平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

枚方美術館問題・・・何故「茶室」が、建設されるの・・・

2014-07-14 23:48:10 | 枚方市美術館問題
 枚方の美術館問題に注視すると、現在の枚方市、市議会の様子が良くわかる。建設予定地の香里ヶ丘在住の方たちを中心の「反対」の取り組みは止まらない。そして、枚方市民の中に徐々に「怒り」が沸き起こっている。それは、美術館に建設だけでなく、別棟の「茶室」が建設されることが、分かったから。新しいビラがあるので、明日から地元で巻きたいと思う。以下、ビラの内容・・・

みなさん わたし達は、知らされていない!議員達も知らされていない?
  香里ヶ丘中央公園に建設されるのは美術館だけでなく
       自然の樹木を切り、別棟の茶室がつくられる!!

なぜ 茶室を問題にするのか?

 枚方市の市民説明会では、「茶室」のことは一切触れられず、私達は、工事説明会用資料(7月10日公表)により始めて知りました。美術館建設により「丘」が切り取られ、多くの自然樹木が伐採されることに市民から批判の声があがっています。個人的嗜好と思われる別棟茶室建設により樹木伐採範囲が増加しています。多くの市民の自然樹木に対する愛着を無視してまで茶室を建設するその理由があまりにも不透明です。
この茶室の件について、市長・副市長以下、はたしてどれだけの職員が知っていたのか?市議会議員は、この茶室の件を知っていたのかも疑わしい状況です。
7月24日の工事を前提にした工事説明会を中止し、今回の美術館建設を凍結し、市民参加で寄贈者も含めた審議会を設け、今回の美術館計画を見直すことを、あらためて強く訴えます。
*「広報ひらかた6月号 P6」をご覧下さい。別棟の茶室建設をすることは説明されていません。・・・・市民参加の審議会設置を求めます・・・

    美術館問題とは
 市民の寄付で美術館を整備します――。枚方市のこんな計画が思わぬ論争となっている。市内在住の会社経営者が約7億円を投じて美術館を建設し、市に寄贈する計画だが、毎年7千万円前後の運営経費を市が負担する必要があるうえ、住民説明が整備方針の決定後になったことで一部住民が反発。建設予定地近くの自治会が白紙撤回を求めて署名運動を展開するなど、波紋を呼んでいる  (朝日新聞本年6月23日の記事より抜粋)
 市役所は、市民の要望により、あわてて5月13日地元への説明会を開始しましたが、6月15日の市民説明会で打ち切りの姿勢を打ち出しました。自然破壊の問題、最長30年間毎年7000万円もの運営費を必要とし、21億円もの税金をつぎ込むことになる問題(建物の改修費等を含まれていません)枚方市駅前に建設される総合文化会館に美術館機能を入れなかった問題等、根本的な疑問は解決していません。


やはり気になる枚方市議会・・・美術館問題は、解決していない。

2014-07-10 23:35:26 | 枚方市美術館問題
 枚方市は、香里ヶ丘中央公園に美術館を建設することに市民の大きな反対があるのに、工事説明会を行なう住民に伝えてきている。何故、こんなにも「あせるのか」理解できない。美術館を発展させるには、市民に愛される美術館であることが必要なのに・・・。
 
 それにしても、6月議会には、失望した。3月の議会で「美術館問題に反対」した議員に一貫性がないのだ。予算審議の方法が、美術館事業を進めるための予算が入っているのに美術館問題に反対の議員が「反対」できない一括採決の仕組みになっているのだ。そこで、市議会に質問をしてみた。以下、質問書です・・・。今日 提出してきた

宛 枚方市議会 議長
(枚方市会事務局) 

           
 市議会の予算審議について(質問)

  平素から市民の代表として市議会議員活動をされていることにお礼申し上げます。
 さて、本年6月議会では「補正予算」の審議が最終日という異例の運営になりました。美術館の関連予算について十分な審議がされていないから最終日になったと聞いています。
しかし、6月本会議での一般質問でも、各議員が美術館に関して指摘した問題点は解決されているとは思えない中、6月26日市議会最終日に「補正予算」の審議が行なわれました。採決時の議員の態度は「条件付賛成」「予算執行の凍結を前提に賛成」「6月議会で審議する必要はない。事業を凍結し、白紙も含め検討するべきとして反対」そして、「賛成」「退席」という立場に分かれていました。
 「条件付賛成」「予算執行の凍結を前提に賛成」と述べられた議員の「賛成」理由は、補正予算には、保育所や介護関係の予算も含まれているので、反対できないということでした。「美術館問題に疑問がある」「美術館建設に問題あり」と意思表示をしながらも、一括採決のため「賛成」か「反対」しか意思表示できないという、予算の一括提案の仕組みに大きな問題点を感じました。補正予算には、市民生活に必要なものがあるので一項目が反対だからとしても「反対」出来にくい仕組みなのです。また、その仕組みを理由に議員が責任ある立場を取れないことは、市民の立場からも残念です。そこで、下記の質問を行ないます。7月23日までに文書にて回答と口頭説明をお願いいたします。

(質問)
1・補正予算は、一括提案されていますが、分離提案が可能なのかを教えてください。また、不可能ならば、その理由をお聞かせください。根拠法があれば教えてください
2・補正予算の分離提案できない根拠法がある場合は、その改善方法をお示しください


要請者 平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会   大田幸世       
         枚方市禁野本町1丁目5番15 106号室 市民の広場「ひこばえ」内
             072-849-1545(FAX 共)

恒例の昼食会で美術館問題が話題になりました

2014-07-07 23:05:53 | 月一回枚方で昼食会 誰でも参加できます!
 
