散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2000.05 南仏旅行: リヨン⑤/ 「アンペア」のルーツ!

2011-06-30 08:40:45 | 海外旅行
もう11年も昔になった旅行で歩いた道筋を推測するには、撮った写真の順番を辿ることが良い手となる。下の写真はその目的で目に留めたもの。銅像の台には" A ANDRE-MARIE AMPERE"とあるではないか!
それをネットで調べてみると、"ANDRE-MARIE AMPERE"はリヨンで生まれ(1775年)、後にリヨン大学教授となった人の名であった。そして、今我々が使っている電流の単位「アンペア」は、この彼の名に因んでいることも始めて知った。
・・と、ひょんなことでとんだ「学習」ができ、やや興奮気味になった次第である。

なお、この銅像の位置は、カルノ広場から北に、オペラ座に向かいヴィクトル・ユーゴー通りを200mちょっと行った左側である。



2000.05 南仏旅行: リヨン④/ 市庁舎

2011-06-29 08:55:20 | 海外旅行
この建物は「17世紀古典建築の傑作」だそうだ。それが、今なお現役。大したものだ!
17世紀と言えば、日本では江戸時代初期。フランスではルイ王朝、いわば「ベルサイユの時代」であった。
フランスなどでは、こうした古い建物があちこちに結構たくさん残っている。その理由は、石造建築であることと「その後の国の繁栄」にあると思われる。
日本でも、日光の東照宮がこの市庁舎とほぼ同じ時代に造られている。しかし、何しろ木造建築と地震・火事の国であるゆえ、昔の建築物で東照宮のように今なお残されているのは「ごく希少」となっている。

東側正面


西側正面

2000.05 南仏旅行: リヨン③/ オペラ座

2011-06-28 08:48:52 | 海外旅行
下の写真はオペラ座正面である。最初に建設されたのは1883年。だが、1993年にリニューアルされて今の姿になったと言うから、「新しい建物」と言える。しかし、歴史を十分に感じさせる重厚かつユニークな造り。「クラシカル・モダン」とでも言えそうな雰囲気だ。
次の写真は、ベルクール広場からオペラ座に向かう途中で見た街の一景。いかにもシックで、「熟成された」ような雰囲気だ。




2000.05 南仏旅行: リヨン③

2011-06-27 09:21:49 | 海外旅行
ペラーシュ駅から引き返し、北へ、ヴィクトル・ユーゴー通りを通り、ベルクール広場に向かった。
途中、雨模様の曇天、街は中世を思わせる陰鬱な感じであった。
もっとも、考えてみれば、「陰鬱な中世のヨーロッパ」と言うのは小生の先入観であるだけかもしれないが・・
ベルクール広場は、広々した文字通りの「広場」。特に西の方向、丘の上に聳えるノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂の眺めが印象的だった。

ベルクール広場間近のヴィクトル・ユーゴー通り


ベルクール広場から見上げるノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂

2000.05 南仏旅行: リヨン②

2011-06-26 08:42:15 | 海外旅行
写真は、カルノ広場南側が接するコンデ通りに面したカフェ・レストラン、"L'espace Carnot"。この店名を日本語にすると「カルノ区域」とでもなるのか・・? 日本人の感覚からすると妙な名となるが・・
それはともかく、雨の朝というのに、オープンカフェにはかなりの人。ここで、朝食なのだろうか? これも、彼らの「カフェ文化」の一端と言えるのかもしれない。
今、Google MapのStreet Viewで見ると、この店の外観はほとんど「そのまんま」。ただ、写真右端上方にある、中央に金色のおじさんの横顔がついた円形の看板がもう少しシンプルなデザインになって更新されている。


2000.05 南仏旅行: リヨン①

2011-06-25 09:52:49 | 海外旅行
「高齢者」となって、時間が過ぎ去るのがますます加速しているように感ずるこの頃ではある。しかし「十年一昔」と言われる通り、やはり十年は「ずいぶん昔」だ。記憶も定かではなくなっている。この旅行を思い出させてくれる材料はリバーサルフィルムで撮った写真と、そのスライドマウントに書いた大まかな地名だけ。これらプラスGoogle Mapや旅行ガイドブックなどを頼りに、大変遅まきながら「写真備忘録」を作ってみよう・・・

この時は、確かパリ経由で空路リヨンに入ったと記憶している。
一夜明け、天候は雨。朝一番でホテル近くのカルノ広場を抜けた所にある、リヨン・ペラージュ駅に行ってみた。次の訪問地、アヴィニョン行きの列車情報を先ず確かめようと思ったからである。

地下鉄駅への入り口。国鉄駅はこの奥になっている。


カルノ広場

2011.06.14 千葉市栄町: 櫛の歯が抜けたような・・

2011-06-24 07:47:53 | Weblog
その昔栄町は旧千葉駅近くにあって、今で言えば「千葉版歌舞伎町」とでも言えるほどに賑わっていた。今、どうなったかと思って昼下がりに歩いてみた。
何しろ、「もう45年ほどぶり」である。その間、この一角はいろいろな「逆境」を経験したとの話を聞いていた。
その通り、さすがに櫛の歯が抜けたようになっていた。
それでも、この真昼間から客引きのおじさんが一生懸命「営業」している姿も見られた。「老いてなお」という部分も、未だあるのかもしれない。


Camera: Casio EX H20G

2011.06.13 明治神宮: 湿気に煙る西参道

2011-06-23 08:44:29 | 散歩
参拝帰途の西参道。夕方が近くなった午後。南の島のジャングルを思わせる湿気に靄っていた。
向こうの方、一箇所にスポットライトのような日差し。それを避けるかように行く男の後姿が二つ。
遠目、薄暗い中で定かではないが、二人とも、背を丸めうつむき加減で歩いているように見えた。


Camera: Casio EX H20G
Enhanced with Topaz Adjust

2011.06.18 府中の森のアジサイ②: 山アジサイ?

2011-06-22 08:08:23 | 散歩
一口にアジサイと言ってもずいぶん多くの種類があるようだ。
府中の森にも多種が見られるが、どれが何なのか、正直言って小生には「鑑定」できない。
そのうち、下の写真は「山アジサイ」の類と思われるもの。花びらに見える萼に注目して撮ってみた。




Camera: Sony α900/ Sigma macro 70mm f2.8 EX DG
Enhanced with Topaz Adjust

2011.06.18 府中の森のアジサイ①

2011-06-21 08:27:50 | 散歩
曇天ではあるが湿気はさほどでもない天候。開門後間もなくで人影も多くは無い時間帯。「見頃」と相俟って、アジサイ見物には好条件だった。
下の写真は「代表的形」のアジサイ。それだけに写真はどうしても平凡になりやすい。Topaz Adjustを使って、花の立体感・質感や色の鮮やかさを強調してみた。




Camera: Sony α900/ Sigma macro 70mm f2.8 EX DG