「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

先週のノミ蟲野郎(デュラララ!!22話感想)

2010-06-15 23:10:58 | デュラララ!!
※この色はノミ…イザヤさんのセリフ。
※この色は紀田くんのセリフ。
※先に謝っておきます。イザヤさんが好きな人すみません。



先週のイザヤさ…じゃなくてノミ蟲野郎(うわあ…ひでえ…)。

その1。
前回の続きで、黄巾賊メンバーに連れ去られる杏里ちゃんを見送りつつ。ついでに結束の力(懐かしい…)を発揮しようとするダラーズのメンバーのメールを見て楽しげに笑いつつ。
「さってっと……、続きはお茶の間でのお楽しみとしますか。…フフッ。」
と言って帰る。多分お茶の間(事務所)に。
……イラッ……!
二度と出てくんな!!(←ひど)

その2。
無事、一件落着!
その模様をお茶の間(いつものパソコンの前)で見ていて…一旦思いっきり伸びをするようなアクション付きで一言。
「あ~ら~!もうゲームセットぉ!?フゥー!しずちゃんいい所で出てくるよねえ。」
うぜえ!
しかし次の瞬間、スッと落ち着いた顔になる。
「…でも、まだ終わりじゃない。あともうちょいで、チェックメイトと王手、同時にいけるね、…これは。」
うぜえ!!「これは」の言い方うぜえ!!!

その3。
ダラーズ掲示板にて、創始者のまさかの解散宣言。
それを見つつ、優雅に紅茶飲みつつ…
「へえ~…?21時34分、池袋ダラーズ解散宣言、と……。」
めっちゃそっと言ってるので怖い…。また、口元しか見えず、どういう表情でこの結果を受け止めたのかがよくわからない…。驚いている感じはないので想定の範囲内だったんだろうけど…。うーん。


…これだけ。出番これだけ。
見てただけ。ノミ蟲さん今回何もしてません。
自分がお膳立てした状況を、楽しんでただけ…。
ムカつくけど、…でもそれなら今回こそタイトルを「先週の紀田くん」に変えれるかもと思った。

でもしなかった。今回もそのまま。
……だって、無理……。
今までも見てて辛かった事って何度も何度もあったけど、今回が一番辛かった。初見の時、…震えて泣いた。悔しいのか悲しいのか…もうわからなくて、どうにもできなくて、体が震えるのを止められないまま、めっちゃ泣いた。

ようやく、話せる場ができたのに。
…杏里ちゃんは紀田くんの頬を引っ叩き、その場を去った。
でもそれも仕方ない。
紀田くんはひどいことを言った。
心にもないことをたくさん言ってしまった。
きっと混乱して。何から聞いていいかわからなくて。どう言っていいかわからなくて。色んな感情が、想いがあふれ出て、
…杏里ちゃんの答えも、全く耳に届かないくらい…で…、

…やっぱ、あかん……
見返すたびに、声を上げて泣いてしまう。
ここのセリフは、…書けない。書きたくない。
残したくない。自分のために。紀田くんのために。
心にもない言葉だって、信じたいから……。
一人になった紀田くんが「何言ってんだ…、俺…。」と言った。それは、ここでの会話全てを指してると…思いたい。
話せなかったんだ。だから、まだお互いに誤解が多くて、それは一つも解けてなくて、だから仕方ないんだ。気持ちがすれ違ってるのは。
すれ違ってる……だけ…だよ…。
憎み合ってるわけじゃない……。


杏里ちゃんはセルティに保護されるが、
紀田くんはその後、…誰のところにも行っていない。
雨の中、今回の事件を経てさらに暴走した黄巾賊の騒ぎにも、無関心な感じで…一人、歩いて……。
傘も差さないまま、…帝人に電話をかけ続ける紀田くん。が、帝人もわかっていて電話に出ない。…自分で創った組織を、一方的に「解散」させた直後で、とてもそんな余裕がないのかもしれない。
今度こそ本当にバラバラになってしまった三人。
しかし杏里ちゃんは決意する。もう逃げないと。セルティはまず帝人と杏里ちゃんで話をさせるため、帝人を迎えに行く…。
バラバラになった三人は、また一緒に笑い合えるのだろうか?
今度は杏里ちゃんが、…二人のために動くのだろうか?
紀田くんを救うのは、杏里ちゃんなのだろうか?

