春が、突然やってきた。
カジノ誘致のための「区域整備計画」が大阪市会(2/10~3/29)大阪府会(2/24~3/24)で決られようとしている。カジノ誘致に府民の合意はなく、大切な問題を議会の数の力で押しすすめようとしている。大阪府の未来を決めるのは私たち府民。「住民投票」条例の制定をもとめる「直接請求署名運動」が大阪府全域で始まる。バラ色のIRリゾート・テーマパークの宣伝がされているが、問題点は山積、こんなカジノはいらない。府民の意見を聴け!多くの市民に訴えていこう
1.「カジノのないIR」は成り立たない事業。
カジノ施設面積は、全体の3%以内となっているが、収益の8割がカジノの売り上げで、IRはカジノそのもの。年間4300億円もの賭け金を市民から巻き上げる「計画」の上で成り立つ。
2.夢洲の軟弱地盤、土壌汚染で対策費用が増大、増える公費負担
埋め立て人工島の夢洲は、地盤が弱く、有害物質が埋められていて危険。松井府知事当時、税金は一切使わないと、説明していたが、夢洲の土地改良に、公費790億使うと表明。さらに、この1年余りで、約2300億円も、夢洲などの整備費が増加している。
3.カジノはギャンブル。人を不幸にして儲ける
日本初の民間巨大賭博場は、国内外の市民から巨額の金を搾り取ることで成り立つ。治安悪化、地域経済の荒廃、ギャンブル依存症、必ず犯罪の発生・助長につながる。
4.全く説明責任を果たしていない
市民、府民に周知されないままに、説明会は2/5以降コロナを理由に中止。事業期間は35年辞めることができない。業者が延長申請するとさらに30年。途中辞めるとなると多額の違反金が発生する。当初、外国人観光客を勘案した計画は、コロナで一変。子や孫の世代まで、負の遺産を残すことになる。多岐にわたる多くの問題が指摘され反対があるなか、全く住民の声を聞こうとしない。
住民投票をもとめる署名運動には、多くの署名を集める人(受任者)が必要です。家族・知人に受任者になっていただくようお願いしてください! 平和がいちばん 高松まさこ