楠葉の中央公園の桜を楽しんだ子供たち
30日に福島から子供12人 大人2人が到着。楠葉での5泊のホームステイをし、昨日、福島に戻りました。昨夏の保養キャンプに参加した子供たちが大半ですが、この7か月間の成長を感じさせてくれました。今回は、中学生5人と小学生6人、年中1人という集団でしたが、近くの小学校の校庭でサッカーをした時は、男の子達の連携プレイがすばらしいものでした。
福島の現状はまだまだ厳しいものがあります。福島第1原発の事故は収束せず、いまだに放射能の放出は続いています。こられた方の話によると、2階に干していたタオルからもセシウムが検出されたということです。
また、除染作業は、当初から言われていたように除染しても放射能線量はすぐに戻るなど成功例はほとんどないという事です。請け負った大手ゼネコンだけが儲かっているのです。聞けば聞くほど、福島県の帰還を奨励し、移住を非難する姿勢には、大きな疑問がわきます。保養の取り組みを、国や県が積極的に取り組まない中、私達が継続しなければならないと再認識しました。