散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2007.07.27 団扇のような生垣。 こんなのもあるんだ!

2007-07-30 20:56:03 | Weblog
椰子だかバナナの木だか見分けはつかないが、大きな団扇のような形にして生垣に植えている。
場所は、ロクカウイ野生生物公園近く。山中であたりに民家が多いというわけではないが、この家だけがこうしている。


2007.07.20 ステラリゾートの夕景(その2)

2007-07-27 21:16:07 | Weblog
激しく様相を変える雲と、沈み行く太陽が織り成すゴージャスな夕景。
正直言って、コタキナバルの街自身には、「写真を撮りたい」と思わせるようなスポットは余り無い。ウォーターフロントの巨大なマーケット地帯の有様をねちっこく狙ったらきっと面白い写真になるとも思うが、小生にはその趣味は無い。
しかし、この雲と海が描き出す風景は別だ。毎日、海に面した十階の部屋から、朝と晩の風景を見るのが大きな楽しみになっている。それに慰められ、励まされて日々何とか暮らしていると言っても過言ではないほどだ。


2007.07.20 ドンゴンゴンの雨上り

2007-07-26 21:05:27 | Weblog
ドンゴンゴンは、州都コタキナバルから、南西に十数キロのところにある比較的大きな町だ。
ここでよく、一人昼食をとる。
この日、食事の間に、あたりは見る間に薄暗くなり、強烈な雨が降り始めた。しかし30分もすると、もう上がり始める。
明るくなりつつある空の中で激しく沸き動く雲は、巨大で大迫力。
向こうのバナナの木が、雨に濡れ鮮烈な緑に輝いているのが眼に止まった。「やはりここはトロピカル地帯」と改めて思わせる一瞬だった。


2007.07.15 パパール,「川辺のモスク」

2007-07-25 21:10:05 | コタキナバル滞在記
我々日本人は、イスラム教というと、乾いたアラブの土地の宗教と、先入観にとらわれやすい。
しかし、イスラム教徒の数から言えば、東南アジアが最大の「イスラム教区域」になる。
パパールで見たモスクは、周囲の自然によく溶け込んだ雰囲気がとても良かった。その上、金色の姿はなかなか立派。


2007.07.15 パパールのマーケット広場

2007-07-22 21:37:51 | コタキナバル滞在記
サンデーマーケットが開かれる広場から一つ道路を挟んだ別の広場に写真のような木造の建物がいくつも立ち並び、「商業区域」となっている。
これらの建物、かなり年季が入っている。下が店舗で、上が住居になっているようだ。ブルーの塗装が目を引く。
華やかさは無いが、形はなかなかユニーク。よく見ると、水上住宅の形に似ていなくもない。

なお、水上住宅は、「カンポンアイール」という。
「アイール」は水のことで、airと書く。最初、飲料水のペットビン上に印刷されたairを見て、なんで水が空気なのだと面食らったものだ。


2007.07.18 ステラリゾートの夕景

2007-07-20 22:08:12 | コタキナバル滞在記
この数日、雲一つ無い日没となっている。
日が沈んだ後、海の色は深い藍色に朱を加えたような色になる。
水面の光沢は、水銀を見ているようだ。
秦の始皇帝稜の地下には、海を模した水銀の池がめぐらされていると言うのが、なるほどと思える一瞬だ。

写真、向こうにシルエットで浮かぶ岬は、ステラリゾートのゴルフ場となっている。南国のせいか、肝心のゴルフ客の姿はあまり見た事が無い。


2007.07.15 パパールのサンデーマーケット

2007-07-19 21:14:52 | コタキナバル滞在記
写真は、子供(女子)用衣服を整然と吊るし、並べた露店。随分な品揃えだ。しかし、客足は無い。店主は所在無げに座っている。

この光景、もう一枚の写真の、隣のカフェで一服しつつ撮った。
屋外は日差しが強く、暑い。しかし日陰を提供してくれるカフェはオープンな作り。風が良く通り抜ける。
プラスチックの椅子に腰掛けていると、頭から血が下がったかのような気分に浸れる。我が視線は焦点を結ぶのをためらうかのように漂う。
「南国の楽しみ方」の一つではないかとすら思う。

ちなみに、このとき注文したのは「ネスカフェ」。インスタントコーヒー(ネスカフェかどうかは不明)にミルクをたっぷり加え、小ジョッキのようなカップに入れて出してくれる。かなり甘い。




2007.07.15 ボルネオパラダイスリゾートの浜辺

2007-07-17 21:13:38 | コタキナバル滞在記
コタキナバルから南に、空港の脇を通る道を、約40km辿るとパパールと言う街に着く。海岸線沿いの道ではあるが、森や沼地、或は民家に遮られて、海は見えない。しかし、明るくのんびりした感じで、気分の良いドライブを楽しめる。
途中、先ず「ボルネオパラダイス」、さらに先に「ベリンギス」という二つのリゾートが、キナルートという街を過ぎてしばらくのところにある。どちらも、「地球の歩き方」などには載っていない。だからというわけでもなかろうが、所謂豪華さは無い。
しかし、ボルネオパラダイスで浜辺のレストランを覗いたら、朝食が30RMだった。コタキナバルの一流ホテル並みの値段だ。
ベリンギスではオーストラリア人らしい客を見かけた。他の客は東洋系で、地元の人なのか、或は中国などからやってきたのかは見分けはつかなかった。
いずれにせよ、シャングリ・ラとか言った、外国人向けの高級リゾートに比べれば、宿泊費ははるかに経済的なのだろう。

写真は、ボルネオパラダイスで撮った。海辺には誰もいなかった。リゾート客は、海辺のプールで泳ぐのが普通で、海には入らないらしい。
そういえば、コタキナバルの一帯は遠浅の浜辺になっているのだが、そこで「海水浴」をする人の姿は殆ど見ないといっても良いくらいだ。