散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2008.06.27 神代植物公園 「落花狼藉」

2008-06-29 09:50:47 | 散歩
神代植物公園、温室に入ってすぐの小さな池。「水蓮が咲いていれば・・」と期待していたのだが、水面は写真のような有様。熱帯種の奇妙な花が散って、水蓮の葉の間に浮かんでいた。すぐに頭に浮かんだ四字熟語が、「落花狼藉」。
しかし、この「落花」は決して「狼藉」とはなっていない。むしろ、新鮮な模様となって眼に写った。


2007.06.27 京王線布田駅近く、政党ポスターの皮肉

2008-06-28 09:57:58 | 散歩
写真は、駅そばの道沿いで見かけた、かつての果物屋か何かの「夢の跡」。
ピッタリと下りたシャッターで、「生活に直結。政治に直結。」との政党ポスターだけが浮び上がっている。
無論、どんな事情でこの店が閉ざされたかについては、たまたま通りがかっただけの小生は全く知らない。しかし今、この状態にこのポスター!! つい、なにやらの皮肉を言ってみたいような感じにさせられた。


2008.05.26 調布、布田天神の臥牛像

2008-06-27 16:34:30 | 散歩
散歩で立ち寄った布田天神境内に立派な臥牛像。「ヘー何で?」と思ってカメラでパチリ。家に戻ってWikipediaで調べると、天神様(菅原道真)と牛との関係は深いのだそうだ。「道真の出生年は丑年である」、「大宰府への左遷時牛が道真を泣いて見送った」、「道真は牛に乗り大宰府へ下った」、等々。それで、天神様を祀った神社では、牛は神の使いとされ、臥牛の像があるのが普通なのだそうだ。
・・・・と、散歩のお陰で一つ賢くなった気がする。
それにしても、菅原道真だけでなく、近いところでは東郷平八郎とか乃木希典など、日本では偉い人が死ぬと神になる。これは、どういうことなんだろうね? 小生の知る範囲では、よその国ではこのような事例は無いと思うのだけど・・・・。


2008.06.10 中野通り 大黒屋

2008-06-26 09:36:42 | 散歩
写真は、南台交差点近くの大黒屋。午後五時前。もう屋外カウンターの前に陣取る客の姿。まるで、「アジアの屋台食堂」
この店は結構繁盛している。立地条件を考えると、今時、こんな所でうまくやれるのも不思議な気もする。駅が近いわけでもなく、「人が集まる」というほどの一角でもない。ただ、周囲は住宅街、そこにある気軽に楽しめる飲み屋として地域の人のたまり場になっているようだ。


080520 代々木駅近く 誘蛾灯つき(?)カフェ

2008-06-25 10:02:58 | 散歩
甲州街道沿いの全労災会館あたりから代々木駅に向かう途中、小田急踏切を渡って駅も近くなったあたり、右に入る狭い路地の奥に見たのが写真のカフェ。
とても小さいながら、木々に囲まれ鬱蒼とした空気を漂わせていた。未だ午後三時を過ぎたばかりというのに、もう外壁の電灯が誘蛾灯のように灯っている。それに惹かれて外から覘いてみた。しかし、なかなか「気になる」店ではあるが、どうも小生の「タイプ」の店でもなさそう。カメラに収めただけで元の大通りに戻った。


2008.05.26 調布市下石原 西光寺の近藤勇像

2008-06-24 09:29:55 | 散歩
近藤勇出生の地名に「石原」がつくというのは、記憶の底にあった。また、その地はどこか八王子あたりだと先入観のまま認識していた。
しかし最近、京王線西調布駅近くの西光寺に近藤勇像があると何かで知った。そこで、足を運んで目にしたのが写真の近藤勇。武勇の人の姿ではない。腕を組み、眉を寄せ、考え事をしている。
調べてみれば、彼は、農民の子として武蔵国多摩郡上石原村(現調布市野水1-6)に生まれた。西光寺から3km余北の所だ。幕末に、新撰組のトップとして大活躍するわけだが、結局は西軍に捕らわれて首をはねられる。
思えば、農民出身でありながら剣客にして幕臣(しかも若年寄格)にまで大出世の近藤勇も、要は断末魔にあえぐ徳川幕府に利用され、道連れにされたような感じもする。この西光寺の近藤勇像、そんな我が身を考え込んでいるかのようであった。


2008.06.06 京王線笹塚駅北口「広場」

2008-06-23 09:45:43 | 散歩
京王線の高架と甲州街道沿いの建物群の間、ネコの額ほどの広さ。真ん中に大き目の木が一本。それを中心に、ベンチが外側を向いて輪をなして並んでいる。それが無ければ、ここは広場ではなく、単なる駅出口、通路で終わってしまう。
乗降客が足早に通り過ぎる中、このベンチで憩う人の姿は結構多い。時間帯によって、その「人種」は微妙に違うようだ。しかし彼等、全体的には、そこはかとなくペーソスを漂わせる。時々、自分たちの世界に没入して語り合っているごく若いカップルを見ると、ホッとしたりするほどだ。
この日、ここを通ったのは朝九時半頃、雨上がり。ご年配のご婦人がただ一人、ビニールコートを着たまま所在無げに腰をおろしていた。


2008.06.13 東大本郷キャンパスの光と影

2008-06-22 08:01:21 | 散歩
・・と言っても、何もしち面倒くさい話ではない。梅雨に入った初夏の晴れた日、東大本郷のキャンパスを少し散歩して、深い木立の緑が織り成す光と影の光景を楽しんだというだけだ。
鬱蒼とした木々の間、空が開けた部分は明るい日差しで、いかにも「スポットライトを浴びた東大」の趣。逆に、木々に陽光を遮られた所は「真昼の暗黒」、薄気味悪い気さえした。
まあ、公園ではないのだから致し方ないが、ここの草木も、いま少し手入れしてすっきりさせても良いのではないかな・・!

(三四郎池)





2004.05.20~23 マルタ旅行 (8)ゴゾ島

2008-06-21 15:52:14 | 海外旅行
ゴゾ島はマルタ本島の北西端から更に北西の方向へ、フェリーで6km程渡った所にある小さな島。ホテルで申し込んだ一日ツアーではあったが、今、このマルタ旅行で一番良い印象になって残っている。
明るく静か、何処かあっけらかんとた空気。バレッタの何か息詰まるような空気から開放される感じだった。四、五日ここでのんびり過ごしても良いと思えるような地であった。
写真は、ゴゾの中心的な町、ヴィクトリア付近で見た光景。



ヴィクトリア大聖堂


遠くにSaviours Hillを望む


黒猫三匹・・・