……お願いだ、早く…!
もう、辛すぎるんだ…。





・↑こんだけ書くだけやのに泣きすぎて苦しいです…。マジで。
・Aパートの逃走劇は久々にとっても楽しかった。あのBGMも久しぶり!シリちゃんかわいいわ~。…そういやサントラ欲しいと思ってたんですが、DVDの限定版につく形なんですねー…。無理ー…(涙)。あとDVDと言えば、未放映のエピソードが収録されるとか!?ツタヤで借りようっと!
・タッキーーーーーー!!メールの文面で泣いたわ!!ありがとーーー!!

・紀田くんの最初のカット、すげー怖い…。黄巾賊の仲間(?)からの連絡のために鳴るケータイをつまむようにして、じっと睨むようにしてて…。
・…言葉はあんななってしまったけど、行動は。「杏里ちゃんを守る」っていう、紀田正臣としての想いは、ちゃんと形になって出ている…。ううっ…紀田くん…。
「(大事なことはなぜ、気づいた時にはもう失っているんだろう。)」
これは杏里ちゃんのモノローグですが、紀田くんも同じ事思ってるのだろうな…。
!?……「杏里ちゃん」って言ってる……!!紀田くんが……!!「杏里」じゃなくて…!!(最後は「杏里」になってるけど、でも「杏里ちゃん」の方が多い)心の距離が、離れてる、ってことかな…。ううっ!…ていうか毎回嗚咽を上げて泣くのは本当にしんどいので早送りしていいかな…ここ…。(……)
・でも、最後だけ。「何言ってんだ…、俺…。」の言い方が…すごいんです。「何言ってんだ」の部分は、壁に頭を一度ゴツンとぶつけながらだし…唇が震えるくらいの「自分自身に対する怒り」を感じるんです。その怒りとはもちろん、今の数々の失言に対したもの。でも、「俺…。」の部分はその憤りが掻き消えてる。どちらかと言うとすごく情けないような…悲しそうな声で……、たまらない。聞いてられない。…辛くて。…今の紀田くんがすごく…すごく、かわいそうで……。


「(私はただ、あなたが傷ついたり、誰かを傷つけたりして欲しくなかっただけなのに。あなたからも、逃げ出してしまった…。私は…。)」
伝えて欲しかったよ。一番、伝えて欲しかったよ…!
でも杏里ちゃんを責める事はできない…。あの状態の紀田くんなら、…何を言っても信じてもらえなかったのかも、…しれない……。
・しずちゃん…(笑)。真剣なシーンだったのに一気に笑わせてくれてありがとう…。「そんなに文字読めるか!」が素敵でした…。ってか、一人で全部終わらせちゃったよ!
・涙を浮かべる杏里ちゃん。…そらそうだ、辛くないわけないよな…。紀田くんのことといい、操った黄巾賊のその後を知ってしまった事といい…。ううっ。


・ダラーズの皆にお礼を言い…空を見上げる帝人。雨が降りしきる中…真剣な表情。
「(見つかったんだ、もう。一番大事なことは……。)」
・チェックメイトと王手って…つまり、チェスのキングと、将棋の王将を追い込んだ、とどめを刺せる、って事だよねえ…。チェスは…杏里ちゃんがクイーンだったから妖刀組の事、だっけ?将棋ってどこだっけ?でも…前回ラスト「黒に囲まれた」っていうのあったからオセロが黄巾賊としたら…将棋はダラーズ?ダラーズと妖刀組を解散させる(もしくはリーダーを動けなくする?)ってこと?ダラーズはこの後実際解散するし、ここでその兆候が出てるとか言うのはわかる気もするけど…この時点で杏里ちゃんが何を考えているか、どうこれから動くのかもわかってるの?このノミ蟲さんは(←イチイチひでえ)。

