散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2005.03 22 火 La Marsa, のどかなカフェ

2006-11-30 17:45:46 | 回想・チュニジア日記
平日の正午少し前、マルサ、モスク並びのカフェの中。ほぼ満席。
老人たちのたまり場だ。やる事と言えばおしゃべりとトランプ。彼等、これでおそらく半日はここでつぶせる。
良く見れば、テーブルの上にコーヒーカップなどはもうとっくに片付けられている。これで、カフェは良く商売になると思うが、店員がイヤな顔をするわけでもない。
画面左上の窓枠、右側上の方が大きくゆがんでいる。壁からして、曲がっている。これは何もカメラのせいではない、そのように作られているのだ。何も真っ直ぐでなければならぬ、という決まりがあるわけではない・・・か??
日本人から見れば、たいへんアバウト。それだけに、のどかな世界がここにある。


camera: FinePix F700

2006.11.28 新宿中央公園 "読書する少女"

2006-11-30 17:23:34 | 散歩
新宿西口は、散歩の定番コースだ。しかし、中央公園には殆ど行かない。余りにも木が多く、薄暗いのが嫌なのと、やはりホームレスが多いのとがその理由。
しかし、晴れ上がったこの日午後、色づいた木々がさぞかしきれいだろうとカメラをぶら下げ、でかけた。
まさに、「犬も歩けば棒に当たる」とおもったのがこの写真のシーン。
程度に差こそあれ、何かしらの出会いや発見、感動でくわすのが、散歩に出ることのご利益だ。


camera: OLympus E330
lens: Zuiko Digital 14-54mm/f2.8-3.5

2005.03.27 日 チュニス、 メディナの日曜日

2006-11-29 18:10:24 | 回想・チュニジア日記
日曜日、メディナの店の殆どは休みとなる。
平日のあふれるような客と、それを呼び込む店員の姿はぐっと減る。
店はシャッターを下ろす一方、店員たちは前の道に出てで寛ぐ様子。
埃を反射して光る日差しの中で、のんびりした雰囲気が漂う。


camera: OLympus E-1
lens: Zuiko Digital 14-54mm/f2.8-3.5

2006.11.15 信州田沢温泉

2006-11-29 17:13:40 | 国内旅行
田沢温泉は、長野県青木村にある温泉。上田駅から10km余り西に行った所である。松本に抜ける峠道にこれからさしかかると言うような位置にある。
とてもこじんまりした温泉地で静か。しかし、昔島崎藤村が滞在したという旅館が当時の姿のまま残っていたりして、なかなか歴史を感じさせる温泉場だ。
ここの湯質はとても滑らか。湯温は熱くなく低め。かといってぬるいというほどでもない。それで、長い時間ゆっくり湯につかっていられる。一人湯の中で腕を伸ばしてみると、我が手先と湯との境界線が判然としなくなるような感覚にとらわれる。手先が湯に溶け込んでいるかのような感じなのだ。

写真は、前の晩温泉を楽しんだ翌朝、旅館の窓から見た風景。あたりは、ちょうど紅葉が盛り。東の方向遠くに見える山の頂の一部には、かすかに積もった雪も見られた。


camera: Caprio R5

2005.03.27 日 チュニス メディナ "見上げれば立派な看板"

2006-11-28 18:07:16 | 回想・チュニジア日記
メディナへは普通東側のフランス門から入る。道なりに進む両側は殆どみやげ物屋。
入って間もなくの所で空を見上げると、一応の雨よけに作ったかのような塩ビの屋根を通して太陽光が差し込んでいる。その下にとても人目を惹く看板。まさに「取ってつけたような」という表現がピッタリ。
アラビア語で書かれているのと、この日休日で店が閉まっていたのとで、何の店かは不明。しかし周囲から類推すれば、おそらく、装身具か工芸品だろう。
下の方に"Rue de L'Eglise"(教会通り)とある。すかし、この通りの名前はそうではない。そうだ、やっぱり、この看板をどこかから持ってきてそのまま「取ってつけた」のに違いない。