 今日のメニューは、「ねばねば丼」。そして、ビーマンサラダ、ニュー麺。
食べながら、さまざまなことが話題になる。今日は、香里ヶ丘中央公園に建設予定の美術館のことが話題になり、市議会や市役所の現状が多くの人から語られた。
 枚方市の寄贈美術館問題が、朝日新聞に取り上げられたこともあり、「どのように考えたらいいのか」との参加者からの問いかけがあり、気になっている人が身近にいるのだとあらためて知った。この間、市議会傍聴や市の説明会に参加した時の内容を伝えたが、「寄付に条件をつけることは、おかしい」等の感想だった。
 また、毎年7千万円の運営経費を、最長30年間負担する可能性があるのに、非常にずさんな事業の進め方をしたり、整備方針決定後に市民説明をする等の枚方市のやり方は、通常ではあり得ないのではとの批判も出された。
 市議会議員に対して建設予定地に出向き、地元の人と話し合うことを求める要望が、建設予定地周辺の市民から出されているので、私は、その場で「私達も市議会議員に働きかけよう」と呼びかけた。
 生涯学習市民センターや図書館の指定管理者制度の問題もあり、枚方市の「よさ」がこれ以上なくならないようにと思う。

第5回目の福島の保養の取り組み「やんちゃっ子」の準備中です

2014-07-02 22:20:52 | 保養の取り組みやんちゃっ子枚方
 福島原発事故から3年4ヶ月。状況は良くなっていない。政府は、「うそ」をつき放射能安全神話をつくり出そうとしている。保養の取り組みは、ますます必要な状況が続く。
「やんちゃっ子通信 4号」を渡しながら、協力をお願いしている。
(通信から)
紫陽花が雨に打たれ、いっそう色鮮やかです。夏休みまであと1ケ月やんちゃっ子夏の保養キャンプの大枠が決まりました。
今回は、楠葉丘の自治会館をお借りしての合宿となりました。昨年春の合宿先「あぢゃ」近く、子どもたちには馴染みの楠葉です。ゆったり、ほっこりを目標に、野外でのびのびと体を動かし、安全な食生活を送ってもらうことを考えています。フィリピンの音楽活動家ポール・ガランさんも支援に来て下さる予定です。ご支援、ご協力を、よろしくお願い致します。

今夏の取り組みは・・・・
日程:2014年8月5日(火)~8月11日(月)  
場所:丘二自治会館  枚方市楠葉丘2丁目

 ご協力いただける方は、下記に集まりください
日程:2014年7月13日(日)10時30分~12時
場所:鏡伝池緑地(市民の森)会議室
 (京阪樟葉駅からバス停「市民の森」下車 
   4A経路です。10時7分発があります)

<お願いすること>
① カンパ活動  ② 食事つくり  ③ 子どもたちの送迎や見守り 
④ 食材や滞在中に必要な物の提供  ⑤ バザー物品の提供 
 紫陽花が雨に打たれ、いっそう色鮮やかです。夏休みまであと1ケ月。やんちゃっ子夏の保養キャンプの大枠が決まりました。
今回は、楠葉丘の自治会館をお借りしての合宿となりました。昨年春の合宿先「あぢゃ」近く、子どもたちには馴染みの楠葉です。ゆったり、ほっこりを目標に、野外でのびのびと体を動かし、安全な食生活を送ってもらうことを考えています。フィリピンの音楽活動家ポール・ガランさんも支援に来て下さる予定です。ご支援、ご協力を、よろしくお願い致します。

「やんちゃっ子」に参加しているYさんのことが掲載されています
   2013/10/18付朝日新聞プロメテウスの罠 より

 今年(2013年)1月に福島市の学校給食で市産米が使われるようになってから、市内の小学3年の長男に毎日おにぎりを持たせている。原発事故で生じた行政不信は根深い。市が「安全だ」といっても、なかなか信じることができない。事故直後、水道水から1キロ当たり最高177ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたが、市から使用制限はかからなかった。後になって、国は10ベクレルという基準を示してきた。当時は何も気にせず、水道水をそのまま子どもに飲ませてしまった。今もそのことへの悔いがある。県知事が県産米の安全宣言をした直後に汚染米が見つかったこともあった。そうした例を挙げればきりがない。行政は当てにはならない。自分で判断するしかない、と思う。

 学校給食で市産米が使われることになったとき、Yは長男をこう説得した。 「市は安全だというけど、放射能が見逃されて食べてしまうことも、絶対にないとはいえないんだよ」 全水田、全果樹園を調べるというJA新ふくしまの取り組みを、Yは評価している。だが、それがすぐに「食べさせてもいい」につながるわけではない。子どもに市産米を食べさせていいのかどうか、判断するにはもう少し時間がほしい。

 別の心配もある。他の子どもと違う道を選ぶことによるリスクだ。おにぎりを持っていくことで、いじめられたりはしないだろうか。担任の女性教諭に相談した。教諭は親身に応じてくれた。目配りをしてくれる、といってくれた。Y自身も気を使っている。少しでも他の子との違いが小さくなるように、おにぎりには具を入れない。こぶし大の塩おにぎりを一つだけ。給食のご飯とほぼ同量だ。給食がカレーの日だけは、おにぎりではなく弁当箱にご飯を詰める。 長男は本来、給食が大好き。パンよりもご飯が好きだ。可能なら給食の温かいご飯を食べさせてやりたいと思う。米飯持参を続けなければならない今の状況を悲しく思う。持参させるようになって2カ月たったこの春。担任教諭に「様子はどうですか」と連絡帳で尋ねた。返ってきた連絡帳には「大丈夫ですよ」とあった。