散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2005.09.25 La Marsa:「漆喰塗りの壁」の風景

2009-09-30 17:44:47 | 回想・チュニジア日記
下の写真にある外壁はチュニジアでは典型的な「漆喰塗り」の風景だ。
補修のために塗り直しを重ねた、平面性など「お構いなし」の壁。それが、妙に「人間的な温かみ」を感じさせる。
コンクリートが剥き出しになった部分は、恐らく、何かを搬入するため、或は工事車両を入れるために壁をぶち破った跡だと思われる。
壁材は隙間をつけたレンガなので、壊すのは容易。また、壊した後に作り直すもの簡単。それで、建物本体の壁さえも、必要に応じ「気軽に」穴を開けると言うことだ。
この写真では、レンガにコンクリートを塗ったままで放置されている部分も見える。この部分の漆喰塗りは、「a demain」(明日には・・)などと言いながら日伸ばしに延ばされているのか、或は「そのうち、お金がある時」などと放っておかれているのか・・・いずれにせよ、ここではこのような風景は「当たり前」で、皆さん気にもしていないに違いない。


2009.09.21 江戸川区東葛西3 石灯篭に茶道具(正円寺)

2009-09-29 09:09:45 | 散歩
先月だったか、栃木県の寺の石灯籠に茶道具の模様付けがあるのを見て「何で?」と思った。この日また、この正円寺門前の大きく立派な石灯籠にこの「茶道具」があった。
本当に何でなのだろう?
なお、この寺の門造りはずいぶん貫禄を感じさせっるものだった。
境内にはサルスベリに似た木肌をした大きな木。この木はいったい何だろうか?
・・などなど、宿題をいくつか残した散歩となった。






2009.09.20 笹塚駅入口付近甲州街道横断歩道

2009-09-28 09:00:54 | 散歩
写真は標記横断歩道近くの陸橋に上がり、新宿の方に向かって撮ったもの。時刻は16:01。夏の間に比べると、日がだいぶ短くなったのがはっきり感じられる時季である。この時間、歩道橋の影がずいぶん長くなり、横断歩道の手前まで伸びていた。その先を、角度の低い日差しが照らし出し、青信号で横断歩道を渡る人の姿を浮かび上がらせていた。何か、スポットライトを浴びた舞台の上の人を見ているかのような光景であった。

なお、この写真を撮るのに使ったカメラはDP2。撮影感度はISO400であった。しかし、このカメラはISO400で使うべきではないことを実感させられた。特に画像の中~暗部でノイズやカラーバランスの崩れが目立つ。
やはり、このカメラの「異能」とでも言える様な高画質を楽しむには、ISO100にこだわった方が良さそうだ。


2005.09.25 マルサ(La Marsa): 地中海を望む風景

2009-09-27 17:02:30 | 回想・チュニジア日記
写真は、駅前の大規模店舗、Zephyr屋上に立ち、海に向かって正面から南、Sidi Bou Saidの方向に眼を転じつつ撮った風景である。この一帯は、「超高級とまでは言えないがかなりの高級住宅」が立ち並んでいる。
こうして、屋上から見るとそれなりに「綺麗」な景色ではある。特に、晴れて波の静かな日の地中海のエメラルドグリーンは何とも言えない程。
しかし、住宅地の間を散歩するとちょっと違う。やはりこのあたりは「新興住宅地」。日本などでも同じだが、一応綺麗ではあるが目に入る光景に変化が乏しい。「散歩の足も弾む」というわけでもなかった。




2009.09.17 東金市: 本漸寺で撮った写真

2009-09-27 10:58:22 | Weblog
本漸寺は八鶴湖畔の西側すぐ、小高くなった所にある。なかなか立派な寺だ。開放的な感じ。寺にありがちな湿った雰囲気が余り無いのが良かった。
そこで目を惹かれたのが、本殿前の狛犬。彩色と表情が良かった。
帰り際に見たのが、大きな杉の木の根元に咲いていた彼岸花。杉の木肌を背景に、紅色の花がくっきりと浮かび上がって見えた。




2009.09.17 東金: 山王坂の切り通し

2009-09-26 09:07:34 | 国内旅行
日吉神社から八鶴湖まで、山王坂と呼ばれる参道が通じている。途中、S字状の狭い切り通しとなっているところがある。この部分はかなりの急坂で、階段になっている。両側は、高さ5m程のローム層が露出した崖。赤土の表面からしみ出す水が、当たり一帯をじめっとさせている。崖の上を覆うように木々が枝を伸ばしており、薄暗い。
・・というわけで、ここの光景・雰囲気はなかなか独特だ。
この切り通しが造られたのは嘉慶元年(1387)とも慶長19年(1614)とも言われている。いずれにせよ、ずいぶんと古い。





2008.09.22 プタタン市場の張り切り兄さん

2009-09-25 21:34:56 | コタキナバル滞在記
コタキナバルのコンドミニアム、マリナコート(Marina Court Resort Condominium)在住の日本人仲間が、土曜日の午前、近くのカフェで顔を合わせ、暫しダベリングを楽しむことを常としていた。
この時分、当方は既にマリナコートから郊外のホテルに移り住んでいたが、そう遠くも無いことから引き続きお仲間に加えていただいていた。
この日は土曜日。我がホテルからその「例会」に向かう途中、プタタンのマーケットに立寄った。写真はその時に撮ったもの。
このお兄さん、「写真を撮る」と言うと大はしゃぎ。オーバーなポーズで応えてくれた。だが、彼は英語がダメ、当方はマレー語がダメで、両者間の「会話」はゼロ。しかし、こんなことでも何となく心は通じ合って、いささかではあれ「国際交流」の足しにはなったと思っている。


2009.09.17 東金市日吉神社: 狛猿!

2009-09-25 09:18:53 | 国内旅行
写真は社殿の扉両脇に控える狛猿。赤い「よだれかけ」をつけ、頭を90度横に向けている。
「狛犬」というのはどこの神社にもあって良く知っているが、「狛猿なんてのもあるんだ!」と、初めて知った。
もっとも、現地で見た時には、人か猿か区別ができなかったが、後でネットで調べて「猿」とわかった次第である。
なお、この猿像はかなり磨り減っていて顔などの輪郭が分りにくい。それがまた、この狛猿に異様な雰囲気を与えている。参拝者が、自分の体の悪い部分が直る様に狛猿の同じ部分を触るからなのだそうだ。






2009.09.17 東金市日吉神社: 「巨杉」の並木

2009-09-24 09:23:23 | 国内旅行
その昔、徳川家康・秀忠がこの神社に参拝したと言う。
その割には、今、日吉神社の社殿は質素でつつましやか。しかし、社殿前から数百メートルほど伸びる参道の杉並木はすごい。樹齢400年程と言う杉の巨木が立ち並んでいる。参道の幅は2m余りと狭いだけに、両側の木々の巨大さが「圧巻」と感じられる。
なお、この神社の住所は「東金市大豆谷(まめざく)860-1 」である。ここで、大豆谷を「まめざく」と読むのだそうだ。知らぬ人には絶対に読めない!!

杉並木の奥に見えるのが社殿