夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

健康診断の基準値 「緩すぎる」と指摘される項目も存在、高齢者の私は学び、やがて微苦笑を重ねて・・。

2020-01-28 14:39:19 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの NEWSポストセブン  】を見ていたら、
『 健康診断の基準値 「緩すぎる」と指摘される項目も存在  』
と題された見出しを見たりした・・。 

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。

こうした中で、私は年金生活の中で、『国民健康保険』に加入していて、
年に一度だけ市より健康診断の通知が来て、基本の検査以外に、
『胃がん』と『大腸がん』の検査を受診してきた。

過ぎし2010年(平成22年)の秋、私は健康診断の結果、
『糖尿病で、内科に受診して下さい』と明記されてしまった。

私は青ざめ、翌日に自宅から徒歩10分ばかりの内科専門病院に行き、検査、そして問診の時、
『国内旅行に何とか70歳ぐらいまで行きたいので・・何なりと御指導をお願い致します』
と私は内科の医師に懇願した。

そして高橋真梨子さんが唄われた『桃色吐息』は妖艶であるが、
体力の衰えた66歳の私は、青色吐息のような表情で、内科の医師のアドバイスを聴いたりした・・。

私は家内との共通趣味は国内旅行であり、糖尿病の場合は、もとより食事制約がある。
このような時、家内と共に旅行の宿泊先で美味しい夕食を頂けそうな時、
私は食べてはいけない料理だったら、余りにも惨(みじ)めである、と思ったりした。

やがて医師から、料理のカロリー試算表を渡された上、 軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。

この後、6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら野菜を多くした料理を作って貰い、
これ以来、朝夕頂いたりした。

そして私は、ウォーキングをしたり、或いは早足で遊歩道を歩いたりし、
お酒はしばらく・・さよならねぇ、と夕食の時も煎茶を飲んだりしていた。

こうした中、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、
糖尿病の範囲の対象から克服でき、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。

そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、

日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。

          

このように私は、この内科専門医院の医院長の診察を10年ばかり受けた来たので、
秘かに私にとって主治医かしら、と思ったりしてきた。

そして年に一度だけ市より健康診断の結果は真摯に受け止めてきたが、
今回の《・・健康診断の基準値 「緩すぎる」と指摘される項目・・》つて、
どのようなことですか、と思いながら記事を精読した。

この記事は、『週刊ポスト』の2020年1月31日号に掲載された記事のひとつで、
関連の公式サイトの【 NEWSポストセブン  】に1月25日に配信され、
無断ながら転載させて頂く。
          

              

《・・健康診断の基準値 「緩すぎる」と指摘される項目も存在

毎年、多くの人が受ける健康診断。
切り離せないのが「基準値」だ。

そもそも健康診断における基準値は、各臨床学会のガイドラインなどをもとに厚労省が定めている。
健診後に生活習慣病改善のための保健指導が必要となるレベルは「保健指導判定値」、
重症化防止のための治療が必要となるレベルは「受診勧奨判定値」として示される。

例えば高血圧については、上の血圧(収縮期)が130mmHg以上なら保健指導の対象、140mmHg以上なら受診勧奨となる。

脂質異常症を引き起こすとされるコレステロール。
現行の基準値では、LDL(悪玉)コレステロールが120mg/dl以上なら保健指導となり、
140mg/dl以上なら受診勧奨となる。

だが健康診断の数値に詳しい、東海大学名誉教授の大櫛陽一氏がこう語る。
「コレステロールは、体に必須の物質でもあり、血管を丈夫にする働きがあります。
日本ではLDLが120以上だと高いとされ140を超えると投薬治療が必要だとされてしまいますが、
この基準は厳しすぎる。

欧米では190以下が基準であり、私が日本でのデータを解析した結果からも200を超えなければ、
問題ないと考えています」

体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されるBMI(体格指数)は、
25以上になると「内臓脂肪がたまっているリスクがある」として食生活の改善などを促される。
だが近年の研究では、この基準を疑問視するものが少なくない。

北海道大学大学院などが約2万7000人の高齢者(65~79歳)を11年以上にわたって追跡調査したところ、
BMI20~29.9の間で総死亡リスクに大きな差はなかった。

医療経済ジャーナリストの室井一辰氏の指摘。
「海外の調査では、“太っているほうが、痩せているより健康だ”との結果が複数存在します。
中肉中背のほうが、がんになりにくく、BMI28程度の肥満傾向なら死亡率に関係しないとの結果も出ている。
BMI25で線引きする日本の基準値は、厳しすぎる印象です」

 

<figure id="attachment_1529557" class="wp-caption aligncenter" style="width: 630px;"> <figcaption class="wp-caption-text">

「基準値」と全然違う「健康な人の数値」

写真2枚

 

 

