ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

近江ちゃんぽん食ったドー!

2015-10-07 04:35:47 | 食事処

10月6日(火曜日)
月に1~2度行く滋賀県大津市。琵琶湖大橋の西詰の道路沿いを走ると、「創業昭和38年 ちゃんぽん」の大きな看板が目に入ります。

しかしボ~っと走っていれば、いくら大きな看板でも目に入りません。何年も前から通っているのに気が付いたのは、ここ何カ月前のことです。創業昭和38年から現在まで続いているならば美味しいはずです。一度食べてみなくちゃ。ようやく本日の午後2時過ぎに入店しました。
”ちゃんぽん”と聞けば「長崎ちゃんぽん」しか浮かびません。しかしこの店は「近江ちゃんぽん」を名乗っています。この店の一番人気メニューは「近江ちゃんぽん」です。
「何に致しましょうか?」 「近江ちゃんぽんと半チャーハンセットをお願いします」
テーブルの横にはメニューの数々のシートと、長崎ちゃんぽんと近江ちゃんぽんの違いを記しためくりのシートが置いて有ります。

一体何が違うかとめくって見ました。

「麺」原材料の唐灰汁(とう-あく)を使う長崎ちゃんぽんとは異なり、近江ちゃんぽんはかんすいを使用した中華麺を使う。
「スープ」豚骨や鶏がら出汁の白だくした長崎ちゃんぽんと違い、金色のスープが近江ちゃんぽんの特徴。
総合して言えば、近江ちゃんぽんは関西和風ベースで、長崎ちゃんぽんは中国料理ベースです。

よだれを垂らして待っていると、「近江ちゃんぽんと半チャーハンセット」が運ばれて来ました。

さぁ食べましょか。「いただきます!」
麺の太さは長崎ちゃんぽんに比べると細いですね。私はこれくらいが好き。出汁も濃厚ではないので、これまた好き。女房は「酢をレンゲに1杯入れれば味がまろやかになる」と書いてあったので入れました。

いかがかな 「ん!まろやか~(^^♪」
守山の「グラバー亭」で食べた長崎ちゃんぽんは野菜が山盛りでしたが、ここはそれほど多くは有りません。要するにこの店は、お好みに合わせてトッピング出来ると言うことです。
モチロンこれは無料ではございませんよ! 野菜大盛りはプラス170円。チャーハンも美味しくいただきました。ちなみにお値段は、半チャーハンセット950円。近江ちゃんぽん並盛702円。

ご馳走様!
ちゃんぽん亭総本家は、昭和38年彦根市に開業した 『麺類をかべ』が発祥となる近江ちゃんぽん・中華そばの専門店です。メニューも豊富で、次に行ったら何を食べようかと迷うほど有ります。
駐車場も広く(蔵すしと共用)出入り口は2か所あるので便利です。お気に入りの一店に追加しましょうね。

【お店情報】
ちゃんぽん亭総本家 堅田店
・住所: 〒520-0243 滋賀県大津市今堅田2丁目39?23
・電話:077-573-6433
・営業時間:11時00分~23時00分(L.O.22:30)
・年中無休

【参考:唐灰汁(とう-あく)】
 炭酸ナトリウム、炭酸カリウムを配合した薬品。長崎のちゃんぽん麺のほとんどは小麦粉にこの唐灰汁が入った唐灰汁麺。昭和初期に上海から伝わった麺作りに欠かせないこの唐灰汁は薬品のため、これを作るには許可が必要。現在この営業許可を持って唐灰汁を製作している人は、長崎市内の製麺所にわずか4人しかいない。唐灰汁麺の魅力は一番に独特の風味を持った味わい。また、消化を助け、さらには食欲を増進する優れもの。防腐、殺菌の作用もある。餃子やワンタンの皮や饅頭の原料にもなっているということも知られざる事実。端午の節句に戴く長崎特有のちまきにもこの唐灰汁がたっぷり入っている。

コメント
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