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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

行政や民間企業の高齢者向け特典サービス、遅ればせながら75歳の私は学び、やがて微苦笑を重ねて・・。

2019-11-04 14:58:03 | ささやかな古稀からの思い

運転免許証の自主返納では、免許証を返納すると
指定の店舗での飲食や買い物、旅館の宿泊料などが割引されるなどの
特典を利用できるとしている地域もあります。

運転免許証の返納に関わらず、私たちの身近でもレストランやカラオケでの高齢者割引、温泉の入湯料の割引など、
高齢の方を対象としたお得なサービスを目にします。

今回は、高齢者が知っていると、得するような高齢者向けの特典について調べていきましょう。

 

☆運転免許証自主返納

高齢になって運転免許証を自主返納することで受けられるサービスや特典はさまざまです。

ここではピックアップして紹介します。

千葉県の場合

・ タクシー乗車運賃を1割引き

・ 路線バスの乗車運賃を半額

・ 県内の指定のホテルの宿泊料金を5~10%割引

・ 鴨川シーワールドの入場料金を2800円 → 2100円に割引

・ 指定の法律事務所の相談を初回~2回目無料

・ 眼鏡の購入を割引 3万円以上で1万円引きなど

・ 高島屋の自宅配送料無料

など、その他にもたくさんあります。

千葉県の例を見ても、高齢者の方の生活に密着したサービスや特典があって、
とてもお得だと感じますね。

その他に県についても以下で確認できます。

高齢運転者支援サイト

 

※都道府県別 運転免許証返納で受けられる特典(全日本指定自動車教習所協会連合会)

☆高齢者特典いろいろ(運転免許証自主返納関連以外)

では、運転免許証自主返納に関連する高齢者の特典以外では、どのようなものがあるでしょう。

身近な場面で思いつくのは冒頭でも触れましたが、

・ レストランなどの飲食店での割引

・ 映画のシルバー優待価格

・ ホテルの宿泊料や入湯料の割引

などです。

市町村としてはどうでしょう。

神奈川県茅ケ崎市の例を紹介します。

茅ヶ崎市高齢者のための優待サービス事業

茅ヶ崎市内にお住まいの65歳以上の高齢者が対象です。

茅ヶ崎市から交付された優待カードを提示することで、
割引等の特典を受けることができるというサービス事業になります。

サービスを受ける方法、サービス内容

1.優待カードの交付を受けます。

交付には、公的な本人確認書類(運転免許証、健康保険証、介護保険証等)が必要です。

優待カードは、次の窓口で交付しています。

・ 高齢福祉介護課 ・ 小出支所 ・ 各出張所(辻堂駅前出張所、香川駅前出張所、ハマミーナ出張所)

2.事業の協賛店舗には、ステッカーまたはのぼり旗が設置されています。

3. 事業の協賛店舗で優待カードを提示します。

*カードの利用は、65歳以上のご本人のみ可能です *有効期限はありません


サービス内容の一部

実際の優待内容についていくつかご紹介します。

野天湯元湯快爽快ちがさき

【優待内容】

いずれも平日限定で、入浴料金通常750円が600円、手もみ本舗各コースが300円引きになります。

神奈川県美容業生活衛生同業組合茅ヶ崎支部中央窓口NATTYHAIR

【優待内容】

介護の必要な方、外出が困難な方への訪問美容サービスとして、
電話1本で組合サロン技術者が出張します。

プレンティーズ茅ヶ崎本店

【優待内容】

300円以上のお買い上げで、30円サービスします。(参考元:茅ヶ崎市高齢者のための優待サービス事業)

茅ヶ崎市
≪画像元:茅ヶ崎市

 

生き生きとした老後を過ごすことができるようにしましょう

高齢になると、運転が十分にできなくなったり、外出する手段や機会、そして気力も薄れてきます。

しかし、今、民間や行政では高齢者の方を対象としたさまざまな特典が準備されています。
これらは単に「お得感」を打ち出しているだけではありません。

引きこもり予防や幸福感や充実感を感じることで、生き生きとした老後を過ごすことができるよう、
高齢者の暮らしの支援としての役割を果たすという側面もあります

自分や両親が住んでいる地域には、どのような高齢者向けの特典や事業があるのかを知り、
お得な上に楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

               

今回、遅ればせながら行政や民間企業の高齢者向けの多彩な特典サービス、
学びながら微笑んだりした。

しかしながら私は、運転免許証返納で受けられる特典に関して、独り微苦笑してしまった。

私は今住んでいる処は、私の生家も近くにあるので、 私自身としては結婚前後の5年を除き、
この地域に住んで、早や70年近くとなっている。

最寄駅としては、京王線の場合は、『つつじが丘』、『仙川』の両駅は徒歩15分である。
或いは小田急線の場合は、『喜多見』、『狛江』の両駅は徒歩20分となり、
そして私が長年通勤で利用した『成城学園前』駅は徒歩30分となっているが、
何かしら京王線と小田急線にサンドイッチされたかのような辺鄙(へんぴ)な地域に住んでいる。

いずれの最寄駅までの路線バスの利便性は良い所で、
たとえば都心の新宿のデパートに買物に行っても、 電車を利用すれば、我が家よりデパートの店内に45分ぐらい、
或いは東京駅でも我が家から一時間前後となっている。

               

こうした中、我が家の周辺の住宅街は自家用車があるが、
我が家には、自動車がない稀(まれ)な家となっている。

過ぎし2004年(平成16年)定年退職後は、多々の理由で年金生活を始め、
若き25歳前後の生家の自動車を活用して、盛んに各地を走行してきたが、
この後はペーパー・ドライバーを長年過ごしきた・・。

そして年金生活を始めた当初、 この機会に自動車を購入して、
私たち夫婦は、国内の各地をドライブしょうかしら、と夢想したりした。

しかしながら私は、無念ながら反射神経が鈍(にぶ)くなった感じ、
その上に小心者の為、 万一、交通事故で人さまに傷つけたりして被害者はもとより、
加害者の私でも心身の傷を深く残すので、 自動車の運転免許証の更新時に破棄して、
自動車の運転を断念したひとりである。

そして私は運転免許証を返納した時期は、私の住む市に於いては特典などはなく、
後年、多くの市町村で運転免許証返納の特典があることを知り、微苦笑したりした。

こうした中で、買物、散策などは路線バスにも乗らず、歩いたりしている。
そして駅までの15分前後の道のりも、路線バスなどに頼らず、殆ど歩いたりしているが、
冠婚葬祭、旅行、都心で懇親会などの場合は、タクシーを利用する時があるが、
年平均として3万円前後となっている。

                               

無念ながら齢を重ねれば、何かを断念しなければ、安らぎある年金生活が過ごせないよなぁ・・、
と独り微苦笑したりしている。

こうした根底には、私は定年退職するまでの半生は、何かと悪戦苦闘することが多かった為か、
多少なりとも心配した年金生活は、予測した以上に安楽で、殆ど自由に自身の好きなことで過ごしてきたので、
ときには天国のように感じたりしている。

コメント
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