goo blog サービス終了のお知らせ 

夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

されど、藤(フジ)の薄紫色の花・・♪

2007-04-26 19:29:00 | 定年後の思い
東京の郊外に於いても、この時節を迎えると公園、川沿いの藤棚で、
薄紫色の花が咲き、カーテンのように垂れ下がり、微風が吹くと微かに揺れている・・。

私は旅先で、道路沿いの丘陵などの常緑樹、若葉になった落葉樹の中で、
ひっそりと咲いている藤の花を観かけた時、
何かしら幸せな気持ちになれる。

人の手に余りかけない程度のこうした藤の花に巡り逢えると、
周囲の情景の中、藤の薄紫色の彩りが季節の移ろいを教示して貰い、
今年もこの時節が来た、と心の中で安堵したりするのである。

私は藤棚に咲く華麗な彩りより、
ここ30年前頃から、道路際にさりげなく咲く薄紫色の樹木に魅了されている。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ときには、男性の中年層は息き抜きを・・♪

2007-04-26 09:19:00 | 定年後の思い
昨夕の読売新聞を読んで、私なりに考えさせられた記事があった。

【 元気ない40~50代 】
  【 男性ホルモン 60代より少なく 】

という見出し記事であった。

私は定年退職後の3年生の身であるが、
民間会社に35年前後務めていたので、
何かしら中年のサラリーマンに哀歓を日頃から寄せている。

無断であるが、読売新聞の記事を転記させて頂きます。


一般に年齢と共に低下するとされる男性ホルモンの量について、
日本人サラリーマンを調べたところ、
働き盛りの40~50歳代のの中年層で最も低下していると意外な結果が出た。

男性ホルモンはストレスの影響を受けやすいと言われて折、
調査した帝京大病院・泌尿器科の安田講師は、
『仕事でのストレスが男性の活力を失わせているのではないか』と話す。
・・

20~30歳代、40~50歳代、60歳代以上の3世代に分けた健康な男性81人を対象に、
活性型男性ホルモンの指標になる唾液中のテストステロンの量を測定。
・・

最も高いのは20~30歳代だったが、
次いで高いはずの40~50歳代の中年層は、
半数以上が退職者の60歳代よりもむしろ低かった。
男性ホルモンが年齢と共に低下することは、
国内外の調査でむ確認されて折、
その《常識》を覆す結果となった。

テストステロンが低下すると、
性欲や性機能の減退のほか、不安や不眠、
認知能力の低下といった精神症状や、肩こりや腰痛といった身体症状として表れることが多い。

安田講師は、
『日本人男性は、勤勉で責任感が強く、
管理職である40~50歳代では仕事のストレスも増える。
疲労や抑うつ感といった心身の様々な病状に、
男性ホルモンの低下が関係している可能性がある』
と話している。

以上が記事のほぼ全文である。

日本のサラリーマンの中年層の多くは、
多忙に業務に打ち込み、睡眠時間を削りながら、務めているのが実態と思われる。
そして、家庭の主(あるじとして)収入の責務があり、住宅ローン、子供の教育費に負担があり、
息抜きが出来ないような状態が多いと想像している。

私は現役時代には多忙な身であり、40歳代の後半に、
腰痛で一ヶ月近く入院をしてしまったことがある。
この時感じたのは、自分が社会から離れていても、
会社の業務サイクルは多少の不便さがあっても回転している、という現実であった。

退院後、相変わらず業務に精勤したが、
ときには土曜日か日曜日の休みの時には、
それぞれ自分の心身にあった息抜きが必要と感じ、
実行して定年を迎えたりした。

家庭を守る奥様方は主人は想像以上に仕事に励み、家庭の責務を感じている、
ということを改めて考えて欲しい。

そして、お子様は父親が誰よりも君達を愛し、君達の為に命を削りながら日々を過ごしているのを、
知って欲しい・・。

このような父親を見たら、
少なくとも父の日の時には、プレゼント品が買えなくても、
『お父さんのお陰で・・』とひと言の感謝を述べるのは、
養育されている子供の責務と思ったりしている。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする