散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2011.04.24 新宿御苑の「唐変木(?)」

2011-04-30 08:23:49 | 散歩
「唐変木」とは、偏屈な人や一風変わった人、気の利かない人のことである。最近は落語の中でぐらいしか聞かなくなっている言葉だ。
その語源をネットで調べてみたが「これ」という定説は無いようだ。しかし、その中の一つに「遣唐使が持ち帰った変な木から」という説もあるようだ。
下の写真は、新宿御苑で見た大きな「変な木」である。幹の周囲の地面からニョキニョキと、鍾乳石をひっくりかえしたような形の根(?)がいくつも突き出ている! 「怪木」と言うべきかもしれない。


Camera: Sony α900/ Sigma macro 70mm f2.8 EX DG


2011.04.24 新宿御苑の巨木

2011-04-29 09:34:04 | 散歩
新宿御苑の楽しみ方の一つとして「巨木・古木鑑賞」が挙げられる。イチョウ、ケヤキ、桜などなど・・
下の写真はプラタナス。
こうした年経た大きな木を前にすると、それに尊敬或は畏怖の念を禁じ得ない。このことは何も小生に限ったことではなく、人皆が持っている「深層心理」のようなものではなかろうか?


Camera: Sony α900/ Sigma macro 70mm f2.8 EX DG


2011.04.04 「違った顔の中野」か? 中野通り北部

2011-04-27 09:11:22 | 散歩
中野通りの全体の印象を一言で言えば「渋い通り」ということになるのかもしれない。しかし、北側、早稲田通りとの交差点から先、新青梅街道とぶつかるまでの部分は、これとはちょっと違った顔を覗かせる。渋くはあるがちょっとシャレてもいるのだ。そのくせ、中野らしい気楽さもある。
道路の両側には、都心近くには珍しく「ビル」と言えるような大きな建物が余り無い。ずっと続く桜並木の合間々々に小さな各種の店が点々と顔を覗かせている。割と名の通った、しかし決して敷居の高くないイタメシ屋などもいくつか・・。
「日本離れした」と言えば言い過ぎだが、そう言っても多少は許されるような雰囲気も無いではない。とにかく、散歩を楽しめる通りではある。




Sony α900/ Sigma macro 70mm f2.8 EX DG

2011.04.05 神代植物公園の椿③: 椿のめで方 その2

2011-04-26 08:10:05 | 散歩
ここでは、椿は藪のようになって植えられている。かなり広い。生い茂った椿の木々の間を、あたかも迷路を行くかのような気分で「椿めぐり」をするわけだ。
木の高さは身の丈以上。ゆえに、目よりも高い位置で花を見ることになる。所々で、木漏れ日を透かして光る花弁が雪洞のように光る。


Camera: Sony α900/ Sigma macro 70mm f2.8 EX DG

2011.04.24 新宿御苑: 名残の八重桜

2011-04-25 07:51:35 | 散歩
昨夜の強い雨風が、八重桜の花を大方散らしてしまったらしい。樹下の地面は雪が降った後のようになっていた。
今年の桜の時季も、早、過ぎ去ろうとしている。
代りに、新緑は緑の濃さを加え、つつじが真っ赤に、華麗な彩を見せ始めていた。

Camera: Sony α900/ Sigma macro 70mm f2.8 EX DG

* Enhanced with Topaz Simplify



2011.04.06 神代植物公園の椿②: 蕾の椿

2011-04-24 08:18:50 | 散歩
花は、開花してこそ「花」なのかもしれない。しかし、"full blossoming"にあるのは、瞬時とも言えるほどに短い時間であろう。すぐに渇き、しぼみ、色あせ始める。
・・何か人の一生を思わせないことも無い。
一方、蕾は「これから」の花。しっかりと身を固め、エネルギーを内に籠めた姿を見ると、「元気を分けてもらえる」ような思いもする。


Camera: Sony α900/ Sigma macro 70mm f1.8 EX DG

2011.04.06 神代植物公園の椿①: 椿の愛で方

2011-04-23 10:45:04 | 散歩
桜は一斉に咲き、一斉に散る。それ故桜を愛でる基本は、花一つ一つではなく、木或は桜並木等全体を見渡すことにある。
一方椿は違うようだ。花一つ一つがかなりてんでんばらばらに咲いて散る。しかも「花の命」は桜に比べるとずいぶん長い。それ故一本の木の中には、蕾から始まり、「齢経て」萎び茶ばんだ花までが混在している。「玉石混淆」というやつだ。
したがって、椿を愛でると言うのは個々の木の中を良く目で探って、綺麗に咲く花を見つけ出すことにある。桜の場合とは全然違うのだ!
その事に、この日思い至った。




Camera: Sony α900/ Sigma macro 70mm EX DG

2011.04.10 六本木1 泉屋博古館脇公園: 目を射る新緑

2011-04-21 09:12:35 | 散歩
桜見物の「おまけ」で見た一本の木。まさに「目を射る新緑」であった。
この木、毎年この季節にこのような「輝き」を見せるのだろうか? 「生物」である点では同じ人間もかくあればと、思わざるを得ない。
尤もこの木、冬の間はすっかり葉を落としての事なのだが・・・小生、やっぱり、そこのところは「かくありたくない」な!


Camera: Sony α900/ Sigma macro 70mm f2.8 EX DG