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ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

告別式

2015-02-10 00:46:05 | 葬式

2月8日(日曜日)
訃報は突然知らされます。昨夜は親類の通夜で、今日は告別式です。昨年の3月に旦那さんが90歳で亡くなられ、1年も経っていません。
今回の奥さんは85歳で、日本人の女性の平均寿命です。6年ほど前にボケが始まり、特養ホームで過ごされていたようです。
告別式は1時開始ですが、葬儀場には11時集合です。
昼膳をいただき開始の1時を待ちます。1時から告別式が始まりました。今回も住職は女性です。娘さんも僧侶で、二人とも女性は珍しいかも知れません。昨年は住職になって1年未満だったので、葬式は3回目とのことでした。場数を踏めば、お経も上手になっています。男性と違い女性二人で読経すると、時にははもります。
不謹慎ですが、お経が気持ちよく聞こえ子守唄になりそう・・・。
今回は家族葬とのことで、参列者は前回の叔父さんに比べ1/4ほどでしょうか。もっとも前回は喪主が定年前だったので、沢山の方が参列されていました。
2時に出棺。火葬場まで送ります。宇治の斎場までの道は、茶畑が続きます。

斎場は一組だけです。骨上げまで70分ほど待たねばなりません。この1時間ほどの待ち時間は長く感じます。麻雀の1時間は、それこそアッと言う間に経ちます。4時前に係りの方が見え、骨拾いです。火葬場の方が懇切丁寧に、これはどこの骨と説明し、参列者の皆さん全員で骨壷に二本の箸で入れていきます。4時20分に葬儀場に帰って来て、それから初七日が始まりました。5時から仕上げ膳をいただきました。
車で来ているので、お酒は飲めません。ノンアルコールでガマンしましょうね。次々に出てくる会席料理は、どれも美味しく全部平らげお腹はポンポン。

平均寿命をクリアした方の葬式であれば、天寿を全うしたと思え、涙はそんなに出ません。
わが身ににも「終活」の二文字がちらついています。ボケ防止は、二人ともパズルをやったり、能の活性化に励んでいます。どちらもまだ入院するような病気に掛かっていないのが救いです。私が倒れたら、それこそ一大事。家の中がわやくちゃになってしまいます。無茶遊びは謹んで、せめて80歳までは、このままの状態で暮らしたいと願っています。
体を鍛え、頭をさび付かせないよう頑張りましょね。

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葬式

2014-11-02 01:35:16 | 葬式

11月1日(土曜日)
今日は昨夜に引き続き葬式のお手伝いです。1時から始まるので、1時間前の12時に式場に集合です。車から下り式場に入る瞬間、「無い・・・」。首を触るも絞めているはずのネクタイが有りません。片道15分かけて家に取りに帰りました。それにしても葬式になると、あれやこれやと事件を起こします。数えてみましょうか。
1.靴下を結婚式用と間違えた。
2.葬儀場を間違えた。
3.女房のネックレスを数珠と間違えた。
4.数珠を持っていないことに気づきスーパーで買った。
5.焼香のとき靴の底が外れて靴を買った。

オッチョコチョイの性格は死ぬまで治りそうにも有りません。

無事12時半に受付に着席しました。私の役目は、香典台帳に氏名と受け取った香典の金額を記帳します。香典袋の金額チェックは別の方が担当です。町内の71人の方を受け付け、最後に焼香です。100人ほどの参列者式でしたが、式はスムーズに運ばれ1時間10分ほどで出棺を見送ることが出来ました。
一旦帰宅し、4時前に再び隣組の皆さんが集合し、初七日の法要に参加しました。式の時間は40分ほどで、最後に隣組の皆さんで輪になって”数珠送り”をやりました。
本来は百万遍回すそうですが、本日は短縮して10分でした。数珠送りは、皆で阿弥陀如来のいるお浄土に行くことを願い送ります。
法要が終われば仕上げ膳をいただきました。日本料理 一心さんの10数種類の料理は、何も残すことなくすべて美味しくいただきました。
食べ終わった頃を見計らって、喪主の姉の旦那さんがサプライズで、 「オー・ソレ・ミオ」 を歌ってくれました。それはそれは、この動画  と負けず劣らずのバリトンのしびれる声です。想像を絶する声量には皆さん拍手喝采です。2年半前のこの家の爺さんの初七日に歌ったので、2度目とになります。山口県で歯科医をやられている64歳ですが、独身時代から歌一筋でやっているだけあって聞かせてくれました。アンコール!の声に応えて今度は息子夫婦で、 オペラ椿姫 を歌いました。これまた上手です。
お寺の坊さんのお経も声量が豊かで、通りがいいのですが歯科医も負けていなく、こっちの方が耳に残りました。
酒を注ぎに来られたので、「坊さんと張り合っているんですか?」と聞けばやはりそうでした。坊さんのお経は地元では定評が有りますが、歯科医に軍配を上げましょう。
ご馳走をいただき、おまけのサプライズの歌で本日の疲れもふっ飛びました。

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2年半ぶりの隣組の”お葬式”

2014-10-31 23:05:56 | 葬式

10月31日(金曜日)(夜の部)

