ウィトラのつぶやき

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よく分からない韓国の司法

2016-11-04 16:50:49 | 社会

韓国で大統領が民間人に機密情報を流してアドバイスを求めていたと言われて大騒動になっている。朴大統領の友人という人はドイツから帰ってきて逮捕されてしまった。なぜ彼女が逮捕されたのかが私にはよくわからない。国家機密を流した大統領のほうには問題があるが、もらったほうはどういう罪になるのだろうか? 友人から情報をもらってアドバイスをするということが韓国では犯罪になるのだろうか。

日本でも政治家はちょっとした発言を取り上げて大騒ぎするし、マスコミもすぐに大騒ぎをするが、司法はかなり明確な法律違反がないと動かない。韓国の司法は雰囲気で動くという国なのだろうか、思われ、「韓国は2流の国だ」と思ってしまう。国連の事務総長を出すような国で本当に司法が世の中の雰囲気で動くのだろうか? 日本では重要なことが報道されていないのではないか、と思ってしまう。最近になって自分の団体に利益供与していたというような犯罪に近いような話が出てきているが、日本での報道を見ている限り、韓国の司法は信用できない、という感じを持ってしまう。このあたりは、韓国という国を信用できるかどうかという重要な部分につながるので、韓国の司法の報道は、どういう大義名分で逮捕したり拘束したりしているのかをきちんと報道してほしいと思う。

同じように良く理解できなかったのがセウォル号の沈没事件の時である。あの時の船長の対応や、船会社の対応は非難に値するものだし、実際に罰も与えられた。これは理解できる。私が良く理解できないのは大統領に非難が集まり、パク大統領が実際に謝った点である。政府の対応が悪いということだったが、事故を起こしたこと自体は政府の責任ではなく、民間の責任だろう。救助隊がうまく機能しなかった点が問題なのだろうと思っているが、救助隊の対応がそんなに悪かったのかどうかは、私は日本のテレビを見ていただけでは分からなかった。あの時も、韓国では雰囲気が最優先という面があるのだな、と感じた。

日本でも同様な感じは強くあり、「空気を読む」ということが重要視される。一般社会がそれで動くのは文化的背景があるのだと思っているが、少なくとも日本の司法は論理で動いている。裁判官が空気に押されることは無いとは言わないが、韓国よりはかなり少ない感じがしている。これが私の韓国に対する誤解なのか、実際韓国の司法は世論に流されるのか、確かめる方法はないのだろうかと思う。


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1 コメント

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韓国の司法 (世田谷の一隅)
2016-11-21 11:41:01
この欄を11月21日に改めて読み直してみたら、この2・3日の間で韓国の司法勢力が、大統領にまで捜査を拡大しそうな報道があり、あれあれと思った次第。

この調子では、辞任したら、即座に司法の糾弾が始まりそうな雰囲気。だからこそ朴槿恵大統領は辞めるに辞められない。

大統領が、演説や政策の事前相談を官僚以外の人に頼んで何が悪いのか? 日本人の目には不思議に見える。

又、知人が作る財団への資金拠出を大統領が頼んで、何が悪いのか? その財団を悪用、資金流用した場合には、糾弾されるべきだが、資金拠出の口をきいただけで、これだけ騒がれるとは。

大統領に限らず、財閥でも公共団体でも、地位の高い人が、身内で周囲を固めるのは、決して珍しいことではなく、韓国では当たり前と思っています。それを一つ一つ取り上げてあげつらうのは、マスコミ的には面白いかもしれないけど、連日の報道を見ていると「いかがなものか?」と思います。

結局、政治家のレベルは民度のレベルに行きつくので、これは外から何とも言いようがない。そんなことで国論を二分したり、迷走すると、喜ぶのは、北朝鮮と中国くらいのものです。早く韓国民が目覚めることを期待します。(火病の国では無理かな?)
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