ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

桜の季節

2011-04-04 08:30:12 | 生活

この週末、首都圏でも桜が咲き始めた。木によっては殆ど満開のものもあるし、まだ殆ど咲いていない木も多い。全体で言うとちらほら咲、というところだろう。この週末あたりが満開だろうと思う。

桜の開花に伴って花粉症も収まってきた。新聞などの花粉情報によると今週一週間は「非常に多い」となっているのだが、3月初めと比べるとかなり楽になってきた。3月初めは「やや多い」くらいだったのだが症状はずっと悪かった。花粉の種類が違うのかな?と思う。もっとも私は10日ほど前に病院で飲み薬をもらってきたのでそれが効いているのかもしれない。しかし、他の人も似たような感覚を持っているように思う。

3月末から4月初めというと私にとっては花粉症と桜の開花が大きな関心事のことが長く続いていたが、今年は違った感慨を持っている。それは卒業、入学の季節、ということである。私自身はまだ送りだす学生も受け入れる学生もいないし、今年は地震の影響で入学式は中止になったりしているのだが、やはり大学に居ると学生が入れ替わっていくことを感じる。特に3月末からは新入学生の入学手続きが始まり、それを目当てにして各クラブ活動が新入生の勧誘を行っている。これが何となく浮き立つような気分を与えてくれる。

来年は私も多少は学生を送り出す、受け入れる、という経験をするようになるだろうし、そうなれるように努力するつもりである。1年単位ではっきりとした生活のサイクルができるのは好ましいものだと思う。


政争に明け暮れる政治家たち

2011-04-01 08:20:07 | 社会

民主党と自民党の大連立構想が取りざたされている。国民全体が大変なことをやっているときに何をやっているんだ、という感じがする。

福島原発の状況は依然として予断を許さないし、被災地への救援も十分道筋ができてはいない。この状況下で復興はボランティアに任せて、政治家たちは自分の立場を良くするための画策に走っている。国民はどうして選挙でこんな人たちを選んだのか。

現時点では、与党も野党も日本を立て直すための緊急対策で協力する意識は高まっている。ねじれ国会だからものが決まらないというような状況ではないだろう。そんなことを考える暇があったら復興策を考えるべきだろう。自分でものを考えられないのなら、災害対策委員会などに野党の議員に入ってもらえば良いのである。委員会は臨時の組織であるので日本国中からベストと思える人を人選すべきである。

菅総理が持ちかけた大連立構想は、自分自身の延命を図る印象が強かったが、今は谷垣総理にしたらどうかという話が出ているらしい。それで自民党も真剣に検討し始めたらしいが、総理大臣を変えるとなると、内閣総辞職ということになる。今の政府は震災に対して殆ど機能していないということか、と疑ってしまう。

地震発生後の菅総理の動きを見て、逃げと責任転嫁、受け狙いばかりが目立ち総理としての資質に多いに欠けることが分かってきたので、総理を変えたいという気持ちは理解できる。しかし、今言いだすべきことではないだろう。このアイデアは、震災対策が一段落した10月頃に実行すべく提案されたのかもしれない。それならば話としては理解できるが、それをマスコミにリークするなど論外である。自民党側からリークされているようだが、リークするような人物に話を伝えていること自体、伝えた側も政治家としての資質を欠いていると思う。

この話は無かったことにして復興に全力を尽くとし、話を継続するなら絶対にリークしないような人たちでひそかに行うべきだろう。そして実行するとしても秋から年末にかけての時期まで待つべきだと思う。