昨日隣組のお婆さんがお亡くなりになりました。享年85歳。女性の平均寿命と同じです。数日前には若嫁の卓球仲間が、突然くも膜下出血で亡くなりましたが、これは聞くも涙、語るも涙です。旦那さんは夜勤で出勤し、家には奥さんと小学生、中学生の三人です。子どもは二階に上がり寝ましたが、奥さんは台所で家事をやっていたようです。この時、病魔が襲ってきて倒れるも誰も気づいてくれなく朝を迎えました。第一発見者は子どもさんで、救急車を呼ぶもすでに息は有りません。誰か直ぐに気づいてくれれば、命は助かったかも知れません。享年42歳。我が家の独身息子よりも年下と聞けば、歳は関係なく死は突然やって来ます。残された家族の今後のことを思えば、やりきれません。
田舎では、今も昔も隣組の方が亡くなれば、隣組の皆さんはお手伝いをします。今夜の通夜は受付をしました。2年半前も同じ役だったので、要領は手馴れたものです。今夜は通夜なので、香典を持って来られた方は60人くらいだったでしょうか。香典は同じ地区の方は3,000円、知り合いとか隣組は5,000円が相場です。明日の告別式も12時から受付です。今夜よりも少しは忙しいかも知れません。都会のマンションにお住まいの方は、同じマンションの方が亡くなっても、多分お手伝いはしなくて良いでしょうね。田舎は男は会社を休んでもお手伝いせねばなりません。こんな風習はいつまで続くでしょうか。息子の代になれば変わっているかも・・・。

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理想的なこの世との別れ

2014-03-07 02:42:47 | 葬式

3月6日(木曜日)
親類の方が亡くなり、今日は葬式です。1時開始ですが、葬儀場には11時集合です。
亡くなった方は、父の妹が後妻に行った家の弟さんです。話を聞けば、理想的なこの世との別れと言っていいでしょう。亡くなった方の誕生日は「2月29日」です。29日は今年は有りません。2月であれば誕生祝いを2月の28日にしても良さそうですが、現実は3月1日にやっているそうです。
90歳の誕生日を迎え、3月1日にデイサービスでやる予定が、吐血で中止になりました。翌朝起こしに行くと、すで冷たくなってあの世へ召されていたそうです。
喪主の方が回顧していましたが、「生前父は周りに迷惑をかけないが口癖でした」。
これぞ正しく、「理想的なこの世との別れ」と言っていいでしょう。
亡くなった方は農業一筋65年。小学生の田植え体験など、地域に貢献されたいたようです。我が家にも、沢山の野菜を届けていただきました。とにかく頂く野菜は、どれもこれも大きくて立派です。金時ニンジン、小芋は、正月前に頂くのが楽しみでした。実際に畑にお伺いして、教えてもらおうと思っていましたが、機を逸しました。
やはり農業をやらなくなると、体力、気力が萎えてくるようです。昨年末のあたりから、気力の衰えが顕著になって来たそうです。私の産みの親がそうでした。この元気さであれば、100歳は生きるのは間違い無いと、周りの誰しも思っていました。人間の平均寿命は、ええかげんでは有りません。
70歳、75歳、80歳、85歳、90歳と加齢と共に体力の衰えが感じてくるそうです。その領域に入らねば、実感するのは無理と言うものです。
「70歳になれば、ガクッと落ちるよ」は、何度も聞いた話です。京都市内には100歳を超えて、100メートル走で世界新記録を樹立した、化け物のようなお方もいます。水泳でもマスターズで、90歳を超えた方を見たことが有ります。男性は79歳とちょいが平均寿命です。健康寿命になると74歳とナンボかです。
考えると、我が人生の終末は目の前では有りませんか。急がなくてはと気ばかりあせります。何をあせるの?
楽しいことをもっともっとやりたいと、あせるのです。

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友の訃報

2014-02-03 04:45:41 | 葬式

2月2日(日曜日)
朝一番に中学の同級生、圭子さんからメールが来ました。
関東在住の中学の同級生、重貞君が亡くなったとの知らせでした。重貞君とは何年か前に関東で、中学の同級会があり、そのとき顔を見たきりです。
話しによれば、どうも孤独死だったようです。数年前に奥さんに先立たれ、1人で生活をしていたそうです。奥さんに先立たれるほど、男にとっては辛いものは有りません。お互い元気でいる間は、先立たれるとかそんなことを考えたりはしません。中学の同級生、高校の同級生も奥さんに先立たれ、再婚をした者もいます。
50代、60代で、奥さんに先立たれた男が長生きしようとするならば、再婚するのが良いかも知れません。これが女性であれば、旦那さんが亡くなっても、今まで以上に元気になる方もいます。
また60代で旦那さんが、奥さんの介護をしている方を、何人も知っています。これも男にとっては大変です。料理も一から覚えなければなりません。
知り合いの訃報を聞けば、少なからずショックを受けます。圭子さんは訃報を聞いた昨夜は、寝つきの悪い夜だったとのこと。
明日は我が身です。心して生活しましょう。重貞君のご冥福を祈ります。
合掌

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