ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

CO2排出問題

2009-01-11 10:52:14 | 社会
今日からスロベニアのリュブリャナに出張で現在、成田空港でこの記事を書いている。今週はタフな一週間になりそうなのであまりブログを書く余裕もないかもしれない。

タイトルのCO2排出問題に関して年末に堀場製作所の堀場最高顧問が日経ビジネスに、今はCO2問題を騒ぎすぎだ、と書いているのを見た。我が意を得たり、という感じである。

以前このブログにも書いたのだが、私はCO2が増えたことが地球温暖化の原因ではなく、人間がエネルギーを消費しすぎるのが温暖化の原因だと思っている。堀場氏の論点はCO2は環境問題にとってはそれほど悪いものではなく、環境問題イコールCO2という言い方をされていることに対する疑問なのだが、基本的には同じ認識である。

環境問題に占める地球温暖化問題は50%くらいはあるかもしれない。地球温暖化問題に対するCO2排出問題、つまり化石燃料の使いすぎは60%くらいだと思う。つまり、私の見方では環境問題の30%くらいがCO2問題だと思っている。

地球温暖化問題に関しては省エネが基本だと思っている。タンカーや豪華客船などに帆を取り付けて風の力を利用して重油の消費を抑える、などが本当の意味での環境問題だと思っている。今話題になっている電気自動車などはエネルギー消費という意味で本当に節約になっているのかきちんとした検証が必要だと思っている。ガソリンエンジンに対する電気エンジンの効率は高いのだろうが、送電系でのロス、充電時のロスなどを計算に入れているのかどうか、NHKが時々環境問題特集番組をやるので検証してもらいたいものだと思っている。

写真は昨年2月に撮影したアルプスの山々である。



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