夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

健康で長生きのカギは「筋肉量」、運動嫌いでもできる”チリつも運動10選”、私は学び多々教示させられて・・。

2021-09-23 14:20:26 | ささやかな古稀からの思い

☆筋力は1年に1%の割合で減っていく… 

「人間は、筋肉から衰えていく動物であり、
衰えるのも、甦(よみがえ)るのも、元気に長生きできるかどうかのカギも、筋肉が握っている」

筑波大学大学院人間総合科学研究科教授の久野譜也さんは、そう断言する。

筋肉量は20~30代をピークに1年に1%の割合で減っていき、
閉経によってホルモンバランスが変わると、減少のペースが加速。



年代ごと下記のようなトラブルを引き起こし、80代の筋肉量はピーク時の30~50%になってしまう。

●30代

疲れがたまりやすくなり、翌日に持ち越す

・運動会で転んでしまう

・肌のたるみが気になる

・冷え性がひどくなる

40代

たまにつまずいたり、転んだりする

・代謝が落ち、中年太りが進む

・姿勢が悪いと言われる

・腰痛や肩こりに悩まされる

50代

体力がめっきり低下、階段を急いで上ると息切れする

・反射神経が鈍くなってきた

・体が硬くなる

・健康診断でメタボと指摘される

60代

よろけたり転ぶことが増えた

・座り姿勢からすっと立ち上がれない

・ひざや腰など、関節が痛む

・尿漏れするようになった

70代

歩くスピードが落ちた

・ちょこちょこ歩きになった

・ペットボトルのふたが開けられない

・むせたり、せき込むことが増えた

体の不調は筋肉の衰えが9割だった!
健康で長生きのカギは「筋肉量」にあり




☆体の不調は筋肉量の低下に原因が

「これらの体の不調の主な原因は、筋肉量の低下にあると考えられています。
『ウオーキングをしているから大丈夫』という人がいますが、
残念ながら筋肉量の低下に、ウオーキングの効果は、ほぼゼロ。

筋肉を増やすには、筋トレをするしかないんです。
ただ、いくつになっても筋肉は鍛えられ、増やせることも事実です」(久野さん)

つまり、筋肉を意識して体を動かし、筋肉量をキープすれば、
衰えを食い止めることができ、最後まで「動ける体」をつくることはできるのだ。

とはいえ、「運動は苦手」な人はどうすればいいのか? 
秘策は「チリつも」にあり!

☆普段の生活の中に“筋トレ”を取り込む

「朝起きたら顔を洗い、歯を磨くように、
筋トレも習慣づけることができれば、3週間ほどで効果は、自覚できる」

そう力強く語るのは、『簡単ストレッチですぐにペタ腹!10秒おなか伸ばし』(光文社)の著者で
スポーツ&サイエンス代表の坂詰真二さん。

「でも、最初から張り切りすぎると、筋肉痛に悩まされ疲れてしまい、三日坊主になりやすい。
テレビを見ながらでも、ふと気づいたときに筋肉を意識して正しく動かせば、
たとえ1分であっても効果はあります」(坂詰さん・以下同)

たとえば下で紹介している、
【1】の「上体反らし」の場合、お腹の上部が床から離れるまで反らせば、充分に背筋が鍛えられる。
しかしつい張り切りすぎて、お腹の下部が床から離れるほど無理に上体を反らすと、
効果が出るどころか筋を痛める可能性がある。

「それに、立ち上がるごとに、姿勢を正すのもいい方法です。
加齢によって下半身の筋肉が衰えると、足の裏の外側に体重をかけて、立とうとします。
これではひざが、外に開いてO脚になり、ひざや股関節に大きな負担がかかります。
足の裏の内側を意識して歩けば、下半身に力が入りやすくなり、ふらつくこともありません」


最強の筋トレといわれるスクワットも、正しく行うのは難しいイメージがある。

「椅子の背もたれなどに、つかまって行えば、初心者でも簡単にできます。
私の祖母は、それまで何も運動していなかったのに、
70代後半から今回紹介した家でできる筋トレを始めて、
98歳でも、元気に台湾旅行に参加することができました」(久野さん)

何歳からでも筋肉を鍛えられる筋トレは、“いま”こそ、始め時なのだ!



☆リビングでくつろぐなら・・・チリつも運動10選

くつろぎのスペースであるリビングは、
床に座ったり、寝転んだりした姿勢からの筋トレに最適。

1時間に1回、筋トレタイムを組み込めば、いまいる場所がトレーニングスタジオになる。
部屋の移動の際も、たとえ数歩でも筋トレにつなげよう。

1.【背中・腰】ちょい上体反らし

チリつも運動1
背中、腰に「ちょい上体反らし」腰を反らしすぎない

 

2.【お腹】背起こし腹筋 

チリつも運動2
お腹に効く「背起こし腹筋」お腹に力を入れる

 

 

3.【お尻・二の腕】尻浮き座り

 

チリつも運動3
お尻、二の腕に効く「尻浮き座り」指先は後ろに向けるのがポイント!

 



4.【脇腹・骨盤矯正】お尻歩き

 

チリつも運動4
脇腹、骨盤矯正に効果的な「お尻歩き」脇腹を意識してトレーニングしよう

 

5.【お尻・太もも】アヒル歩き

 

チリつも運動5
お尻、太ももには「アヒル歩き」。普通に歩いちゃもったいない。もっと大股で大胆に!



6.【ふくらはぎ】ドア開閉足首伸ばし

 

チリつも運動6
「ドア開閉足首伸ばし」はふくらはぎのトレに



7.【お尻・太もも】つかまりスクワット

 

チリつも運動7
お尻・太ももの筋トレには「つかまりスクワット」





8.【前もも】スマホ操作deプチトレ

 

チリつも運動7
「スマホ操作deプチトレ」を習慣にして前ももを鍛える



9.【お腹】背中丸め座り

 

チリつも運動9
スマホチェックの時間も、筋肉に力を入れるだけで“筋トレ脳”に!



10.【お腹】10秒de腹ペタポーズ

 

チリつも運動9
「10秒de腹ペタポーズ」でポッコリお腹を改善!


教えてくれた人

久野譜也さん/筑波大学大学院人間総合科学研究科・教授、坂詰真二さん/スポーツ&サイエンス代表

取材・文/山下和恵 イラスト/斉藤ヨーコ、カツヤマケイコ ・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 
 
 

今回、女性向けの《・・健康で長生きのカギは「筋肉量」、運動嫌いでもできる”チリつも運動10選”・・》、
まもなく77歳になる男性の私でも、学びながら多々教示されたりした。

そして何事も実践ょ・・と思い、
『1.【背中・腰】ちょい上体そらし』に挑戦したが、
何かと不器用な私は、すぐにできず、やむなくパスをした。

この後、『2.【お腹】背起こし腹筋』をして、
これだったら私でもできるょ・・と微笑んだりした。

いずれにしても、何かと不器用な私でも、少しづつ実践して、
やがて「筋肉量」は増して、あと3年すれば80歳となるが、
要支援、要介護にも無縁で、日常生活を自立した言動で迎えられるかしら、
と微笑んだりした。
コメント
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