先程、ときおり愛読している【ファイナンシャルフィールド】を見ている中、
『マイナンバーカードと健康保険証が一体化!
申し込みはコンビニでできるって本当?』、
と題された見出しを見たりした。
こうした中、我が家はマイナンバーカードに関して、
必要性が感じられない、
落としたと時は情報漏えいが怖い、
こうした理由で、私の住む市役所にマイナンバーカード作成の申請依頼していない。
しかしながら今回の《・・マイナンバーカードと健康保険証が一体化! ・・》って、
どのようなことなの、と思いながら記事を読んでしまった。
この記事は、CFP🄬認定者・相続診断士の大竹麻佐子さんの寄稿文で、
【ファイナンシャルフィールド】に9月27日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。
《・・
マイナンバーカードが、健康保険証として利用できる一体化が、
いよいよ2021年10月より本格的にスタートします。
政府が推進するデジタル化の中核として、マイナンバーカードの普及促進が挙げられますが、
国民の理解は、今ひとつのようです。
一体化により何が変わるのか、便利になるのか、
利用するためにはどうすればよいのか、について、
まずは知ることから始めましょう。

☆マイナンバーカードと保険証の一体化がスタート
マイナンバーカードを利用することで、
さまざまなことができるようになりつつあります。
現状では、コンビニでの住民票発行、行政手続きのオンライン申請、
e-Taxによる確定申告などが可能です。
曜日や時間帯を気にせず、待ち時間なくコンビニで
各種証明書が取得できる「コンビニ交付サービス」は、とても便利です。
次のステップとして、マイナンバーカードが健康保険証として、利用できるようになります。
「マイナ受付」のステッカーやポスターが貼られている医療機関や薬局では、
すでに運用が始まっています。
☆活用したいマイナンバーカード
マイナンバーカードは、マイナンバー(12桁の個人番号)が
裏面に記載されたカードですが、ICチップが組み込まれているため、
「氏名」、「住所」、「生年月日」、「顔写真」に加えて、
「公的個人認証サービスによる電子証明書」の情報が、デジタルデータとして記録されています。
これまで市区町村、社会保険事務所、税務署などが
それぞれ別々に保有していた情報をマイナンバーでひもづけて、
情報を一元化しようというものです。
「より個人を管理しやすくなる」という政府の思惑も否定できませんが、
利用者として各種の情報サービスを活用でき、利便性が高まることに期待したいものです。
☆マイナンバーカードと健康保険証の一体化でできること
マイナンバーカードと健康保険証の一体化は、
マイナンバーカードが、単にこれまでの健康保険証の代わりになるだけでなく、
「データの連携」がポイントといえます。
一体化によりできることとして以下が挙げられ、順次可能になります。
例えば、
・顔認証付きカードリーダーによる受付の自動化
・過去の処方薬や特定健診等のデータが連携されるため、口頭で説明しなくても安心して受診できる
・旅行先や災害時の受診でも情報が連携される
・マイナポータル(※)で処方された薬や特定健診の情報等、自分の体に関わる情報を確認できる
・高額療養費制度の書類の申請が不要
・マイナポータル(※)での医療費通知情報管理により、
医療費控除の確定申告がe-Tax(オンライン)で完結(2021年度所得税の申告より)
・転職や更新でも保険証として継続して使用可能(医療保険等が変わる場合は、加入手続きは必要)
などが挙げられます(※1)。
(※)マイナポータルは、ログインすることで、
さまざまなサービスを利用できる自分専用のサイトです。
マイナンバーカードを受け取ったら、アプリをダウンロードし 、
必要な事項を入力して申請しましょう。
☆申し込みは
マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには、事前に申し込みをする必要があります。
申し込みには、以下の3つの方法がありますが、
スマホやカードリーダでの読み込みがうまくいかない場合も多くあるため、
セブン銀行ATMでの手続きがおすすめです。
(1) セブン銀行ATMでの申し込み
マイナンバーカードでの手続き→(取引の選択)健康保険証利用の申し込み→カードをATMに入れる
→パスワードを入力→完了
(2) スマートフォンでの申し込み
マイナポータルへのログイン→健康保険証利用の申し込み→パスワードを入力
→マイナンバーカードの読み取り→完了
(3) パソコン(ICカードリーダ)での申し込みアプリ
マイナポータルへのログイン→健康保険証利用の申し込み→ICカードリーダの接続
→パスワードの入力→マイナンバーカードの読み取り→完了
いずれにしても、マイナンバーカード発行時に登録した4桁のパスワードを入力します。
3回連続して間違った場合には、ロックがかかり、
再発行の手続きをしなければなりません。
十分に注意しましょう。
☆今後に期待
医療機関においても、マイナンバーカードを読み取るための「カードリーダ」を導入する必要があります。
2021年9月現在の導入件数は、3640ヶ所(医科・歯科2291施設、調剤薬局1349施設)と
まだまだ少ないのが現状です。
本格稼働に向けて、順次拡大していくことが期待されます。
プレ運用の時点では、資格情報の不一致や
「情報が登録されていない」と表示されるなどのトラブルが報告されており、
しばらくは健康保険証も携帯したほうがよさそうです。
☆まとめ~情報の管理
マイナンバーカードの利用については、「必要性が感じられない」、
「身分証になるものはほかにある」、「情報漏えいが心配」との声が多いのも事実です。
また、希望しない情報までも、ひもづけされ監視社会を心配する声も聞かれます。
デジタル化による利便性や効率性アップは、
手間を省き、時間の余裕をもたらしてくれるでしょう。
私たちの生活がさらに充実したものにするためにも、意識を変えていく必要がありそうです。
いずれにしても、持ち歩くことで、
紛失するリスクやパスワード管理には、十分気をつけたいところです。
そして、健康管理も忘れずに・・・。
出典
(※1)厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用について~医療機関・薬局で利用可能~(令和3年7月)」
マイナポータル(マイナンバーカードの健康保険証利用)
・・ 》

今回、CFP🄬認定者・相続診断士の大竹麻佐子さんの寄稿文により、
《・・マイナンバーカードに伴い これからの活用、利便性 ・・》、
遅ればせながら77歳の私は、多々教示されたりした。
しかしながら落としたと時は情報漏えいが怖いし、
やはり国民が多く利用し、利便性を確認した上で、
私の住む市役所にマイナンバーカード作成の申請依頼をすればよい、
と微苦笑したりしている。