散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2005.11.30 水 チュニス、Hotel Belvedere Fouratiの朝

2007-03-28 10:23:01 | Weblog
(回想チュニジア日記)
チュニジア最後の朝を迎えた。写真は、朝、ホテルの窓から見た「アメリカ合衆国通り」の光景。
二年前の朝も、この同じ光景を見ることから我々のチュニジア生活が始まった。

この朝、シディ・ブ・サイドに住む左藤氏ご夫妻、マルサの「近所のおばさん」が、それぞれ、トランク類と我々二人を空港まで車で運ぶため、ホテルまで迎えに来てくれた。
ビゼルトの友人カップル(婚約者同士)も空港に見送りに来てくれたようだが、何かの間違えで我々が発ってしまってから一時間以上も後だったとか。
などなど、多くの人の暖かい気持ちに見送られて、チュニジアを離れる事ができた。

帰途の飛行機の中、沈む陽を窓越しに眺めながら、人生の一つのタイムエポックをかくして越した感慨に耽った。


camera: Lumix DMC-FX9

2007.03.27 港区、愛宕山トンネル入り口の桜

2007-03-28 09:35:15 | 散歩
東京の桜もそろそろ満開と思っていたが、意外に遅い。
このあたり、桜は未だほんのチラホラ程度。愛宕山トンネル入り口の桜が一本だけ、三分咲きぐらいの花をつけていた。異空間とでも言えそうな薄暗いあたりの雰囲気を、少しでも引き立てようとしているかのようだった。

東京メトロ神谷町駅を降りてこの一帯;
・桜田通りの西に続く丘と愛宕山にはさまれた低地である
・新しい高層ビルの建築ラッシュの中に、化石とも言えそうな古い木造の家々がまだずいぶんと残っている
・オフィス街とその古い家々による住宅地とが混然となっている
・ちょっとした寺町でもある
などなどで、はっきり言って「明るい街並み」ではない。なにやらかび臭く、温か味のない雰囲気の街だ。


camera: Caprio R5