夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

アンチェイジングな生き方は、人生を「ハツラツ」と過ごす、私は学び、瞬時に共感を深めて・・。

2020-01-30 15:42:42 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときお愛読している読売新聞のオンライン<time datetime="2019-02-15T11:00">を見ていたら、
『 アンチェイジングな生き方は人生ハツラツ! 』
と題された見出しを見たりとした。

</time>
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。

こうした中で、私は体力の衰えは実感してきたが、何かとプラス思考のひとりであり、
これまでの人生行航路を歩んできたが、《 <time datetime="2019-02-15T11:00">アンチェイジング </time>》って、
どのような意味合いなの・・と戸惑ったりした。

          

私は外資系の会社に長年勤めてきたが、定年後に多々の理由で年金生活を始めて、
早や16年生となっているので、英語が更に苦手となっている。

こうした心情で、こっそりと<time datetime="2019-02-15T11:00">アンチェイジングを辞書で調べたら、
</time>《・・加齢による身体の機能的な衰え(老化)を可能な限り小さくすること、
言い換えると、「いつまでも若々しく」ありたいとの願いを叶えることです。・・》
と記載されていて、私は微苦笑してしまった。

そして
今回の《・・<time datetime="2019-02-15T11:00">アンチェイジングな生き方は人生ハツラツ!</time>・・》って、
どのようなことなの・・と思いながら好奇心に負けて記事を精読してしまった。

この記事は、順天堂大学大学院教授の堀江重郎( ほりえ・しげお )さんの連載寄稿文であり、
昨年の2019年2月15日に配信され、読売新聞50年ばかり購読してきたことに甘え、
記事の大半を転載させて頂く。

          

《・・(略)・・女性のほうが男性よりも長寿ということは知っていますが、
平均寿命で見ると、厚労省が公開した「平成29年(2017年)簡易生命表」によれば、
男性は「81.09歳」、女性は「87.26歳」で、男女で6.17年の差があります。

☆幸福感が高い人が長生き

幸福感が高い人が、長生きをする傾向にあることはよく知られています。
政府の調査では、女性の幸福度がどの世代でも男性より高めで、
中でも65歳以上の女性の幸福度が最も高いことが報告されています。

高齢者の幸福度には、経済的な不安がないことや、健康不安がないことも重要な因子ですが、
特定非営利活動法人「老いの工学研究所」の調査では、
幸福な高齢者の特徴は、日々の生活の中に前向きに取り組んでいることがあることを指摘しています。

幸福な女性が男性よりも多いということは、女性がより長寿であることと関係あるかもしれません。

          

☆「女性は男性より3歳脳が若い」

今年に入ってからのアメリカのベストセラーにMary Piper(メアリー・パイパー)さんの
Women Rowing North(女は前向きに人生を漕(ルビ:こ)いでいく)という本があります。 

英語のRowing Northは、調子が上向くように自分で(人生の流れの中でボートを)漕ぐという意味。
女性がボートを漕ぐというのは日本ではあまりピンときませんが、
女性は加齢に臆することなく、たくましく、かつたおやかに人生の流れを漕いでいこうということでしょうか。

特に、この本がベストセラーになった背景には、
アメリカの70歳代女性が、いま社会的に輝いていることがあげられます。

例えば、国境に壁を造るというトランプ大統領と堂々と渡り合って
屈服させたことで知られる下院議長のNancy Pelosi (ナンシー・ペローシ)さんは78歳、
1月にゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞したGlenn Clos(グレン・クローズ)さんは71歳と、
70歳代が女性の華とばかりに「ハツラツ」と活躍しています。

そして今年の2月に、医学の世界でも、女性の若さに関する衝撃的な研究が発表されました。
女性の脳は3歳、男性より若いというのです。

脳の中のエネルギー代謝を測定して、人工知能(AI)で解析を行ったところ、
脳の老化度は女性のほうがどの年齢でも、男性より若いという結果になりました。

男性にはちょっとショッキングな研究ですね。
でも私の義母が80歳になっても数独を楽しんでいるところをみても、
女性の脳は若いというのは、うなずけるところです。

          

☆自信と意思決定力を持つ90歳以上の人々

脳が若いということは、心も健やかだということにつながります。

イタリア南部のチレントは、人口6万人に対し100歳以上が2000人もいるという長寿村です。
この村に住む91~101歳の人たちの特長は、自信があり、意思決定能力が高く、
さらに「頑固」である一方で周囲の変化に適応し、
物事を楽観的に捉えて困難を乗り越える能力が高いことにあるそうです。

ドイツの文豪ゲーテは『ただはつらつとした活動によってのみ、不愉快なことは克服される』と語っていますが、
「ハツラツ」とした毎日を送ることが、脳を若く保って、アンチエイジングする第一歩ですね!・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

          

私は民間会社で35年近く奮戦して2004年(平成16年)の秋に定年退職後、
多々の理由で年金生活を始めたので、年金生活は丸15年が過ぎ、早や16年生の身である。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古びた一軒家に住んでいる。
       
こうした中、私が年金生活の2004年(平成16年)の秋の当初から、
我が家の平素の買物は、 私は自主的に買物専任者として宣言し、 家内から依頼された品を求めて、
独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、 買物メール老ボーイとなっている。

この後は、やはり自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。

私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
結婚した当初からでも、 何かと家内と談笑したり、 やがて年金生活の中でも
ご近所の奥様、ご主人などと明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、 見知らぬ男性、 女性グループの御方たちと、
話しかけられたり、或いは話しかけたりして、 立ち止まって談笑したりしている。


このような午前中の過ごし方を定例事項のように過ごしてきた・・。

          

例外として、家内のボディガード、お供そして荷物持ちで、3週間に一度ぐらい駅前で買物、
或いは年に3回ぐらい都心の新宿にある伊勢丹、小田急、京王などのデパートに買物、
そして庭の手入れ、国内旅行、懇親会、冠婚葬祭などで小用がない限り、定年後の丸15年を過ごしてきた。

こうした散策することは、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。              

そして
私は定年後に年金生活の始めた直後、独りで近所の遊歩道を散策したりすると、
こんなに自由に散歩できるなんて、許されても良いのかしら、 と定年直前までの多忙期を思い重ねたりし、
戸惑いながら甘受したりした。

そして午後から夜の大半は、私は随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、 或いは音楽も聴いたりしている。

そして年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受している。

          

今回、《・・
幸福な高齢者の特徴は、日々の生活の中に前向きに取り組んでいる・・

メアリー・パイパーさんのWomen Rowing North(女は前向きに人生を漕(ルビ:こ)いでいく)という本があります。 

英語のRowing Northは、調子が上向くように自分で(人生の流れの中でボートを)漕ぐという意味。
女性がボートを漕ぐというのは日本ではあまりピンときませんが、
女性は加齢に臆することなく、たくましく、かつたおやかに人生の流れを漕いでいこうということでしょうか
・・》

こうしたことを私は学び、そうですよねぇ・・と瞬時に共感を深めたりした。

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