下の写真は、旧港から南に数百メートル離れた所、近くに「アラブ人街」がある、ごたごたした感じの一角で撮ったアパート。だいぶ年季が入っているが、なかなか「画になる」外観ではある。
このアパート、沢山ある窓の一つ一つが恐らく「一戸一戸」になっているようだ。だとするととても狭い!
しかし、ヨーロッパの旧市街によくあるアパートでは、これが「普通」なのではないだろうか?
ヨーロッパ旧市街のカフェや広場、公園は、我々日本人から見るととても良くできていて、「憧れ」すら感ずるほどのものだ。しかしそれも、アパートがこんな風に狭く「ほとんど寝るだけのもの」であればこそ、ではないだろうか? 「必要に迫られた」と言うわけだ。
その意味で、「ウサギ小屋」は何も日本だけの話ではない。
ただ、日本の「ウサギ小屋」は、普通、なかなか画にはならないところが違う。
Camera: Canonn G10