・新羅とセルティの間に杏里ちゃんがいると、家族っぽくて微笑ましいな~。杏里ちゃんが着てるの、セルティが8話で着てたパジャマだし。ちょっと大きすぎなのがかわいい!
・「信頼できる」を途中でやめた…信頼できないってこと?でもそれはそのまんますぎなので、こういうことにしちゃおう。先に変換で「新羅」って出るだろうから、それを見られるのが恥ずかしかった!(ええー)
新羅かわいいよおおおおお!!癒しだ…!もう癒しはこの家にしかない!!あの、「へへっ」って笑うとこ、サムネにしたいくらいだぜ…!

・「将軍」不在の黄巾賊は、ホラダを筆頭に更なる暴走を始める。…拳銃…。あの、イザ…ノミ蟲さんが20話で言ってたやつだね…。
・そしてひどくやられていくダラーズの仲間達。また一丸となって戦うべきだと主張するものもいる中……帝人は、解散宣言をする。
「(ダラーズは、消えます。)」
説明して、と言われて、同じような言葉をもう一度繰り返す。
次の書き込みが「(最悪)」って、本当に軽蔑したような声で読み上げられるんだけど。
…よく聞くと、その「最悪」って言葉は最後まで発音されていない…ような気がする。
途中で無理矢理切られたような。
…つまりこの時に、帝人は掲示板をアクセス不可にした。きっと文句を言いたい人はたくさんいるだろうけど、それを聞こうともせずに、終わらせた。…文句を聞きたくないからじゃなくて、…「消える」って決めたから。


「(あなたは今、どこにいますか?)」
「(あなたは今、何を思っていますか?)」

杏里ちゃんと気持ちは完全シンクロ。…紀田くん…紀田くん…!!
・杏里ちゃんは決意して、全てをセルティに打ち明ける。その気持ちを汲み…多くは語らないまま、とにかく帝人を連れてくる、と立ち上がるセルティ。まずはこの抗争を止めなくてはならない…。もう逃げたくない、と改めて言う杏里ちゃんに、頷いて返すセルティ。


雨が降る。…たくさんの雨が降っている。
帝人は一人、部屋の中で震えるケータイを見つめている。
紀田くんは一人、びしょぬれになりながら…電話をあきらめ、どこかへ行ってしまう。…電話をかけているときは、帝人の部屋のすぐそばにいたはず。でも、どこかへ。
杏里ちゃんも一人、新羅とセルティのマンションで、窓の外を見つめながら…待っている。
最後に、不安げな様子で目を伏せて……。

もう一人。雨の中にいる男がいた。
池袋最強の男。平和島静雄。
数発の銃弾に撃ち抜かれて、血を流して倒れている。
降りしきる雨の中、彼は、
その目をゆっくりと……閉じた。



ええっ…ちょっと……しずちゃん!?
いや、あの、撃たれてる!?撃たれてるよ!?
次回予告の時点でも「これまさかしずちゃん?何があった!?」とかビビッてたけど…え、死んだり…しないよね!?…いやそれはないだろう!でもさすがに撃たれたら、無事では済まないよね……!?
え、これ、こ、こんな…どうなるの!?
あと4話だっけ?どうなるのか全然わからん…!



【今回のサムネ】
心情的には新羅にしたいところだけど、何の話かわからなくなりそうなので…。
「俺が何?俺が悪いの?杏里を守ろうとした俺がバカ?」
の、眉がちょっと下がって悲しそうな、複雑そうな顔をしているところ。
…叫んでるとことかにすると、見るたび私が死にそうなので。
いや、ここでも結構、死にそうですが…。
本当に泣きじゃくりながら書きました今回。

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