</figcaption> </figure>

◆「基準値内は健康」の間違い

基準値は、厳しすぎるばかりではない。
逆に緩すぎると、指摘される検査項目もある。

血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンと、ブドウ糖が結合する割合を示す「HbA1c」は、
糖尿病を診断する際に用いられる。現状の基準値では6.5%を超えると受診勧奨となる。

「この数値を超えてから受診しても遅すぎます」と指摘するのは、
にしだわたる糖尿病内科院長の西田亙医師だ。

「糖尿病は、単に血糖値が高くなる病気ではなく、
体内の細い血管がダメージを負うことで網膜症、腎症、神経障害という3大合併症を引き起こします。
受診勧奨の基準値であるHbA1cの数値6.5%は、
すでに網膜症が進行して目の奥で出血が始まってもおかしくないレベル。

しかも5%後半になると、太い血管までダメージを負い、心筋梗塞や脳梗塞などにつながるとの報告もあります。
日本では6.5%が糖尿病の入り口とされますが、本来は5%後半で黄信号、
6.5%で赤信号くらいの危機感を持ち、できるだけ早く治療を始めるべきです」(西田医師)

          

肝臓や胆道に異常があると数値が上昇するγ-GTP。
51U/Lで健康指導の対象となるが、大櫛氏は「この基準値は甘い」とする。

「私が算出した健常な人の上限は、男性でいえば60~64歳で49まで、
65~69歳で48までという結果でしたが、女性では60~64歳で31まで、
65~69歳で29までと現行基準値と大きくひらきがあった。
これでは早期の異常が見逃される可能性があります」


新潟大学名誉教授の岡田正彦氏は別の観点から指摘する。
「γ-GTPは飲酒量が多ければ上昇し、少なければ減少するもので、
『肝臓の健康度合い』を示した数値であるというエビデンスはありません。

飲酒は、がんのリスクを高めます。
数値が高い人は飲酒量を減らすべきですが、
基準値に収まった人も『低いからもっと飲める』と考えるのは誤りです」

基準値があることによって、病気のリスクをわかりやすく体感できるし、健康管理の指標にもなる。
だが、基準値を守れば、必ず健康を維持できるというわけではない。

病気のリスクは、個人個人で異なると認識することが大切だ。

          

NPO法人医療ガバナンス研究所理事長の上昌広医師が指摘する。
「誰がどの病気になるかは、基準値で一定に線引きできるものではなく、
家族歴や既往歴などによって一人ひとりのリスクは異なります。

健康診断の基準値を絶対視して一喜一憂するのではなく、
あくまで生活習慣改善のひとつの指標として捉え、
前の年と比べて大きな変化がないかなどを毎年チェックすることが重要です」

健康診断の結果を真に活かせるかどうかは、受診者次第なのである。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

              

私は15年前の定年退職時は、身長は170センチ、体重は70キロであったが、
最近は身長は齢を重ねた結果と思われるが、無念ながら2センチぐらい縮んできた。

問題は体重で78キロの最悪の時もあったりし、昨今は72キロで安定してきた・・。

今回、BMI(体格指数)に関して、
《・・海外の調査では、“太っているほうが、痩せているより健康だ”との結果が複数存在します。
中肉中背のほうが、がんになりにくく、BMI28程度の肥満傾向なら死亡率に関係しないとの結果も出ている。
BMI25で線引きする日本の基準値は、厳しすぎる印象です・・》と学び、
私は少し肥満体の私は、もしかしたら長生きできるかしら、と微笑んだりした。

私は、我が家の最寄りの内科専門医院の医院長の診察を10年ばかり受けた来たので、
秘かに私にとって主治医かしら、と思ったりしてきたので、
的確に忠告を受けたりした。

昨年は心臓を悪化した結果、タバコを禁煙したが、
この後は、カンロ飴などを食べたりした結果、血糖値が高くなり、
この医院長より忠告を受けて、やむなくノンシュガーの飴に切り替えて、
やがて正常の範囲に戻ったりした。

          

お酒に関して、私は65歳の頃までは呑兵衛のひとりであったが、糖尿病となり、
これ以降は国内旅行、冠婚葬祭、懇親会以外は、原則として5日に1回を晩酌の日と決めて、
その日に応じて日本酒、ワイン、ビールを呑んだりして、早や10年となっている。

お酒は高揚感を増し、ときとして失墜感を深める不思議に薬であるが、
食事と共に頂く日本酒、或いはワイン、そしてビールなどは、料理の風味を倍増させるし、
知人、友人との歓談、そして談笑には効力が深まる。

そして失墜感の時に呑む時は、これも人生だょねぇ・・と自身を叱咤激励することが、
私としては多かったりした・・。

          

そして齢を重ねるたびに、何かを断念しなければ、男性の平均寿命の81歳の頂上が見えないよなぁ、
と私はときおり微苦笑したりしている。

こうした中、私は認知症、心筋梗塞など何よりも恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。

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