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ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

訃報は突然やってくる

2013-08-04 04:30:23 | 葬式

7月31日(水曜日)
阪神タイガースが勝利した翌日は、爽やかな気分です。スポーツ新聞を読んでいる所に電話が掛かって来ました。時計を見ると5時半過ぎです。
こんな早くからの電話は、親類の誰かが亡くなったか、息子に何かあったかの電話です。電話を取ると妹からの電話で、「従兄」が深夜1時に亡くなったの連絡でした。
話しによると、昨日急に体調に異変が生じ救急車で入院したそうです。付き添って行くものの、親子で無いので、本当の事は医師は言ってくれません。
後で判明したのは、「今夜が山」と家族が到着したとき、医師は告げていたとのこと。妹が言うには7月31日は「従兄」の74歳の誕生日。こんなことが有るのですね。
誕生日であれば、「誕生日おめでとう!」のはずが、この言葉を聞かずにあの世に旅立つとは、まったくお気の毒です。
通夜は今日は無理と思っていましたが、昼前に連絡があり通夜は31日で、告別式は8月1日とのことでした。とにかく葬式の後の宿の予約をせねばなりません。我が家の常宿、国民宿舎「水明荘」を予約出来ました。これが土曜であれば満室で、きっと断わられたことでしょう。通夜の参列は時間的に無理なので、告別式には行くと告げ電話を切りました。故人の奥さんは、10年ほど前に交通事故に会い、交通事故の被害者で半身不随の車椅子生活です。昨日まで二人暮らしで、旦那さんが食事やら洗濯、掃除をやっていました。
これはえらいことです。告別式は11時からなので、翌朝5時半に車で出発しました。鳥取県のこれから行く所には、「大雨警報」が発令されています。大雨を求めて突っ込んで行きました。もう直ぐ到着と言うのに、高速スピードでワイパーを作動させるも、前方が良く見えません。天気予報は大当たりです。
9時に弟宅に到着すると、雨が上がり傘は不要になりました。あの大雨の中を通ってきたのに、「これは何?」まさかの思いです。11時からの告別式に会わせ、10時に告別式場 「JA鳥取中央メモリアルホール報恩舎」に出発。車で25分ほどの距離です。今日は二組の葬式の案内が出ています。1組目は8時半開始と、都会ではありえない早い時間です。
11時から始まった告別式も、12時過ぎに終わりました。その後、4月に採石場跡地に新しくオープンした、 「鳥取中部ふるさと斎場」で火葬です。
1時間半後に故人は、骨になって再び現われました。その後、お寺さんで49日の法要です。

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普通よくあるのは、初七日を引き続いて行われますが、49日までやるのは初体験でした。これは喪主を務めた長男が遠方と言うこともあり、また母親も近々長男の所に引っ越しをせねばならないので、やったとのことです。
本堂で読経とセミの鳴き声の競演です。ヒグラシの「カナカナカナ♪」の鳴き声が、もの悲しく聞こえます。その後再度葬式を行ったメモリアルホールで仕上げです。
火葬場で、お昼の弁当を頂いてから2時間ほどしか経っていないので、お腹はまったくと言っていいほど空いてはおりません。それこそ半分も食べれませんでした。
仕上げが終われば、時間は6時になっています。今夜の宿「水明荘」で温泉に入り、湯ったりしました。しばらくすると、弟夫婦が部屋にやってきました。弟は飲んだらシャワーだけと、もしものことを考えて風呂には入らないと言っています。持込の缶ビールを二人で飲みましたが疲れがドット出て来て、途中で布団の中にもぐり込みました。目が覚めれば、弟夫婦は帰っていました。途中に目が覚めれば、飲んで睡魔を待つしかありません。冷蔵庫に入れていた5缶が無くなり寝ました。
翌朝は9時から納骨でしたがパスしました。亡き友人の仏壇に線香でもと立ち寄りましたが、生憎留守で残念です。今日はグラウンドゴルフの発祥の地「泊」で大会があり、その歓迎のノボリが道路沿いに立っていたので、ひょっとして留守ではなかろうかと想像はしていました。友人の奥さんはグラウンドゴルフ愛好家で、昨年も大会のお手伝いをしていました。父母の墓前に参り一路京都へ。夕方であれば中国道も混みますが、昼間の東行きはス~イス~イ。予定通り12時過ぎに帰宅できました。
男の健康寿命は平均74歳位と聞けば、今が私の「華」ではないでしょうか。目の先には、下り坂が待ち受けているようです。
長く人生を楽しみたければ、体を鍛え、ストレスを溜め込まないよう心掛けをせねばと肝に銘じています。

