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ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

うるう年の命日

2012-02-29 10:01:10 | 葬式

2月29日(水曜日)
今日は4年に一度のうるう年。昨夜夫婦で話していたのは、「29日に亡くなったら命日は4年に1回しか来ないね」。29日の命日は確かに4年に1回だが、法事のことを考えればそうはいかない。
一応調べてみたが決まりはないようだ。2月28日にする人、3月1日にする人とバラバラが現実だ。それでは誕生日であればどうなるか。日本の法律では、平年の誕生日は2月28日とみなすことになっている。
朝早くから電話が鳴った。愛妻が話している内容を聞けば、誰かが亡くなったようだ。
「誰が亡くなったの?」 「本町のおばちゃんが深夜亡くなったんだって。通夜は明日で、葬式は2日」
現実に29日のうるう年が命日の人が目の前に現れた。今日も喪服。明日も喪服。葬式はこちらの都合はおかまいなしにやってくる。
合掌

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葬式になれば舞い上がるボク

2012-02-29 03:20:54 | 葬式

2月28日(火曜日)
今夜は、またまたご近所の方が亡くなり通夜だ。今年になり喪服の休まるときが無い。亡くなった方は昨年爺さんが亡くなった時、神主を務めてもらった神職だ。秋から体調が思わしくないと言っておられたが、こんな早くに亡くなるとは想像していなかった。生前は毎日1時間歩いて健康には気を配っておられたのに・・・。胃に穴が開いたとか聞いたので、ストレスを相当ためていたのかも知れない。この方は愚直なほどマジメな方だ。年齢はまだ75歳前後で、亡くなるには少しばかり早過ぎる。
通夜は7時からと電話で聞いていたので、6時半に式場に着くよう出かけた。式場の駐車場に車を置き、そこから式場までマイクロバスで送ってくれる。駐車場に行くも1台も車が駐車していない。マイクロバスに乗ったが、私以外誰も乗っていない。おかしいなと思いながら運転手の方に尋ねた。「通夜は何時からだったでしょうか?」「6時からですよ」
えらいこっちゃ。通夜が終わってしまう。ホールに着き急いで記帳した。ふと横を見れば坊さんがお経をあげている。神道は坊さんではなく神主だ。参列者は少なく家族葬のようだ。あちゃ~式場を間違えたぞ。慌てて記帳した名前住所を抹消した。受付の方に「スミマセン式場を間違えました」と言って飛び出した。玄関にマイクロバスが待っていてくれたので、駐車場へ引き返してもらった。ここでも運転手の方に平謝りだ。
この所、脳の指令と行動が不一致で、葬式になると失敗をしてばかりだ。数珠を忘れたり、靴下を間違えたり。でもね。どれもこれも、人様に迷惑をかけていなく笑って済ませれる失敗は許してもらいましょう。今夜はオマケがもう一つ。出かけるとき手に持っている数珠を愛妻が見つけた。 「何持っているの?」と言う。 「・・・・先日数珠を忘れて、それが頭に残っていて無意識に反応したんとちゃう?」と答えた。神道は数珠はいらないのだ。

「何やっといだいや この子は」と天国の母の声が聞こえてきた。「そがなこと言っても親に似ただがや」と返事をしておいた。

コメント (2)
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若い人が亡くなるとツライなぁ

2012-02-11 22:37:17 | 葬式

2月11日(土曜日)
隣組では無いが、同じの方が亡くなったので昨日葬式の連絡に来られた。○○さんの息子さんと聞いたが、家から少し離れているので見たことがない。今年になって喪服を着るのは4回目になる。通夜へ行くと遺影が娘さんだ。あちゃ聞き間違えてしまった。小声で言われたもんで、”息子さん”に聞こえた。ムスと聞けば、男はムスコと聞こえて当然か。
通夜から帰り愛妻にそのことを話すと、誰かさんに「息子さんが亡くなったそうよ」と言ってしまったらしい。
遺影は成人式の晴れ着を着ていたので、きっと20代だ。こんな若さで先立たれると、親はさぞかしつらいことだろう。やっぱり順番がいい。
見たことがなくとも、若い方の遺影を見ると可愛そうでたまらない。安らかにお眠りください。
合掌