ところで、写真左端にある古い茶色の木製ドアにはの上部には1898と表示されている。何と百年以上も前、1898年製なのだ。


camera: OLympus E-1
lens: Zuiko Digital 14-54mm/f2.8-3.5


2006.11.15 長野県上田, 海禅寺

2006-11-28 17:05:59 | 国内旅行
上田には寺が多い。信越線の北側に町を取り巻くように散在している。
最初に、上田駅からほぼ北の方向に向かうメインストリートを1.5kmほど行った所にある三つの寺を訪ねてみた。
西側から、呈蓮寺と海禅寺、さらに大通りを隔てて大輪寺と並んでいる。いずれも、由緒深さと格式の高さを感じさせる寺だった。
寺の周り、ところどころ未だ古い民家が残っている界隈は、往時にタイムスリップしたかのような感じを漂わせていた。

写真は、海禅寺。立派な幼稚園を併設していた。


camera: Olympus E330
lens: Zuiko Digital 14-54mm/f2.8-3.5

2005.03.21 月 シディ・ブ・サイド灯台

2006-11-27 18:02:40 | 回想・チュニジア日記
シディ・ブ・サイドの東の外れ、20m程の高さから地中海を見渡す崖の上に灯台がある。
シディ・ブ・サイドでは、この灯台だけ、一部が黒く塗られている。何故なのだろう?
灯台に隣接してすぐ南側はイスラム教徒の墓地。墓はみんな聖地メッカを向いて並んでいる。
このあたりは、人の姿も殆ど無い。静かで、地中海の眺めが素晴しい。しかし、気のせいか陰気さを感じる一角である。


camera: Olympus E1
lens: Zuiko Digital 14-54mm/f2.8-3.5

2006.11.15 長野県上田, "上田宿"

2006-11-27 17:47:57 | 国内旅行
ドライブマップの上で、「上田宿」とあるのを見つけた。位置は、JR上田駅から北へ向かい、国道18号にぶつかる少し手前、その北へ向かう道とほぼ平行した道沿い。
上田には、昔何回か行った事があるが、「上田宿」とは初耳。それで、早速立ち寄ることにした。
行ってみると、そこに「北国街道」と立て札があった。上田は、江戸時代、この街道の宿場町として栄えたのだそうだ。
今、往時を偲ぶ町並みが良く復元整備されていた。酒屋があったり、蕎麦屋があったりして、秋の好天下、平日の昼をゆっくり楽しむ事ができた。

写真で、道の奥に見えるのは上田神社。北国街道は、写真に見える橋を渡り、すぐ左に折れて続いている。


camera: Olympus E330
lens: Zuiko Digital 14-54mm/f2.8-3.5

2005.03.21 月 シディ・ブ・サイド 病気のネコ

2006-11-26 17:25:31 | 回想・チュニジア日記
シディ・ブ・サイドの西の外れ、灯台や墓地のある崖の上に向かう途中、病気のように思われるネコが道端に休んでいた。
どんよりと輝きを失った目。痩せて、毛の艶を全くなくしている。
近づいてカメラを向けてもピクリともしない。普通のノラなら、そそくさと逃げ出すのに・・・・。
チュニジアのノラ猫の平均寿命は二年程度なのではないかと思えた。
このノラも・・・と思うと、なにやらとても哀れに見えた。


camera: Olympus E1
lens: Zuiko Digital 14-54mm/f2.8-3.5

2006.11.25 明寺神宮外苑いちょう並木見物

2006-11-26 17:04:38 | 散歩
銀杏の「黄葉」と、厚く積もった落ち葉を期待して出かけた。しかし、まだちょっと時期的に早かったようだ。来週中ごろから週末にかけてが見頃なのかもしれない。
それでも結構な人出で、「静かな秋」には程遠い有様。
というわけで、今日はやや期待はずれ。
でも、ついでに立ち寄ったキラー通り裏通り界隈の散歩や、明治公園のフリマ見物を楽しめたので、まあ良しとしよう。




camera: Caprio R5