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喪服はこの所、大忙しです

2013-05-23 01:15:07 | 葬式

5月22日(水曜日)
4月の上旬に親類の叔父さんが亡くなり、同時期に隣組の方が亡くなり通夜、告別式と喪服は大忙しです。そして5月になれば、先週末は鳥取の母の3回忌。そして今日は叔父さんの49日で法要に招かれ、喪服は休む暇がありません。喪服に同情してやりたい所ですが、喪服より私の方が大変です。
今日の法要は11時からでしたが、電車が10分ほど遅れ、親類の家に到着すると11時ジャストでした。玄関に入るとお経の声が聞こえて来ました。正に今始まったところです。同じ仏教でも宗派によって異なります。有り難い御経は、ビックリするヒマもない15分でした。鳥取では約1時間の丁寧過ぎるお経でした。比較しようにも、比較すればバチが当たります。従って本日の法要は、あっと言う間に終わりました。本日の仕上げ膳は、動くことなくその場でいただきました。
故人の遺言は、「私が亡くなったら盛大に飲んで食べてくれ」との挨拶が有り、故人を偲んで美味しい料理をいただきました。
京料理 寿司 松廣さんの料理は、さすが京都です。京料理は器を見るのも楽しみの一つです。皆さんに、これ見よがしに画像を見てもらうのは不本意ですが、致し方有りません。

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料理は口で食べるのが当たり前ですが、せめて目で食べて下さい。
料理にほうずきが付いていましたが、そんなものは「膨らまして遊ぶもの」しか思っておりません。ところがこれがメチャ甘くて美味しいのです。

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世の中には食べれるほうずきがあるんです。本日食べたほうずきと姿形は同じでしょう。
京料理は繊細です。少しの量ですが、色々と工夫を凝らしています。手毬寿司も、食べるにはもったいないくらい可愛いので、まずは目で楽しみ、最後にいただきました。

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ダブルで旨い寿司でした。

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葬式

2013-04-08 02:50:52 | 葬式

4月7日(日曜日)
4人の孫、5人のひ孫を可愛がっていた叔父は天国に旅立ちました。
お酒をこよなく愛していたので、息子はストローのついた小さなお酒のパックを口元に置き、声をかけました。思わずこちらも涙が出てきました。
最後は皆さんが葉っぱを1枚持ち、それをお酒につけて口元に。感動的でした。
火葬場で初めて見たのは、棺おけには釘が打ち付けられていません。それは骨壷に入らなかった骨は共同墓地に埋葬するので、金属類が混じると取り除くのが大変です。それが理由ではないのかな? 市営の火葬場なので、京都市の方針でしょうね。
引き続き初七日をやるのかと思っていましたが、遅くなり過ぎるので、別の日にやるとのこと。骨上げが終わったのは5時前でした。
仕上げは生前に、家族で度々利用していたホテルでありました。その部屋は東山が一望できる部屋です。息子いわく「この部屋がお気に入りでした」。
窓際に遺影を置き、そばにはグラスに入ったシャンペンが置かれています。「生前から仕上げは陽気に飲んでやってくれ」が希望だったようです。
美味しいハイカラな料理の数々をいただきました。

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帰りには遺影に向かって息子さんと「乾杯!」。
帰宅すると10時です。3日連続の葬儀は疲れました。そのままバタンキュー。1時過ぎに目が覚めました。

