先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NIKKEI STYEL 】を見ていると、
『 冬の乾燥が招く隠れ脱水 持病ある高齢者は要注意 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。
我が家の寒い時節の冬の陣として、居間のエアコンを24度前後の暖かさの中、
私たち夫婦は、日中の大半を過ごすことは多くなっている。
特に今年は、家内は初めて大病に遭遇して入院生活の中で手術をして、
この後は指定された薬を服用して、ときおり通院して、早や6カ月が過ぎている。
こうした状況もあり、今回の《・・冬の乾燥が招く隠れ脱水 持病ある高齢者は要注意・・》って、
どのようなことですか・・と思いながら記事を精読してしまった・・。
この記事の原文は、『日本経済新聞』の2019年11月13日の夕刊に掲載された記事のひとつで、
関連の公式サイトの【 NIKKEI STYEL 】に11月13日に配信され、
無断であるが記事の大半を転載させて頂く。

《・・冬の乾燥が招く隠れ脱水 持病ある高齢者は要注意
手軽な乾燥対策として、この時期には欠かせない。
「利用者も家族も、つい忘れがちになる。いつも注意している」。
ニチイ学館に所属する介護福祉士、三上かつ子さんの基本動作だ。
なぜ冬場の脱水に注意する必要があるのか。
呼吸や皮膚からの自然蒸発で、無自覚のまま脱水症状になる可能性が高いからだ。
暖房器具を使うので室内が乾燥しやすい。
特に最近の住宅は気密性が高く、高温で湿度も低い状態で過ごす時間が長いことも、かくれ脱水の原因の一つになっている。
体内水分量が少ないと、血液の流れが悪くなって、血管が詰まり、
脳卒中や心筋梗塞を引き起こす原因となる。
糖尿病の場合、服用する薬の種類によっては利尿作用があり、
脱水症状を起こしやすくなるリスクもある。
冬場はインフルエンザウイルスやノロウイルスなどの感染症が流行するため、
発熱や下痢、嘔吐(おうと)にも注意が必要だ。
食欲がなくなると、食材に含む水分も取れなくなり、脱水を加速させる危険もある。
最も重要な対策は、定期的な水分補給だ。
喉が渇いていなくても、時間ごとに水を飲む。
入浴前後も忘れないようにしたい。
「朝、起きたときは、誰もが軽い脱水状態」(三宅教授)のため、
夜寝る前と起床時には、水分を取ることが望ましい。
ただコーヒーや緑茶などカフェインを多く含む飲料は利尿作用があり、
かえって水分を失う恐れがある。
スポーツドリンクも糖分が多いため、日常的に飲むには不向きだ。
介護の現場では「白湯のほか麦茶やほうじ茶を勧めることが多い」。
三上さんは説明する。
少量ずつこまめに取った方が、水分を保持しやすいからだ。
「体内の水分量調節を担う腎臓は、多くの水が入ってくると、尿を作り排せつを促す」。
三宅教授は話す。
喉の渇きを訴えられない人には、皮膚がかさついていたり、口が粘ついていたりする際、水分の摂取を勧めるとよい。
冬の脱水は、夏に比べて自覚しにくいうえ、脱水になるのは夏という思い込みによる油断もある。
まずは冬にも、脱水リスクがあることを認識し、普段と体調が異なる際は「脱水かも」と疑い、
冷静に対処することが高齢者の命を守ることにつながる。
☆熱中症になるリスク
乾燥した室内で脱水状態が進むと、熱中症を引き起こす可能性がある。
冬場で特に注意が必要なのは、入浴中だ。
湯船の中に長時間つかると、体内の水分が失われるほか、体温も上昇する。
湯船の中で気を失って溺れたり、立ち上がった際に転倒したりする危険性もある。
東京消防庁によると、都内における2018年11月から2019年4月までの熱中症搬送者(速報値)は50人。
65歳以上は7割を占める。
熱中症で搬送される人は、夏より少ないが、冬の搬送者は毎年後を絶たない。(略)
湯気がこもる浴室だけではなく、洗濯機や乾燥機の熱気がこもる洗面所でも、油断は禁物だ。
冬場は脱衣所と浴室の急激な温度差で、血圧が急変する「ヒートショック」を起こす可能性もある。
ヒートショックは、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす。
特に脱水状態の場合、血圧の変動も大きく、事故のリスクが高まるので注意が必要だ。(執筆者:大崩貴之)・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

