今朝の読売新聞を読んでいて、一番心に残って思索させられたのは、
日曜日に連載されている【本よみうり堂】があるが、
この中に《ポケットに一冊》というコーナーがあり、毎週愛読している。
今回は瀬戸内寂聴・著の『孤高な人』(ちくま文庫、580円)が紹介されている。
読売新聞の文芸部所属の方が綴られていると想像するが、
「飼」と末記に記されている。
私なりに興味があり、私なりの性格から心を響き、少し動転をしたりした。
無断であるが、記事を転記させて頂きます。
こんな破天荒な人が近くにいたら閉口するだろう。
初対面でいきなり、
『なんでそんなに化粧が濃いの』。
レストランのビフテキが気にくわないと、『スリッパの裏みたいに固いやないの』。
とりわけ俗物性を嗅(か)ぎつけると容赦ない。
文化勲章詩人であろうが口を極めてののしる。
その人とはチェーホフ作品などの翻訳したロシア文学者の湯浅芳子(1896~1990)。
レスビアンを自認し、作家の田村俊子に恋焦がれ、
宮本百合子とは足かけ6年『結婚生活』をしたことでも知られる。
本書は、この人と交流があった著者による評伝風のエッセーだ。
『あんたはつまらん小説書きまくって、あぶく銭かせいでるんだから』
浴びせられた暴言を思い出して腹に据えかねながらも、
寂聴さんは、彼女の意外と細やかせ、純情さ、報われぬ恋情へのさみしさなど、
心のひだに分け入っていく。
多くの人に愛想つかされた晩年は孤独だ。
しかし、本書からは、群れから離れ、
『いっぴき狼(おおかみ)』として生きた人間の潔さが伝わる。
おっかなびっくりだが、一度、生きて逢いたかった。
以上が全文であり、無断で転記させて頂きました。
私は大学を中退し、映画青年、文学青年のまねごとをした後、
25歳より企業に中途入社し、サラリーマンを長年務め、
定年退職し、三年生の身である。
私は日常の生活の折は、穏やかなサラリーマンとして振舞っていたが、
喫茶店、居酒屋などで同僚達と話し合う時は、
独断と偏見の性分がもたげ、真摯に本音で断言し、明言したりする時があった。
こうしたことが過ぎると、一部の方達から敬遠される。
《偉そうに・・確固たる根拠もないくせに・・》
と多分云われたろうと思ったりしている。
ある会議に於いて、私のこの性分がもたげ発言後、
この後に上司に知られ、
『程ほどにね・・いろいろと・・損をするから・・』
と云われたこともあったりした。
私は年金生活をしている無名な人であるが、
このサイト於いて、社会に対して私なりに耐え難いことは、ときおり綴っている。
病気は治療すれば治(なお)るが、長年の癖(くせ)は治らないかしら、
と苦笑している。
日曜日に連載されている【本よみうり堂】があるが、
この中に《ポケットに一冊》というコーナーがあり、毎週愛読している。
今回は瀬戸内寂聴・著の『孤高な人』(ちくま文庫、580円)が紹介されている。
読売新聞の文芸部所属の方が綴られていると想像するが、
「飼」と末記に記されている。
私なりに興味があり、私なりの性格から心を響き、少し動転をしたりした。
無断であるが、記事を転記させて頂きます。
こんな破天荒な人が近くにいたら閉口するだろう。
初対面でいきなり、
『なんでそんなに化粧が濃いの』。
レストランのビフテキが気にくわないと、『スリッパの裏みたいに固いやないの』。
とりわけ俗物性を嗅(か)ぎつけると容赦ない。
文化勲章詩人であろうが口を極めてののしる。
その人とはチェーホフ作品などの翻訳したロシア文学者の湯浅芳子(1896~1990)。
レスビアンを自認し、作家の田村俊子に恋焦がれ、
宮本百合子とは足かけ6年『結婚生活』をしたことでも知られる。
本書は、この人と交流があった著者による評伝風のエッセーだ。
『あんたはつまらん小説書きまくって、あぶく銭かせいでるんだから』
浴びせられた暴言を思い出して腹に据えかねながらも、
寂聴さんは、彼女の意外と細やかせ、純情さ、報われぬ恋情へのさみしさなど、
心のひだに分け入っていく。
多くの人に愛想つかされた晩年は孤独だ。
しかし、本書からは、群れから離れ、
『いっぴき狼(おおかみ)』として生きた人間の潔さが伝わる。
おっかなびっくりだが、一度、生きて逢いたかった。
以上が全文であり、無断で転記させて頂きました。
私は大学を中退し、映画青年、文学青年のまねごとをした後、
25歳より企業に中途入社し、サラリーマンを長年務め、
定年退職し、三年生の身である。
私は日常の生活の折は、穏やかなサラリーマンとして振舞っていたが、
喫茶店、居酒屋などで同僚達と話し合う時は、
独断と偏見の性分がもたげ、真摯に本音で断言し、明言したりする時があった。
こうしたことが過ぎると、一部の方達から敬遠される。
《偉そうに・・確固たる根拠もないくせに・・》
と多分云われたろうと思ったりしている。
ある会議に於いて、私のこの性分がもたげ発言後、
この後に上司に知られ、
『程ほどにね・・いろいろと・・損をするから・・』
と云われたこともあったりした。
私は年金生活をしている無名な人であるが、
このサイト於いて、社会に対して私なりに耐え難いことは、ときおり綴っている。
病気は治療すれば治(なお)るが、長年の癖(くせ)は治らないかしら、
と苦笑している。