ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

シーガイア3

2009-10-18 09:56:03 | 旅行
ゴルフ場の向こうは海岸となっているが、この写真のような護岸工事がされており味気ない。大きな木の根がこんなに上のほうに転がっている。先日の台風で水位がここまで来たものかと思う。護岸工事が無ければゴルフ場が水浸しになっていただろう。

シーガイア(2)

2009-10-18 09:52:02 | 旅行
シーガイアにはゴルフ場が二つある。この写真は公園でゴルフ場ではないのだが雰囲気が近いので掲載する。ホテルの周辺にはレストランなどはなく松林の公園とゴルフ場である。ホテルのレストランは高いので外で食べようとするとタクシーで1000円以上片道かかる。

宮崎シーガイア(1)

2009-10-18 09:42:16 | 旅行
今は帰ってきたのだが、今回のシーガイアの写真をいくつかあげておこう。
写真はシーガイアの終身であるシェラトンホテルと、今回の会場となったサミットである手前の低層ビルがサミット、高層ビルがシェラトンホテルである。ホテルはアメリカ仕様で部屋は広いが価格は高い。

サミットは、以前サミットが行われたらしく、多く名会議室がいくつもあるが、今は結婚式の披露宴に使われている。たくさん部屋があるが普段はごく一部しか使われていない印象。

概算要求95兆円

2009-10-17 08:10:55 | 経済
補正予算の話が終わって来年度の概算要求が出てきた。

今年度の88兆円が95兆円に膨らんでいる。こちらは補正予算のように簡単には行かないだろうと思っている。提出までに既にやりとりがあったのだろうから、これから大きく削減することは難しいのではないかと想像している。

政府にとっては本格的試練になるだろう。首相は特別会計の削減に期待を寄せているようである。特別会計はあまり報道されていなかったので良く知らなかったが、金額的に一般会計よりも大きな数字になっているようである。このような大きな数字にどうしてこれまでメスが入らなかったのかと思う。 特別会計に関しては私は殆ど知識を持っていないので分からないが、政府の手腕に期待したいと思う。

一方でお金の使い方については納得のいかないものが多い。農家に対する損失補てんなどもそのひとつである。日航問題、中小企業の融資返済モラトリアムなどと合わせて政府は日本を資本主義国家でなくしようとしているのか、と感じてしまう。

もう一つ気になるのは官僚の答弁禁止などの小沢代表の動きである。こちらは恐怖政治につながるのではないかと気になっている。

いずれにせよ、ある程度結果が出るまでには時間がかかるだろう。もうひと月くらい経つとこの政権の実力が見えてくる感じがする

最年少20歳の囲碁名人誕生

2009-10-16 08:13:03 | 囲碁
このブログで何度か取り上げた張栩名人に井山八段が挑戦していた囲碁の名人戦は挑戦者の井山八段が4勝1敗で勝ち、名人位を獲得した。同時に井山八段は九段を贈与された。

内容をみるとシリーズを通じて井山八段のほぼ完勝であったと思う。名人戦が始まった頃は名人のほうが「自分のほうが強い」という自信を持って戦っていて、多少不利になっても巻き返して見せる、というような気概があった感じがした。

それが第4局、第5局あたりでは「ひょっとしたら向こうのほうが強いのかも」と不安を感じ始め、それが着手の不安定さにつながっていたような感じがする。

一方挑戦者の井山八段は全力で戦って迷いが無かった感じがする。深い読みとともに、常に色々なパタンの損得を考えていて、一つのところにこだわらない柔軟さが印象的だった。

第4局、第5局は名人のほうにちょっと精彩が無かった感じがするが第3局までは本当に力の入った熱戦だった。井山八段はこれで日本のビッグタイトル保持者の仲間入りをした。最強の名人に勝ったのだから他のタイトルも取ることは時間の問題だろう。 彼に次に目指してほしいのは世界戦のタイトルである。

日本の名人になったと言っても、韓国・中国に勝つのは容易ではない。それでも対局を重ねて、彼らから学んでいけば十分に可能性はあると思う。次の高みを目指すつもりで取り組んでほしいと思う。

最近、私はイ・チャンホ・ファイルという韓国のトップ棋士の書いた本を読んだ。この本を読んで感じるのは「彼の強さは判断力にある」という点である。プロ棋士はかなり先のほうまで手を読む。その先の局面が優勢なのか不利なのかのわずかな違いを判断して、相手が判断を間違えたときに差をつけてしまう。

これがイ・チャンホが世界に君臨した強さの源泉であると思うのだが、この判断力は井山新名人は同じ程度に持っていると思う。違いは優勢になったときに逆転の可能性をなくすように局面を単純化していく力である。

勝率を上げるにはこの技術が重要になるのだが、基本的な力があれば調子のよい時に勝ち進むことはできるだろう。 世界戦の決勝などに日本の棋士の名前があがることを期待したい

