「ひこばえまつり」最終日は、「松ぼっくりのツリ-づくり」。小学生から80歳までが集まり、それぞれが細やかな作業のツリー作りに挑戦した。できばえは、思っていたよりもみんな個性的だ。
4日間、多くの方の協力で心弾む楽しい時が過ごせた。また、3日連続の手づくり弁当は、好評だった。展示物を囲み、初めての人同士も急に親しくなった気がする。
地域では、気を使わずに会話できる場所は意外と少ない。ましてや、政治のこと、社会のこと、生活のこと、自由な討議ができる場所として「ひこばえ」は、この間一回りも、ふた周りの大きなネットワークができたようだ。
1週間前の選挙の結果を見ると、得票率が下がっても過半数が取れることに唖然とする。脱原発の国民は80%を越えるといわれている。政府と国民の「ねじれ」がここまでひどいと、国民の声を政策に生かす参加型の民主主義の仕組みが必要だと痛感する。
このような話を自由に話せる場。市民の広場「ひこばえ」の役割は非常に大きい。