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法事

2012-01-25 21:04:13 | 葬式

1月25日(水曜日)
今日は親類のおばの三回忌の法事に出かけた。電車の中で数珠を忘れたことに気がついた。我が家は神道なので数珠は不要だが親類は仏教だ。ボケ~としていればついつい忘れてしまう。藤森駅を降りると10時30分を過ぎている。法事は11時なのでどこで数珠を買うかアセル。最悪の場合は数珠無しで行くことを覚悟した。
こんな時に限ってタクシーがつかまらない。ようやくタクシーを捕まえた。息子が100均で数珠を買ったことを思い出し、「100均の店がこの近くにありませんか?」と聞いてみた。「知りませんね」「師団街道のダイエーまでお願いします」 店の駐車場でタクシーに待ってもらった。
ダイエーに飛び込み案内係りに数珠売り場を尋ねた。3メートル先の香典袋売り場に、一緒に売られていた。数珠を見てホッ。1,150円お買い上げ!
11時寸前に親類へ到着し間に合った。ハラハラドキドキが収まったが、和尚さんは10分経過、20分経過するもやってこない。あわてふためいたのがバカみたい。
寺に電話すると寝屋川方面に行っていて遅れるとのこと。過去に和尚さんが法事の日を忘れていた前科があるので、長男はヤキモキしている。
11時半過ぎにようやくお見えになった。お経はそんなに長くないと聞いていたので、気分は楽だ。そんなに長くないは本当で、12時に終わった。鳥取での法事のときは丁寧なお経で、1時間コースだったので正に半分だ。幼児が三人いると子持ちの親には短い方が喜ばれる。
お経が終わり和尚さんは皆さんに 「一期一会(いちごいちえ)」 の話をしてくれた。
この言葉は井伊直弼が初めて使った言葉だそうだ。お茶会で誰を招くか、器はどれにしょうかと考える。それこそ組み合わせは幾通りもある。
一期(一生)に一度だけしかない出会いを大切にしようとする心から生まれた。
本日の三回忌も「一期一会の三回忌と言えます」と和尚は言う。次の7回忌には私がいるとも断言できない。そして本日お参りしている方が揃うとも限らない。
なるほど。「一期一会」の言葉は、井伊直弼が初めて言ったとか、茶道におけるお茶会の心得から生まれたなんて初めて知った。
本当に知らないことは山ほどある。
貴女、貴方の出会いも「一期一会」。大切にしましょうね。
仕上げ膳は「かに道楽」で、それこそカニカニ攻めにあった。

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男も女も黙ってモクモクと、身をほじり出している。最後の方になれば、「邪魔くさいなぁ」の言葉が聞こえてきた。

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帰るときは頭上に両手でVサインを出し、横歩きで帰宅したのは言うまでもない。

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お葬式

2012-01-17 20:17:10 | 葬式

1月17日(火曜日)

今日は淡路、神戸大震災発生から17年になった。月日が経つのは本当に早い。地震で出来た家の壁のヒビを見るたびに、あの日のことが思い出される。
4時過ぎに目が覚め、新聞を読んでいると震災が発生した5時46分になった。正座し西を向いて1分間の黙祷をささげた。
テレビでは神戸市中央区の公園、「東遊園地」が映し出され震災で家族や友人を亡くした人たちが集まり、震災の日付「1.17」の形に並べられたろうそくに火をともし黙祷をささげていた。 ”災難は忘れたころにやってくる” を胆に命じ暮らしましょう。

隣りの家の方が亡くなり今日は葬式だった。隣組なので通夜、告別式とも連日受付を担当した。隣組のしきたりは、隣組の方が亡くなれば男性は会社を休んででもお手伝いをせねばならない。近年は自宅で葬儀をする家は少なくなったので、昔とは事情が異なりそこまでしなくてもいいのではと思っているが、昔の習慣のまま今日に至っている。
私が若い頃は土葬だったので、隣組は埋葬する墓穴を掘らねばならないので、当然男の力が必要だ。またの道が狭く駐車場の案内、誘導と男のする仕事は多かった。
12時から告別式で、11時に受付に着席した。香典の受付が無く記帳だけであれば楽だが、香典の受付があれば忙しい。香典袋の裏に金額が書いてあれば、スムーズに受け付け出来るが、書いてないのがあるので作業が中断してしまう。町内の85人の方を受け付けたが、10人は抜けていた。その都度、袋を開いて金額を確認し、台帳に金額を記入する。
150人ほどの参列者式だったが、式はスムーズに運ばれ1時間10分ほどで終了した。
故人は昨年亡くなった爺さんとほぼ同時期に倒れて救急車で病院に運ばれ、一度も家に帰ることが出来ず、また1年後のほぼ同じ日にあの世へ召された。享年84歳。

一旦帰宅し、3時前に再び隣組の皆さんが集合し式場へ行った。初七日の法要に参加し、皆さんでお経を唱える。坊さんのお経は声が通り地元では定評だが、それの倍くらいの声のお経が聞こえてくる。この声は聞き惚れるくらいのステキな声だ。喪主の姉さんの旦那さんだった。旦那さんは山口県で歯科医をやっていて、コーラスで頑張っていることは愛妻から話には聞いていた。さすがの佐助。夫婦子どもさんも合唱団 で活躍しているそうだ。
最後に町内の皆さんで輪になり ”数珠送り”  をやった。和尚さんいわく、本来は百万遍回すそうだが、本日は短縮して5分で終わった。昔住んでいた宇治市では、亡くなった家で1週間毎日やったことを思い出した。
”数珠送り”:百万遍修行では、参加者が大きな輪を作り大きな数珠を皆で回します。多くの物故者の慰霊をすると共に、皆で阿弥陀如来のいるお浄土に行くことを願います。
法要が終われば仕上げ膳をいただいた。
サプライズの余興があり、あのステキな声の持ち主が孫を抱えて、「オー・ソレ・ミオ」を歌ってくれた。それはそれは、 この動画  と負けず劣らずのバリトンのしびれる声だった。参列されていた皆さんも聞き惚れて口ぽっか~ん。和尚さんは彼に向かって、「出家しないか?」と冗談とも本気とも思える誘いの言葉をかけていた。
彼の風貌はプロレスのブッチャー とそっくりさん。体格はデカク、丸坊主。そのまま坊さんでもプロレスでも通用しそうだ。6時までご馳走になったが、歌を聞いて疲れも吹っ飛んだ。

 

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