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枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

美術館寄贈問題で痛感す、市民の立場に立ちきる議員の必要性

2014-07-22 07:21:47 | 月刊『平和がいちばん』
                              暑い夏が来ている。枚方の美術館寄贈問題も、市民の「熱い」大きな反対の動きの中で枚方市の姿勢も変わり始めると信じたい。「平和がいちばん」7月号の1面の記事は・・・・

来春の枚方市議選に候補者二人を立てる準備を開始します
 来春の市会議員選挙に「市民の会」は二人の候補者を立てて闘う準備を始めました。
 ここ数カ月、“美術館”建設を巡って市政と市議会が抱える問題が露わになってきました。市で初めての美術館が、わずか10カ月の市役所内部の議論と議会でのやり取りで、香里ケ丘地域の歴史も中央公園の景観も顧みられることなく決定されました。市が積み上げてきた文化施策を一変させる内容であり、財政問題は先送りされたままであり、施設の管理形態を大激変させてしまう決定内容です。
 この間の経過を知らされず結果だけ提示された市民は、市長と議会の体質に疑問を抱きました。なぜ市民の意見を聞かないのか、それ以前になぜ市民に知らせないのか、そして多くの疑問をつぶやきながら建設に賛成した議員は市の説明にどう「納得」したのか、また賛成した議員は市民にどれだけ説明し説得したのか。さらには「会派」の傘に隠れて自分の意見を表明しない議員もいます。これらすべてが免罪されたまま進むこの美術館建設は、今後いったい誰が責任を取るのと言うのでしょうか?
 
 この間の経過は「市民にすべて知らせ、議論を促し、そして市の進むべき方向を決める」という自治体のルールが全く無視されたことを示しています。これが現在の枚方市と市議会の現状です。
 
 前回の選挙で「会」推薦の手塚たかひろ議員が議席を得てこの三年間、議会と市民とを結んで運動を広げ深めてきました。手塚議員は議会での質問や市長・理事者との折衝で問題点を洗い出し、市民にたくさんの情報を提供しました。その情報をもとに議論しまとめた市民の意見を議員が議会と市役所に届けました。
 市民は市長への要請行動を重ねると同時に、議会への請願や陳情を繰り返し行いました。それが議会での活発な議論を促進したと自負しています。この動きを強めるためにも、市民の立場に立ちきる議員を増やしていく必要があります。常に市民の意見を議会に届け、すべての情報を市民に届ける、この基本姿勢を堅持する議員が増えなくてはまたぞろ同じ轍を踏み、市民無視の行政がまかり通ることになります。「市政の主人公は市民」の大原則に立ちきる議員を増やして、市政と市議会の改革を進めましょう。