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カジノの是非は府民が決める 住民投票をもとめる会 枚方の会がスタートしました

2022-03-12 21:53:04 | カジノ誘致の是非は、府民が決める
3月12日 カジノ誘致を府民で決めようと地方自治法の基づく署名運動の成功に向けた枚方の会が結成された。
署名期間は、3月25日から5月25日。大阪府下で20万筆をめざすというから、多くの人の力がいる。枚方でも、大阪府全体のこの運動に参加しようという市民が集まった。
 みんなが発言したが、何とかこのIR事業(統合型リゾート)カジノ誘致事業を止めたいとの思いがお互いに共有化された。
1月の大阪市の公聴会に公述人として参加した。その時の内容を思い出している。
 

今回の事業は、廃棄物を埋め立てた人工島に大きな建造物を建てるため、液状化と土壌汚染対策工事が必要で、790億円市が負担すると知り驚いています。液状化現象が起こりやすく地中に国の基準を超えるヒ素、フッソが存在することが判明したとのこと。土壌改良が必要なことが、今頃わかったのかと事前調査の不十分さには、驚きます。
私は、27年前の阪神淡路大震災の時に大阪府の外郭団体で公共住宅の建設・管理の仕事をしていました。大阪府下でも随所に被害があり、初めて液状化の深刻さを知りました。この間、この事業の具体的内容を知り、夢洲はIR敷地としては、適地ではないと確信しました。ご存じのように。液状化現象は、地震の揺れを受け、地盤が液体のようになってしまい建物が沈下したり、道路から水道管やマンホールなどが浮き上がって断水を引き起こしたりします。夢洲には、海岸沿いの埋立地であり、地盤に水が含まれて湿っている状態が多く液状化が起こりやすい条件が揃っています。また震度 5 以上の
揺れ長い揺れが続くと被害が拡大しやすくなるとされています。必ず来ると言われている東南海地震に襲われたら、人工島の施設がどうなるのでしょうか?総客室数2500室、年間約2000万人のIR区域への不特定多数の来訪者を想定している計画案は、防災上からも危険です。東京湾埋め立て事業で造成された千葉県千葉市幕張地区のオフィス街、幕張駅などは東日本大震災で地割れし、地下水や土砂が噴出したことを教訓にしなければなりません。
大阪市は、土地の適正確保は市が責任を持つと表明していますが、事業者に対し建造物に耐えうる地盤をどこまで保証するのか?運営開始後の補償は具体的にどこまでおこない、その為にいくら税金が必要なのかの現段階の見通しが説明されていません。税金の行き当たりばったりの無駄遣いの可能性が大きい無責任な事業です。本事業は凍結し、用途も含め一から考え直していただきたいと訴えます


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