万本もあるそうだ。名護城の桜は1928年、グスクの青年会が記念木として植えたのが始まりと言われている。ひかん桜は毎年1月中旬ごろから濃いピンクの花を咲かせ、桜祭りが開催される休日ともなれば人出が多く車で行くと駐車場に困ると思われる。昨年行ったときは葉桜になっていて綺麗な桜は見ることができなくガッカリした。普段であれば城跡には車で上まで行けるが生憎工事中で石段を登っていくか大回りをしなければならない。ガードマンに車で行くための地図をもらい目指したがグルグル回ったら元Dscf3310 Dscf3305 Dscf3307 の場所に帰ってしまい車で登ることをあきらめ階段を登った。桜はまだ7分咲きくらいであった。桜にはメジロが沢山寄ってきており見ているだけでも楽しい。この桜の特徴は釣鐘状に半ば開いて下向きに咲Dscf3309 Dscf3308 き、本土の桜のように花びらがヒラヒラ散る光景は見ることができない。地面に「ボトッ」と落ちるので桜の咲く時期に木の下で宴会をやっている者は誰もいない。この桜は色の濃淡や花の大きさの違いで5種類ほどある。階段を登れば汗が吹き出てくる。妊娠6ヶ月くらいの方が登っていたがよく登る気がわくものである。見ているこちらがしんどくなってくる。
途中で幼稚園生の一団とすれ違い先生と挨拶をかわした。知らない人と挨拶するのは、なんと気持ちのよいことか。山腹の途中でエメラルドグリーンの名護湾や名護市街が一望でき感激した。これ以上、上に行っても同じなので引き返すことにした。先ほどすれ違った子供の一団に時期の間に追いついた。後ろから見ると帽子の形が面白いので先生に聞いてみた。想像どおり沖縄の紫外線は強烈なので今はそんなに日焼けの心配はないが夏場は首筋を覆わなければ子供にとってはひどいことになるとのことであった。公園内には、ほかに森林散策やバードウォッチングが楽しめる自然観察園や多目的広場、頂上には展望台もある。トイレもたいそう立派なものがあるのでおみやげにお年玉を置いて帰るのも悪くない。

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琉球一人旅(初日)

2007-02-10 23:03:08 | 沖縄旅行

今では恒例になった感のある沖縄へ2月5日(月)~9日(金)の4泊5日で一人で行った。昨年の8月下旬以来行っていないので5ヶ月ぶりになる。格安チケットなので往路の搭乗時間は遅く復路は逆に早い。これがこのチケットの特徴である。日程に余
裕があったので往路は基本便(14時発)で復路は、搭乗時間が11時半にでもなれば朝がせわしないので割り増し料金7,500円を払い夕方便(18時25分発)にした。旅行代金は往復飛行機代+ホテル代(名護市1泊)+レンタカー5泊付きで27,300円が基本で神戸空港指定で+500円、夕方便の指定で合計35,300円である。
2月5日(月)天気晴れ
家から空港まで2時間ちょいくらいで到着するが余裕をもって10時過ぎの電車に乗った。三宮でモノレールに乗り換えるので三宮で昼食をとった。神戸空港は小さいので荷物を持ってウロウロするときは大変便利である。飛行機はほぼ定刻に離陸した。席は翼の横で下界が見えなかったが機内はガラ空きであったので見える所へ移動した。
天気が悪ければ窓際に座っても何の楽しみがないが天気が良ければ下界が見えあきがこない。四国山脈には所々雪があった。2時間弱で沖縄本島が見えてきた。機内では電Dscf3278 子機器の電源は切るようにアナウンスしているのを聞いたがデジカメで一枚下界を撮影した。次を撮影しようとしたらデジカメは禁止と注意されたので素直にあきらめた。沖縄大好きのkenママさんのブログに機内から撮影した翼の写真があったので禁止とは思ってもいなかった。本当にデジカメを使えば飛行機の機器に悪影響を及ぼす恐れがあるのか真実を知りたいものである。
那覇に到着すれば気温21度とさすが南国だ。朝の家の水鉢には薄氷が張っていたのがうそのようだ。出るとき着ていたコートはじゃまになった。レンタカーの送迎場所に一番乗りに行ったが手荷物を預けている方が揃うまで20分以上待たされた。
レンタカーの会社は今まで何度も利用したことのあるト○べ○レンタカーであったので何も迷うことがないので安心だ。レンタカー屋さんは免責補償の一日当たり1,600円ほどであるが保険に入るよう勧めてきた。以前は入っていたが任意保険と言うことが分かったのでそれ以来入っていない。入れば何がどれくらい違うのか確認したところ事故を起こしたとき5万円助かるようだ。8,000円を払ってこれくらいであれば入るのがあほらしくなる。私は入りませんと断った。レンタカー屋さんは格安チケットのお客さんには入ってもらわねば保険屋からのマージンが無いので儲けが無いのは百も承知である。乗る前に車のボデーのキズの有無を確認したが6箇所ほど確認した。店はキズを付ければ休業補償と称して3万円を取っていながらまったくふざけた話である。キズを付けるお客は上得意の客で歓迎しているかも知れない。
車はクーラーをガンガン効かして豊見城ICから一路70キロ先の今夜の宿泊先のルートイン名護を目指した。法定速度は80キロであるが内地から観光に来ている皆さんはどなたもはるかに超過している。流れに乗り走行したがICから合流する所から覆面パトが出てきたので前の車にパッシングをして知らせてやった。所要時間1時間であった。ホテルの屋Dscf3283 Dscf3282 Dscf3284 Dscf3280 上にある露天風呂で汗を流し夕食は知り合いの居酒屋Aに1年ぶりに行き天婦羅の盛り合わせ、味噌汁、ご飯を食べた。店Dscf3297 Dscf3296 Dscf3293 Dscf3294 には可愛い女子大生がバイトをしていた。腹ごしらえができたので城(グスク)の飲み屋街へ行き1軒目のスナックPへ入った。ここのママさんとは10年来の知り合いなので安心して飲めるのが嬉しい。
ママさんは島唄が上手なので聞いているだけで楽しい。私も3曲ほど唄った。島唄は沖縄Dscf3304 で唄わねば気分が盛り上がらない。2軒目は階下にあるAYへ行く。ここも10年来の店であるが1年前に私の気分を害することがあり金輪際行かないと決めていたが問題のホステスさんはすでに辞めていると知り入ったのである。
ママさんは居酒屋とスナックを経営しているので居酒屋を閉めてスナックには1時半頃にお出ましになった。見える前に最近は朝の5時、6時まで開けていると聞いていたので初日からそんな時間まで飲めば金も体力ももたないので2時過ぎに腰を上げた。
カウンターで対面で飲めばそんなに飲む量はたいしたことはない。ボックス席に座り私一人にホステスが3人も付けば悪い気はしないがボトルの1本はあっと言う間に空になる。これが2本、3本となれば請求金額は3万円はくだらない。最近は酔いすぎないよう細心の注意を払っている。少しは賢くなっているつもりだ。

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