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福島の子どもたちの 春の保養のとりくみ 「やんちゃっ子ひらかた」のひとコマです

2013-04-19 08:58:04 | 保養の取り組みやんちゃっ子枚方
福島の子ども達の保養の取り組みが今春「楠葉のホームステイ」を中心に展開された。
「平和がいちばん」4月号へのやんちゃっ子スタッフからの投稿を多くの方に読んでいただきたい。保養の取り組みを継続する大切さを改めて感じている。福島の状況は、そこで生活する人々が、放射能への不安を日常的に口にだせない状況が強まっているから。
 以下、投稿・・・

 昨年の夏につづき、今春も福島の子どもたちが枚方に来てくれました。昨夏に出合った子ども達も含め12名の参加です。今回は、中学生の女の子3名も参加しました。5泊6日という短い期間ですが、スケジュールはぎっしり詰まっています。その盛りだくさんのスケジュールの中からひとコマ紹介します。

 子ども達には1日は丸々フリータイムが良いのではと考えていたのですが、希望は「大阪市内」へ行きたいとのこと。そうだ、せっかく遠くの西日本に来るのだから実現させたいと準備を開始しました。

 それが、私が主に参加した「大阪サックリ観光」です。大阪のカラーの濃い、通天閣→道頓堀→心斎橋→梅田ちょっぴりコースです。
 私は、ミナミの地理にはうとく心配だったので下見に行きコースの確認をしてきました。その時実感したのは、人の多いこと! しかも、当日は春休みなので更に多い! そうなると一番の気がかりは、迷子です。なんせ、小学2年生、4年生のやんちゃ盛りの男の子が多いのですから。あわてて当日用の名札を準備したりしました。
 
 さて、本番の4月1日は春らしい日和でした。私達は、それぞれの子ども達の担当を決め、雑踏の中で目をこらして、ひたすらに子ども達の姿を追い、人ごみの中を歩きました。京阪電車の中で、ビルのすき間から時々見える大阪城に「見えた!」と興奮する子ども達。じゃんじゃん横丁の串カツ屋さんでは、ソースの二度漬け禁止も経験しました。
吉本興業のなんばグランド花月前では、芸人さんのかぶりものをした人達にイタヅラをしてよく遊んでもらいました。新人の落語家さんは、福島から来たことを知ると子ども達全員にバッチを配ってくれました。「僕もテレビに出られるようにがんばるから、君らもがんばってや!」と言ってくれました。そして、一緒に記念撮影。道頓堀では、念願の本場のアツアツのジャンボタコ焼きをほおばりました。その後は4人の子ども達がアメリカ村に、それ以外は梅田の“JUMP SHOP”へ。
 樟葉駅に着いた時は、疲れ果てていましたが、子ども達には楽しい思い出になってくれただろうと思います。