ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

ウィトラ法人化

2009-10-08 08:32:15 | 生活
私事であるがこのほどウィトラを法人化した。

これまで「ウィトラ」は個人事業の屋号であったのだがこれからは社名となる。実態はほとんど個人事業なのだが、社員を雇えるようになる。

法人化する場合、従来は株式会社の他に有限会社とか、合資会社とかがあったのだが現在は株式会社または合同会社のいずれかである。私は合同会社を選択した。従って正式名称は「合同会社ウィトラ」となる。10月1に続けで申請し、昨日認定の連絡をもらった。設立日は申請日になる。

合同会社というのはアメリカで始まったLLCという会社の形態の日本版であり、日本版LLCともいわれる。株式会社と同様に何人かで資本金を出し合って会社を設立し運営する。有限責任であり、会社が借金を折って倒産しても、資本金以上の支払い責任は無い。この点は株式会社と同じである。

株式会社との違いは、出資者の権利に対する縛りが緩いことである。 例えば利益が出て配当をする場合に必ずしも出資比率にする必要はなく、協議で貢献度に応じて配当するようなことができる。しかし、税率などは株式会社と同じである。

私が合同会社にしたのは設立費用が安いからである。 設立費用とは、国に対して登記のために支払う費用と、司法書士などに支払う費用の合計になるが、両方ともLLCのほうが安いようである。

会社を作る、というのはどういうことかイメージが無かったのだが、一連のプロセスを経て分かってきたと思う。設立後は銀行口座作成、経理処理、保険処理など色々あるがこれから対応しなくてはならない。

私が会社設立に向けて動き出したのは8月初めなので、2か月ほどあれば素人でも会社を作ることができることが分かった。 世の中、お金を払えば手伝ってくれる人がいて、仕組みが出来上がっている。会社を作るというのは、それほど恐れることではないことが体感できた。もっとも、大変になるのはこれからかもしれないが・