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訃報は突然やってくる

2013-04-06 03:04:51 | 葬式

4月6日(土曜日)
面白いというか、珍しいことが起こるものです。3年前に姪っ子が我が家に泊に来た時、親類のオバが亡くなりドタバタ中でした。今夜姪っ子が鳥取から遊びに出てくるのですが、またも昨日叔父が亡くなり、今日は通夜で明日が告別式です。しかもこの叔父とオバは夫婦です。
不幸が重なる時は重なるもので、昨夜は隣組の方が亡くなり通夜でした。隣組はお手伝いで、受付をしました。今日の告別式も受付の予定です。
告別式が終われば夕方から隣組は、「初七日」に参列予定でしたが、今夜は叔父の通夜なので断わりを入れました。
ラッキーというか助かったのは、隣組の組長を3月末までやっていました。3月末までに隣組に不幸があれば、組長は各家を回り連絡せねばなりません。
これも一苦労です。夕方には隣組の皆さんで、お悔やみに行きます。平日の昼間は、出かけたり共働きの家もあり、連絡がつくまで落ち着かないものです。
訃報はいつ舞い込むか分からないから難儀です。明日はひょっとしてわが身か。そうならないよう祈るしかありません。
最後の花見もパー。京都御所の春の一般公開に行く予定もパー。夏野菜の畑の準備完了予定もパー。競馬「桜花賞」もパー。自分のパーは棚に上げときましょう。

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法事

2012-04-15 19:37:56 | 葬式

4月15日(日曜日)
今年亡くなった親類のオバサンの法事に、朝早くから出かけた。伏見稲荷のそばの 「石峰寺」  で10時から始まる。 「石峰寺」  には初めて行った。
門が宇治の萬福寺とよく似ている。行ったことも見たことも無いが、竜宮城のようだ。

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10時から本堂で、お坊さんの読経が始まった。

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お坊さんは立ったまんまで、大きな木魚(もくぎょ、杢魚とも)を叩きながらお経を唱える。20分ほどしてから順次焼香をして、寺での法事が終わった。
仕上げ膳は五条の「はり清」に行くのだが、時間がまだ10時半なので境内を散歩した。

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境内には 「五百羅漢」  があった。一般客は300円の拝観料が必要だが、我々は無料で見ることが出来た。「五百羅漢」の撮影、スケッチは禁止の立て看板があるので、残念ながら画像は無い。
「羅漢石仏」は、どれもこれも穏やかな表情だ。石は柔らかいのか、ヒビの入っている石仏もある。
お昼前に 「はり清」  に到着した。

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老舗の料亭のようだ。着物を着た、たくさんの女性が出迎えてくれた。法事と言えば一般的に年寄りが多いので、部屋は畳の上に椅子席 が設けられていた。
出てくるどの料理も京都らしく品がある。さすが京料理350年の歴史のある店だ。

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大食いの人間にとっては量が少ないので、少々物足りないことだろう。見た目を重視している。 花海棠 (はなかいどう)  を添えた料理も出てきた。兜を開ければタケノコが出てきた。

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花海棠 (はなかいどう)は食べるものではなく見るだけだ。出された料理は、すべて美味しくいただいた。私にとっては、これくらいの量で良かったが、隣の席のオジサンは、ご飯のお代わりが出来なく不満の顔を見せる。話を聞けば、故人のオバサンは遺言で、葬式の祭壇はこれくらい。法事の仕上げ膳は、Aの店かHの店でやること。など全て指示をしていたそうだ。このオバサンは電器屋さんを長年に渡り仕切っていたので、普通のオバサンとはちょっとばかり違う。またグルメ通なので、食べ物の店も詳しいようだ。ちなみにこの店の夜のおまかせコースは、お一人様30,000円がある。お金が有り余っている方は是非どうぞ。余りないとおっしゃる方は、お昼のランチコースはいかかが?一番安いコースで、お一人様約6,000円だよ。
法事が終わり帰宅すると3時半だった。気になっていた阪神ー中日戦は、46歳の山本に軽くあしらわれ0行進だ。こりゃ本日は完封負けを覚悟した。
こんな予感は当たらなくても良いのに、当たってしまった。クソッ!

【豆 知 識】
百丈山石峰寺は、江戸中期の正徳3年(1713)に黄檗宗萬福寺(宇治市五ヶ庄)の第六世千呆性�宇(せんかんせいあん)禅師により創建された禅道場が始まり。本堂裏の竹林に並ぶ「羅漢石仏」が特に著名。それら石仏は江戸中期の画家伊藤若冲(じゃくちゅう)が下絵を描き、石工に彫らせたもので、約500体並ぶことから「石峰寺五百羅漢」と称されている。

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