羽田空港のハブ化構想

2009-10-14 08:07:01 | 社会
前原国土交通大臣が羽田空港のハブ化構想を打ち出して話題になっている。私は良いことだと思う。

本来は成田をハブ化すればよいのだが、滑走路が一本しかなく2本目も難航しているので羽田をハブ化しようということになったのだと思う。日航再建の話を検討する中で航空関係者からの提案ではないかと想像している。

私が学生の頃には成田闘争というのがあって、用地買収させないとか騒いでいたが、この影響が今まで及んでいるのかと想像している。

1960年ころに政府は成田に空港を作り、筑波に学園都市を作って関東平野の東側に首都圏を拡大しようとした。 しかし、この構想は、「都市は西に向かって発展する」という法則に反していたために失敗したのだと思っている。

今から羽田と成田をどのように使い分けるか、難しい問題になると思うが、利便性が高い羽田を活用していくという現実を見たアプローチは大切だと思う

UQのWiMAXとE-mobileのHSPA

2009-10-13 19:41:39 | 生活
今週は宮崎のシーガイアに来ている。 来てみて驚いたのだが、まったく日本的ではなくアメリカ的なリゾート地だと感じる。建物の間隔は広く、歩いていける範囲には結構限りがある。

ホテルでインターネットを使おうとしたら一日1500円なので、E-mobileを使っている。宮崎で使えるかどうか不安だったのだが結構使えている。

私は今月に入ってUQコミュニケーションのWiMAXも端末を入手して使っているのだがここでは入らない。WiMAXは使えるときは速度が速いのだが、やはり電波が来ていないところが時々ある。

私の使い方はメールやウェブで記事を見たりするだけなので、やはり伝送速度よりも使いたいと思ったときにいつも使えるかどうかが問題である。その意味ではE-mobileのほうが使いやすい。WiMAXのエリアが広がって自分でも満足いくくらいになればWiMAXに変えることになるのだろうが、しばらくはE-mobileで行ったほうがよさそうである。

無線オペレータの難しさはサービスエリアが一定レベルにならないと客が付かないことで、UQもまだしばらくは客がつかなくても投資を続けないといけないのだろう。

私の場合、今回のように地方に来ることはまれで海外出張のほうが多い。海外でローミングでデータを使うとものすごく高くつくので、海外では無線LAN専門にしている。

私のように活動範囲が首都圏に偏っている人にとっては案外早くWiMAXのほうが良いという状況になるのかもしれない。普通ならWiMAXは止めてしまうのだろうが、無線関係の仕事をしているのでもう少し両方を使い続けてみようかと思う

補正予算削減3兆円達成

2009-10-12 07:36:29 | 経済
政府が目標としていた補正予算の3兆円削減を達成したそうである。最初に2兆円出てきて、そのあと3兆円まで2ラウンド総理が頑張ったのを見て、「いい勘しているな」と感じたものである。

私は補正予算の内容に詳しいわけではないが、かなり削減はできるだろうと思っていた。元々補正予算は予定になかったものを4月に急きょ作成したものである。本当に無いと困ることは本来の年度予算に入っているはずなので、7割くらいは削減してもかまわないものだろう。

しかし、既に半年経っているので執行に入っているものを途中で止めるのは歪が生じる。まだ執行に入っていないものがどれくらいあるかがポイントだろうと思っていた。

政府の予算は金額が決まっても、公的資金であるために発注先の選択などに長い時間がかかる
①詳細な内容の詰め(何を買うか)
②入札の発表
③入札締め切った後の審査
④決まった業者との詳細の詰め
など色々と手続きがある。まだ執行に入っていないものがかなりあるだろうとは容易に想像される。 民間なら30%に相当する4兆円くらいひねり出したような気がするが、それでも3兆円は自民党政権ではそのまま使われていただろう金額なので、引き出したのは民主党政権の手柄といえるだろう。

問題は使い道のほうである。政府は内需促進と言っているようだが、私は疑問を感じている。企業がつぶれそうになった場合のことを考えてみよう。

業績の悪い死に体の企業に生命維持装置をつけるために予算をつけるのは金曜大臣が言っていることだが、これは自民党の中でも古い体質の人たちの発想で、亀井大臣の体質が良く表れている。

民主党の主流は、企業などが倒産したら、個人を保護するという考えで、失業者を手厚く保護しようという発想のようだが私はこれも違うと思う。

企業が倒産しそうになったが会社更生法を適用することはためらわず、投資家と経営者を入れ替えてその会社の従業員や事業そのものを継続してくれる人を探すのにお金を使うべきだと思っている。

日本の経営者は会社の存続を最大の目標としてぎりぎりまで努力し、どうしようもなくなったら最後は夜逃げ、といった気持が少なからずあるようだが、従業員や、顧客、投資家といったステークホルダーに対する迷惑を最小限にとどめて再生をめざすことをもっと積極的に考えるような社会の仕組みを考えるようなことが必要だと思う。

仕組み的にはこのようなものはすでに出来上がっている。まだ使う人が少ないだけである。もっと積極的に企業の生まれ変わりを促すべきだと思う

オバマ大統領、ノーベル平和賞受賞

2009-10-10 08:40:23 | 社会
アメリカのオバマ大統領がノーベル平和賞を受賞した。「素晴らしい」という声と「早すぎる」という声が半々のような感じだが私の印象は「さすが、ノーベル財団」というものである。

ノーベル賞は過去の実績に対して出されるものである。自然科学の分野では対象となる論文を発表してから30年後に受賞が決まる、というのが普通である。政治の分野ではもっと早く任期を終えた政府高官が任期中の業務に対してノーベル賞をもらうようなことが少なくない。 科学の場合には、理論の新しさが認められてから実用化され大きな産業になるまでに時間がかかるために遅れて受賞するわけだが、政治の世界では任期を終えると後は風化するばかりなので、任期直後に出しているのだろうと思う。

今回のオバマ大統領の場合にはまだ方針を示しただけで、結果はほとんど出ていない。明らかにこれまでの前例の反するような賞の出し方である。この件に関しては審査委員会の中で以下のような経緯があったのではないかと想像している。

候補者の一人としてオバマ大統領が上がる。しかし、誰かが「彼はまだ演説をしただけで結果を出していないではないか」と否定する。しかし、推薦者は「オバマ大統領に対してはいずれノーベル平和賞を出すことになるだろう。それならば実績が出てから「ありがとう」の趣旨で出すよりも、今年出して、彼の活動を後押ししようではないか」。そういう考えまあるかと色々検討した結果今年出すのが最適という結論になったのではないかと想像している。

この考え方に、ヨーロッパ独特の柔軟さを感じる。私が仕事で出席している標準化会議と同質のものである。 ヨーロッパ流は基本的にはルールを決めてそのルールに従って動く。しかし、そのルールは絶対ではなく、ルールに反していても参加者の合意があれば合意のほうが優先する。合意がとれない時には「ルールに反してまで決めることではない」としてルールが優先される。何度もルールと違う決議が出されるようだと、ルールがおかしいのではないか、とルール自体を見直すことになる。

この辺りのルールに関する感覚が日本人と大分違う感じがする。日本だと、「それはルール違反だ」と言われるとほとんどの場合黙ってしまう。それでもがんばるのは自分にとって大きな損害になるような場合だけである。

ヨーロッパ人には「ルールは自分たちが決めた、自分たちを律するもの」という感覚なのに対して日本人にとってルールは「上から与えられた守らなければならない規則」という感覚のように感じている。

オバマ大統領に話を戻すと、彼の示した二つの大きな方針「世の中から核兵器をなくす」「地球温暖化防止のためにエネルギー消費を抑える」はいずれも最大の保有国であり消費国であるアメリカが賛同しないために掛け声はかけても実態は進まなかったというのがこれまでの実態である。

それをアメリカ大統領が自らこの方向に向かって動くことを宣言したことで世界の流れが変わる、あるいは変わる可能性は非常に高くなった、と思う。

そのオバマ大統領を後押しする今回のノーベル財団の決定に拍手したい

ウィトラ法人化

2009-10-08 08:32:15 | 生活
私事であるがこのほどウィトラを法人化した。

これまで「ウィトラ」は個人事業の屋号であったのだがこれからは社名となる。実態はほとんど個人事業なのだが、社員を雇えるようになる。

法人化する場合、従来は株式会社の他に有限会社とか、合資会社とかがあったのだが現在は株式会社または合同会社のいずれかである。私は合同会社を選択した。従って正式名称は「合同会社ウィトラ」となる。10月1に続けで申請し、昨日認定の連絡をもらった。設立日は申請日になる。

合同会社というのはアメリカで始まったLLCという会社の形態の日本版であり、日本版LLCともいわれる。株式会社と同様に何人かで資本金を出し合って会社を設立し運営する。有限責任であり、会社が借金を折って倒産しても、資本金以上の支払い責任は無い。この点は株式会社と同じである。

株式会社との違いは、出資者の権利に対する縛りが緩いことである。 例えば利益が出て配当をする場合に必ずしも出資比率にする必要はなく、協議で貢献度に応じて配当するようなことができる。しかし、税率などは株式会社と同じである。

私が合同会社にしたのは設立費用が安いからである。 設立費用とは、国に対して登記のために支払う費用と、司法書士などに支払う費用の合計になるが、両方ともLLCのほうが安いようである。

会社を作る、というのはどういうことかイメージが無かったのだが、一連のプロセスを経て分かってきたと思う。設立後は銀行口座作成、経理処理、保険処理など色々あるがこれから対応しなくてはならない。

私が会社設立に向けて動き出したのは8月初めなので、2か月ほどあれば素人でも会社を作ることができることが分かった。 世の中、お金を払えば手伝ってくれる人がいて、仕組みが出来上がっている。会社を作るというのは、それほど恐れることではないことが体感できた。もっとも、大変になるのはこれからかもしれないが・