ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

中村紀洋選手のドラゴンズ入団を祝う

2007-02-26 12:04:22 | スポーツ

Obb0702260501ns_1 オリックスを自由契約になり、どこの球団からも声がかからず宙ぶらりんになっていた
中村紀洋選手(33歳)が中日と育成選手契約を結んだ。沖縄北谷でドラゴンズのテスト生として15日から二軍のキャンプに参加していたが入団テストに合格し昨日入団発表があった。かつて年俸5億円を稼ぎ、通算319本塁打を放っている男がたったの400万円からの再出発なのだ。昨季2億円の1/50だ。背番号は今までみたこともないような「205」である。オリックスの8,000万円の契約更改をけってその結末であるがこれは彼のこれからの人生で反省を含めてプラスになると思っている。入団会見で中村選手は「やっとユニホームを着られるだけで嬉しい。野球小僧として頑張りたい」と決意を語ったがその顔はやったるでと言う顔であった。しかしこれから最低1年は彼がかって経験したことのない苦難が待ち受けている。年棒400万円は月給約33万円はサラリーマンの平均給与より少ない。口では中村選手は「お金じゃないですから」と話したが果たしてそうであろうか。何よりも頭が痛いのは今年収めなければならない所得税だ。今年の所得税は昨季年俸の2億円がベースなので40%として8,000万円納めなければならない。他人ごととはいえ気になる。彼は現在の育成選手の身分では二軍の試合しか出れないが6月末までに支配下選手に登録されれば一軍の試合に出ることができる。中日の支配下選手は69人で、残り枠は1つ。中村選手は登録期限の6月末までに1軍昇格を目指すが私の予想では開幕早々には登録されるのではと思っている。今年プロに入ったような選手とは、ものが違う。守備はうまいし、ホームランも打てる。1軍に昇格しても、1軍最低保障の1500万円までしか手にできないのが現実であるが身から出たサビなのでやむおえまい。中日ドラゴンズはもうけたと心底思っていることであろう。我がタイガースにとって彼の一軍での活躍が頭痛のタネにならなければいいが。中村選手は今まで契約更改は代理人を立ててやっていたがオリックスとの交渉がこじれた反省から、すでに代理人との関係を解消したそうだ。早い段階で自分が交渉の席にたっていればこんなことにはなっていなかったであろうが済んでしまったことだ。彼のフルスウィングのホームランを早く見たいものだとワクワクしている。ジャイアンツ戦であればいくら打ってくれてもかまわない。タイガース戦は負け試合だけにしてくれないか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする