このように思案したりし、3日の夕食を家内と共に頂いた後、
やがて私は9時過ぎに布団にもぐり、本を読だりしている中、寝付いたりした。
そして10時過ぎ頃、左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
『玉川病院』の医師のアドバイスに基づき『ニトロペン錠』を舌先で舐(な)めたりした。
やがて20分過ぎても鎮静化しなくて、やむなく2錠目の『ニトロペン錠』を舐(な)めたりし、
今回果たして『ニトロペン錠』鎮静化がするのだろうか、と思いながら、
痛みに耐えたりしたが、効果なく3錠目の『ニトロペン錠』を舐(な)めたりした時、
私は家内を起こして、救急車で病院に行く、と決意したのは11時半過ぎであった。
やがて救急車が我が家に到着して、救急スタッフの御方が昨今の私の状況を把握し、
循環器専門の府中市に所在する『榊原記念病院』を進言して下さった。
そして『榊原記念病院』に到着後、10数名の医療スタッフの中で、
私は中央診察台で心電図、造影剤を入れてカテーテル、そしてCTスキャンなどの精密検査、
或いはレントゲン終えたのは、早朝3時半すぎであった・・。
やがて『胸膜炎』(追記・急性冠症候群)と病状とされ、しばらく経過観察したく・・
と入院が余儀なくされて、結果的に8泊9日の入院となったりした。
東邦大学医学部名誉教授で平成横浜病院健診センター長の東丸貴信医師が言う。
「前日に比べて、気温が5度以上も上下動する日は注意が必要です。
とりわけ、暖かい日が続いてから急に寒くなった時が危険です。
欧州心臓病学会では、最低気温が10度低下すると、心筋梗塞の発症が7%増加すると報告されています。
別の研究でも5度低下すると、15日間で5・7%の増加が認められています。
一般的に、気温が低い時は交感神経が活性化して、
アドレナリンやノルアドレナリンなどのカテコールアミンが放出され、
血管が収縮して血圧も上昇します。
暖かい日が2、3日続くと、副交感神経が活性化して、体がその環境に慣れてきます。
そんな状態から一気に5度以上も気温が下がると、血圧が急激に上昇したり、心拍数が増加して、
心筋梗塞や脳卒中などの心血管イベントで、突然死するリスクが高まるのです」
■いきなり激しい運動をすることも控えるべき
また、気温が低いと代謝を活発にして体温を上げるために、アドレナリンも過剰に分泌される。
それによって血液が固まりやすくなり、血栓による心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクが
アップすることもわかっている。
急に寒くなった日は、命が危ないのだ。
とくに高齢者は、ただでさえ生活習慣病や加齢によって、冠動脈や脳動脈の動脈硬化が進んでいる。
気温の低下によって、収縮期血圧が一気に20~30㎜Hgも上がる人も珍しくないというから、
血管が負担に対応できずに、心血管イベントを招く危険がさらに上がる。
よりいっそう気を付けたい。
また、日々の寒暖差によって血圧が中等度高血圧の範囲(収縮期160㎜Hg以上、拡張期100㎜Hg以上)を超えて
上下動を繰り返していると、動脈の内壁が傷つけられて動脈硬化が進み、さらに血圧の上下動が大きくなっていく。
そうした“負の連鎖”が、心筋梗塞や脳梗塞を起こすリスクがアップすることもわかってきた。
やはり、三寒四温の時期は要注意といえる。
「これから3月にかけては、暖かい日が続いたとしても、気を緩めないことが大切です。
冬物をしまい込んでずっと薄着で過ごしたり、暖房を完全に切って、
室温を適度にコントロールすることをやめてしまうのは、まだ様子を見てください。
急に激しい運動をすることも控えましょう。
ヒートショックを防ぐために、入浴前に浴室や脱衣所を暖めたり、
熱い湯船につかったときは、ゆっくり時間をかけて出るといった対策も続けたほうがいい」
厚労省の統計によると、心臓疾患による死亡数が最も多いのは、1~3月にかけてである。
三寒四温の季節は、ポカポカ陽気が続いても気を抜いてはいけない。 ・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
今回、三寒四温の季節に於いて、心筋梗塞や脳卒中のリスクが増加、
と何かと気弱な私は学び、多々教示させられたりした・・。
私は都心の郊外の調布市の片隅み住んでいるが、
私の生家に近くにあり、この地域に私は結婚前後5年を除き、早や70年となっている。
ここ一週間でも、どんよりとした曇り空の中、ときおり北風が強く吹き、
少し寒いかしらと思いながら防寒服の襟を立てて、手袋をしたりした・・。
そして私は歩きながら、何かと単細胞の私は、
♪春は名のみの風の寒さや・・
かぼそい声で『早春賦(そうしゅんふ)』の歌を唄ったりした。
或いは陽射しは燦燦と、風もなくも暖かなく、平年より5度ぐらい暖かい日となり、
三月の初旬のような温かさと感じ、防寒着も着ないで、
冬のスポーツシャツにフリースで出かけたりしてきた。
この時節は、何かと天上の気候の神々のきまぐれな采配に寄る三寒四温する季節でもある・・。
今回、心筋梗塞や脳卒中のリスクが増加する多々学び、
私も心臓を悪化させて入院した体験もあり、程々に自身の身体を自愛して過ごしてきた。
もとより命を失くしたら、年金生活のささやかな願いも叶(かな)わないので、
気弱と言われても、やむえないなぁ・・と微苦笑をしたりしている。