4月9日(火曜日)
元同僚の女性は京都五条に住んでいる。渡したい物があるので、どこに行けばよいかと聞けば「五条大橋の鴨川の河川敷」の返事が返って来た。犬を飼っているので、10時半から11時過ぎまで、犬と散歩をしているとのこと。家を9時過ぎに車で出発した。道路は混んでいなく45分ほどで到着。右岸の河川敷に降りてぶ~らぶら。橋のたもとには記念碑「扇塚」
青サギが置物のように立っている。
鴨川には名前の通り「カモ」が沢山泳いだり、石の上で羽根を休めている。
左岸では花嫁、花婿の写真を撮っている。
こんな所で撮らなくても、京都市内にはもっと良い景色の場所があるのに何で?
五条大橋を渡り左岸に行った。堤防には沢山の桜の木がある。ソメイヨシノは、だいぶ散っているが、シダレサクラは鑑賞には耐えれる。
堤防にはこの他、ユキヤナギ、ボケ、ヤマブキなどが咲いている。
河川敷を見ると、見覚えのあるスタイルの女性が、犬を連れて歩いていた。
彼女に間違いないようだ。河川敷に降りると、犬の散歩をしている皆さんが集まり談笑をしていた。そばに行くと「Hさ~ん」の声が。やっぱり彼女だった。右岸で青サギの写真を撮っているのは、私ではなかろうかと気がついていたようだ。
周りには犬、犬、犬。一体何匹いるのかな?1.2.3.4.・・・。
12匹はいる。どの犬も小型犬ばかりだ。餌をもらえる男性には、犬はよくなついている。飼い主と同じくらい言うことを良く聞くそうだ。井戸端会議ならぬ犬端会議だ。差し上げる物を渡して「帰るわな」と言うと、「これから犬を離すので見て帰って。あのハトに餌をやっている人の所に走って行くよ」と理解不能のことを。綱から手を離すと、犬は80メートルほど先の男性にまっしぐら。男性は持っているパンらしき物を与えている。「この犬はあの男性が一番好きです」と彼女は言う。畜生も人間も同じだ。自分の欲しい物がもらえれば、好きになってしまうは当たり前。
これだけの方の愛犬家が、毎日集まるとは恐れ入りました。朝の1時間の散歩も、さぞかし楽しいことでしょう。
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