今回の記事を真摯に学び、多々教示されたりした・・。
平素の私は、何かと煎茶が好きで、お寿司屋さんから頂いた大きな湯呑茶碗のふたつに煎茶を淹れて、
そして大きめのマグカップにインスタント・コーヒーを淹れて、お盆にのせて、
居間に運び、 日中は幾たびかお替りして、こよなく愛飲しているひとりである。
このように私は、幼年期より何かと煎茶を愛飲してきたが、 過ぎし年に医学博士の平柳要さんが、
ネット上で 「緑茶に含まれるカテキンには、血管を拡張し、血流をよくする作用があります。
研究報告によると、緑茶を日1~3杯飲む人は、 飲まない人に比べて、 心筋梗塞や脳卒中のリスクが明らかに低い」 と学び、
微笑みながら飲んだりしてきた・・。
最近、紅茶のポリフェノール成分「テアフラビン」には、インフルエンザウイルスに有効と学び、
風邪は高齢者の天敵だよなぁ・・と思いながら、一日一杯を愛飲している。
こうした私は、冬の脱水に関しては、大丈夫だよねぇ・・と微笑んだりしている。

《・・冬場は脱衣所と浴室の急激な温度差で、血圧が急変する「ヒートショック」・・》に関して、
私は読みながら微苦笑したりした・・。
私は我が家は古びた築後40数年の戸建てであり、お風呂場は洗面所と隣接し、近くにはトイレもある。
こうした中で、寒い時節に於いては、居間はエアコンで暖房しているが、
夕暮れから居間のドアを開けて、 洗面所とトイレまで温めている対策をしている。
そして夕食前に私は、入浴タイムとなり、
『お風呂に入ってくるょ・・』
と私は若き自衛官に負けないように、家内に大声で伝えている。
そして私は浴室にある湯船のフタを開け放ち、浴室を湯気で温めたりした後、
洗面所で服を脱いで、浴室に入り、シャワーの暖かな温質で身体を清めたりした後、
湯船に身も心をあづけて、何よりも倖せを享受している。
そして過ぎし年に、温度が急激に変化すると、血圧が大きく変動し、
失神したり浴槽内で、溺れやすくなります・・ ・・41度以下に・・と学び、
ゆったりと湯船に入っている。
やがて私は、湯船から上がり、洗い場で石鹸を付けて、身体をくまなく洗い、
そして私は毎夕に髪の毛は、シャンプー、そしてリンスで洗い清めたりした後、
髭(ヒゲ)を剃ったりしている。
まもなく再び湯船に浸かり、倖せを再び享受し、やがて浴室を出て、
洗面所で、高齢者は清潔感が大切ょ、と家内から日頃から叱咤されている私は、
髭(ヒゲ)剃り後のクリーム、そして髪の毛にはヘアートニック、わずかなヘアークリームで整髪した後、
下着そしてパジャマを着たりしている。
この後、私は『お先に・・』と居間にいる家内に大きな声で伝え、
まもなく家内の入浴タイムとなるのが、ここ10数年の我が家の習(なら)わしとなっている。

しかしながら家内は、隠れ脱水の傾向があるので、
年金生活を始めた当初より、買物メール老ボーイとなっている私は、
スーパーの店内で、スイカ、モモ、イチゴなどの果物(くだもの)、或いはゼリー、ババロアなど水分の多いのを、
買い求めたりしている。
そして私は家内の茶坊主の身であるので、コーヒー、野菜ジュースなどを淹れて、
早や15年が過ぎている。
このような我が家の隠れ脱水の対処であるが、
小学生の時、通信簿は『2』、『3』の多い劣等生の私であった為か、
高齢者の今は、少しは良いかしら、と微笑んだりしている。