夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

あるひとつの総合雑誌・・♪

2007-04-02 14:34:00 | 定年後の思い
家内と10時過ぎに家を出た時は、春雨が止んでいた。

川沿いの遊歩道を歩いたが、週明けの月曜日の午前中であったので、人影も少なかった。
雨でしっとりした中、染井吉野の桜、山桜、白木蓮、辛夷の満開の花に見惚(みと)れたりした。

花見で人出の多い中より、こうしたゆっくりと満開の花を誉(ほ)めるられるのは、
贅沢なひとときと思ったりした。

家内の歯科医院で治療を受けるので、駅前で別れ、
私はコーヒー・ショップの『ドトール』で、
持参した塩野七生・著の『ローマ人の物語』第12巻(新潮文庫)を読んで待機していようと思った。

ここしばらく、このお方の『ローマ人の物語』をあと4巻手元にあるので、
本屋に寄っていなかった・・。

『ドトール』に入る前、何かしら雑誌はないかしら、
と思い立ち、本屋に入った。

総合・教養コーナーの陳列で、ひとつの雑誌が目に止まった。

表紙の左隅には、

《現地イタリア・インタビュー》
塩野七生
ローマ人、司馬遼太郎、そしてリーダーとは!

《ロング・インタビュー》
浅田次郎
型破りな父がのこした言葉

という特集記事であったので、愛読者のひとりとして、
購入することにした。

『ドトール』でコーヒーを飲みながら、この雑誌を改めて見た。
知的円熟世代のブィジュアル総合誌『文藝春秋』の5月臨時増刊号であり、
副題として《黄金の10年へ》と明示されていた。

最初、目次で記事のタイトルを眺めていたら、
団塊世代の人々が本年より定年退職をされるので、
この人達の祝砲として企画された増刊号と理解できた。

定年退職後の多くは、60歳代は体力は衰えても知力は充実した年代でもある。

私達夫婦が2年前に北海道の団体観光ツアーに参加した折、
私達より10歳前後ご年配のご夫婦より、
『私達・・旅行が好きなので・・体力もあった60代の時は、海外にもあちらこちら行けたの・・
ご存知と思いますが、ゴールデン・イヤーズでしたよ・・』
と教えてくれ、私達夫婦に深く心に残ったりした。

その後、この雑誌の企画のセンスの良さを思考し、煙草に火を点(つ)けた。

             



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春雨の中、花冷えとなり・・♪

2007-04-02 08:04:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、春雨がしとしとと降り続いている朝を迎えている。

もみじの幼い葉が濡れ、紫木蓮(シモクレン)の枝は雨粒を湛(たた)え、大きく咲いた花はしっとりとして、情感がある。

日中は雨時々曇りとなり、昨日の25度近い陽気から、15度前後の花冷えの一日となる。

私は家内と10時過ぎに駅前に出かけるので、
川沿いの遊歩道を歩きながら、春雨の降る中、
桜、白木蓮、辛夷(コブシ)の満開の花を愛(め)でるのも良いかしら、と思ったりしている。


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