『 絶対に風邪をひかないための技術 ベテラン内科医が教える 』、
題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。
こうした中、私は単細胞の為か、年に数回、季節の変わり目に風邪気味になる時がある。
過ぎし年の2004年(平成16年)の秋に定年退職後、 多々の理由で年金生活をしていると、
風邪気味かしら、と私は感じたら、 いつでも寝れる年金生活の特権であり、
市販薬も飲まず、早めに寝てしまい、9時間ぐらい睡眠をすれば、
翌日は絶好調・・と心の中で呟(つぶや)いたりした。
そして私が65歳の高齢者となった後、近くの内科専門医院の医師より、
インフルエンザ予防接種を薦(すす)められた時、
『寒さを感じた時は、緊張感があれば、風邪などはひきませんょ・・』
と私は明るく応(こた)えたりし、可愛げのない高齢者であった。

この後、まもなく私は近所の年配の男性より、
風邪になって油断すると肺炎になると、 最悪の場合は生死にかかわることがあるから、注意しなさい、
と私は教えられたりした。
そして私は、何とか後期高齢者まで、何とか健康寿命で迎えたく、
これ以来、風邪気味になった時、市販薬の総合感冒薬を服用して、
早めに寝てしまい、9時間ぐらい睡眠をすれば、 翌日は風邪気味も消え去り、微笑んだりしてきた。
やがて2012年(平成24年)の12月中旬、年末年始で何かと人と逢う機会が多いので、
遅ればせながら、やはり風邪は移しても、移されても困るので、 初めてインフルエンザ予防接種を受けた。
これ以来、私はインフルエンザ予防接種を受けてきた。
このように風邪に関しての対策をしてきたが、
しかしながら昨年の晩秋、ご近所の私よりひとつ若い男性が、風邪を悪化させて肺炎が原因で死去され、
私は動顛しながら、風邪でも油断大敵、と思いながら過ごしている。
風邪に関しては、このような真情を秘めているが、今回、ベテラン内科医が、
《・・絶対に風邪をひかないための技術・・》って・・どのようなことですか、
と思いながら記事を読んでしまった。
この記事は、公式サイトの【 日刊ゲンダイ 】の『ヘルス+』に於いて、
2020年1月17日に配信され、無断であるが記事を転載させて頂く。
《・・絶対に風邪をひかないための技術 ベテラン内科医が教える

大事な商談を控えたビジネスマンや試験直前の受験生とその家族。
今の時期、絶対に風邪をひいてはいけない人たちがいる。
現実には風邪を完全にシャットアウトはできないが、
発症率を確実に下げるエビデンスに基づいた方法はあるはずだ。
この時期は、毎日のように風邪やインフルエンザ患者に向き合いながら診療を続ける
「弘邦医院」(東京・葛西)の林雅之院長に話を聞いた。
「インフルエンザや風邪は、その原因となるウイルスや細菌が『飛沫』や『接触』により手にくっつき、
その手で口や鼻や目に触ることで体内に侵入します。
そのためインフルエンザや風邪を予防するには、
①感染した人が触ったものに触らない
②飛沫が届くであろう1~2メートル以内にはできるだけ近づかないことが大切です。
とはいえ、それを守っていたのでは社会生活はできません。
そこで必要となるのが
③マスク着用
④こまめに手洗いすることなのです」
マスクのフィルターの網目は、ウイルスよりも大きいので役に立たない、という意見がある。
インフルエンザは、空気感染するとの報告もあるので、それが本当ならその点では意味がないかもしれない。
しかしインフルエンザや風邪の感染の多くは、飛沫、接触によるといわれており、マスクはその予防には有効だ。
「マスクは、飛沫が直接口や鼻に侵入するのを防ぐだけでなく、
感染した手で口や鼻を直接触ることも防ぎます。
豪州のニューサウスウェールズ大学の研究によると、
人は、1時間で平均23回、無意識のうちに顔を触り、接触時間は口が2秒、目や鼻が1秒と報告しています。
マスクはこうした行為による感染リスクを大幅に下げます」
マスクは口や鼻の中の温度を上げる。
その結果、冬の寒さで滞りがちな血流を改善する。
そうすると免疫細胞が体内に侵入したウイルスや細菌を素早く発見し対処できる。
問題はメリットの多いこうしたマスクを、一般の人は正しく使えていないことだ。
「マスク着用に関しては、3つの厳守すべきポイントがあります。
(a)鼻と頬の隙間のできないマスクの選択
(b)まめに捨てる
(c)マスクの表面を絶対に触らないです。
1日に使い捨てマスクを4~5枚使うくらいでいいと思います。
ただし、マスクの着脱は必ずひもの部分をつまんで行い、外した後は必ず手を洗い、
きれいな手で新しいマスクをつけましょう」
1日11回以上手洗いする人は、風邪になる確率が半分になるとの報告がある。
睡眠時間を8時間とすると1時間半に1度の手洗いとなる。
指先や爪の中、指と指の間、親指は丁寧に洗うことだ。
「手を洗った後は、使い捨てのペーパータオルを使用しましょう。
インフルエンザウイルスは、つるつるした場所では24時間、布などでは8時間近く生きているといわれています。
一日中同じハンカチやタオルを使ったり、家族共用のものを使ったりするのは考えものです」
病院の入り口には、アルコール消毒剤が用意されている。
手洗いが手に付着したウイルスや細菌をせっけんにくっつけて洗い流すのに対して、
アルコール消毒剤は、ウイルスの働きを弱めて殺すことを目的としている。
15秒のアルコール消毒は、30秒の手洗いに勝るとの報告もある。
薬局などで購入して、家庭で使うのもいいだろう。
■部屋は室温22度、湿度50~60%に設定
電車やバスのつり革、ドアノブ、電話、硬貨やお札、パソコンやエレベーター、
温水洗浄便座のボタン、階段の手すりなど、不特定多数の人が使うものを触るときは、手袋をするといい。
受験生の場合、これからの期間はボールペンやノートや教科書などの貸し借りを控えることも、予防対策となる。
「そこまでやる必要があるのか、と思う人もいるでしょうが、
絶対にインフルエンザや風邪をひきたくなければ、必要です」
部屋はウイルスや細菌が活動しにくい室温22度、湿度50~60%に設定する。
「うがいも大切です。
京都大学の研究では外出後にうがいをする人としない人でその後、風邪をひいた人数を比べたところ、
前者の方が少なかったことが報告されています。
私は1日3回以上うがいをするように心がけています」
人前に立つ医師は、絶対にできないが、無糖のガムを噛むことで唾液を分泌させて、
口腔内や咽頭を守るのも手だという。
「私は、インフルエンザシーズンに、家族がインフルエンザにかかり、
どうしても休めないときなどに予防投与としてタミフルを飲むようにしています。
どうしてもインフルエンザになりたくなければ、ひとつの方法だと思います。
ただし、タミフルには中枢神経への影響があるとの見方もあり、
タミフルを飲んだ子供がビルから飛び降りた、という事件がありました。
受験生の場合は、タミフルの中枢神経への影響が受験のパフォーマンスに影響を及ぼすリスクも考えて
服用する必要があります」・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
今回、ベテラン内科医が教える、絶対に風邪をひかないための対策、
多々教示させられたりした。
これまで私はマスクをしたこなかったし、まして予防に有効なマスクの正しく方法には、
そこまで必要なのかしら、と微苦笑をしたりした。
そして《・・アルコール消毒剤は、ウイルスの働きを弱めて殺すことを目的・・》と教えられても、
私はアルコール消毒剤をした体験はなかったので、微苦笑をしたりした。
私は原則として、日常生活の中に於いて、
洗面とかトイレ後は、石鹸で手を洗い、清潔そうなタオルで拭いたりしてきた程度である。
そして歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体と思い、もとより健康でなければ、
自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、 年金生活を丸15年過ごしてきた。
余りにも風邪をひかないための対策をしていると、何かと年金生活が制約されるので、
何事も程々ですよねぇ・・と微苦笑したりしている。