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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『暑さ寒さも彼岸まで・・』の古人の格言に微笑みながら・・。

2010-03-20 10:29:26 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
今朝も主庭のテラスに下駄で下り立った。
数日前より私は足袋(たび)を履(は)かずに素足となり、春風を心身受け止めているのであるが、
寒さを感じることなく、何かしら心地よいのである。

紅濃色の満開となっている藪椿(ヤブ・ツバキ)を眺めたり、
モミジは幼葉となりはじめたり、紫木蓮(シ・モクレン)が大きな莟(つぼみ)なり開花の前の情景となっている。
そして私はかがみながら、黄色い花を咲かせているラッパ水仙、
純白の花をたわわに咲かせている鈴蘭水仙(スズラン・スイセン)を誉めたりした。、

この後、蕗(フキ)を片隅に群生させているが、朝露に濡れながら10センチぐらい育ち陽射しを受け、
春の確かな息吹きを感じさせてくれる。

このような情景を見ていたら、朝の投稿文を綴ることも忘れ、私は長らく見つめたりしていた。

そして居間に戻れば、地元の天気情報が、
朝の6時は6度、昼下がりは20度前後の5月のような暖かさとなり、
日中は快晴に恵まれます。と報じていた。

しかし明日の天気は午前中のひとときに雨、その後は回復して快晴となります、
と伝えていたので、お墓参りの時は、と思ったりしていた。


昨今の私は、過日の小笠原・父島滞在旅行から帰宅した後、
日中は買物と散策をした後は読書することが多く、ときには昼寝までしてしまうことがある。
年金生活をはじめた数年は何かしら現役の働いて下さる諸兄諸姉に罪悪感を感じることもあったが、
最近では年金生活の何よりの恵みと思い甘受している。

午後の大半を読書とするが、過日、駅前で買い求めた文庫本の三冊がある。
たまたま田草川弘(たそがわ・ひろし)著作の『黒澤明 vs.ハリウッド ~「トラ・トラ・トラ!」その謎のすべて~』(文春文庫)、
橋本忍(はしもと・しのぶ)著作の『複眼の映像 ~私と黒澤明~』(文春文庫)、
江夏豊(えなつ・ゆたか)著作、波多野勝(はたの・まさる)構成の『左腕の誇り ~江夏豊自伝~』(新潮文庫)、
たまたまこのような三冊である。

私は陽射しのぬくもりある居間で暖房いらず中、ソファーで読んだり、
眠くなったら、2階の和室の寝室で障子越しに陽射しを受けた中、布団にもぐり、
電気毛布も不要となった布団にもぐり、読んだりしたりしている。

そして、古人から伝えられた『暑さ寒さも彼岸まで・・』の格言に甘えている。



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