散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2010.01.22 世田谷区宮坂 常徳院

2010-01-31 09:33:02 | 散歩
常徳院は東急世田谷線を山下駅で降り、南西の方向に数百m歩いた所にあった。周辺は、一言で言えば、「閑静な住宅地」という言い方がピッタリ。
この寺は室町幕府第九代将軍足利義尚の開基という説がある。それを聞いて「なるほど」と思うほどの古い歴史と格式が感じられた。全体に、とても静かで落ち着いた佇まい。境内には欅やイチョウの大木が何本か。下の写真はそのうちの一つ。枯れ枝にわめきたてていたカラスが四匹。彼ら、カメラを向けたとたんに鳴き止んだ。あたりは突然静まり返った。枯れ枝の向うには、白い雲を浮かべた青空が広がっていた。




カメラ: Fujica AX-3/ EBC FUJINON 50mm f1.6

2010.01.22 世田谷区経堂 農大通り ハートファミリー像

2010-01-30 09:21:35 | 散歩
小田急線経堂駅南口から続く通りの名は、地図で見ると「農大通り」とある。この道をしばらく行くと、桜丘にある東京農大に到るからだろう。
駅から近いところは商店街になっていて、「ハートフル農大通り」とも言われているとのことだ。
その商店街の一角で見たのが、下の写真、「ハートファミリー像」だ。
この像の設定は「四世代ファミリーで先祖代々この土地で農業をやっている家系で、祖父の代から商店をやっている」とされている。「各人」の性格も設定されていてそれぞれの像の下に記されている。
なかなかユニークかつ可愛らしい!


カメラ: FinePix F200EXR

2010.01.21 フジカAX-3 & 下高井戸

2010-01-29 09:25:33 | 散歩
この日の散歩の「お供」はフジカAX-3。1980年に発売になったカメラだ。小生、これを10年ほども前、ネットオークションで米国から安く買った。
ついていたレンズ、EBC FUJINON 50mm f1.6がとても良い(シャープさと発色性)のと、専用のレンズマウントをつけると古いスクリューマウントのレンズが便利に使えるのとでなかなか手放し難い。
さて、最初の写真は京王線下北沢駅を出てすぐにある踏み切りで撮ったもの。向かい側の焼き鳥屋が、なんと言うか、「カラフル」で、ここを通るたびに目を惹かれる。
次の写真はこれとは対照的な渋い公園。駅から数分歩いて甲州街道を横切ったところにある。
下高井戸は三軒茶屋まで行く「玉電」の発着駅でもある。近くには日大文理学部があったりする。それなのに急行が停まらないというのは・・不思議!




カメラ: Fujica AX-3/ EBC FUJINON 50mm f1.6

2010.01.18 サザンテラス

2010-01-28 08:36:35 | 散歩
午後、所用を終え代々木駅近くからサザンテラスを抜けて新宿駅南口に向かった。何度も通って見慣れた風景ではある。しかし、天候、季節・時間、ちょっとした視点の違いなどで、歩くたびに何かしらカメラを向けたくなるところがある。
下は、そんなサザンテラスでこの日カメラに収めたいくつかの「眺め」だ。






カメラ: Fujica ST605/ Fujinon 55mm f1.6

2010.01.17 船橋 道の両側、向かい合った老舗

2010-01-27 08:30:42 | 散歩
下の写真は船橋市本町、本町通を南北に挟んで向かい合った文字通り「老舗」を思わす商店である。
最初の写真は、北向きで店先が殆ど日陰に沈んだ和菓子屋、「ひろせ直船堂」。ネットで見ると、「船橋大神宮の門前町として栄えた船橋宿の面影を残す本町通りの老舗」などと書かれているのがあった。
もう一つの写真は、反対側にある「老舗」。店名はわからない。呉服屋のようだった。こっちの方は、商品に日除けの白布をかけるほど、日差しがいっぱいだった。




カメラ:Fujica ST605/ Fujinon 55mm f1.6

2010.01.17 船橋市 船橋駅付近

2010-01-26 09:20:30 | 散歩
久しぶりにFUJICA ST605を持ち出した。もう、十~二十年ぶりといったオーダーの「久しぶりさ」だ。
このカメラは、小生が生まれて初めて買った一眼レフである。確か、1970年代の終わりの頃だったと思うから、30年余りも前のことだ。
いつだったか、緩み始めたカメラ上部カバーを瞬間接着剤で固めたりして、見かけはちょっと「傷物」になってはいるが、今でも十分「現役」なのを今回確認できた。露出計もネガで撮るには問題ないような精度にあるようだった。
さて船橋、こうして駅を降りたのはこれまた四十年ぶりといったところである。駅前はすっかり変わってしまっていて、所謂「近代的」なムード。矢鱈に派手な色を纏った建物がいくつか眼についた(写真)。






カメラ:Fujica ST605/ Fujinon 55mm f1.6

2010.01.19 中野区上高田1 竜馬ビール・焼酎

2010-01-25 08:57:01 | Weblog
写真は、散歩中、早稲田通り沿いの酒屋である。なんと、壁の張り紙に「龍馬ビール・龍馬焼酎」とあった。「龍馬」もここまで来たか!、の思いだった。
昨秋来、NHKによる大河ドラマ「龍馬伝」の前宣伝がすごかった。TVを見ていても「うるさい・目障り」とまで思うほどだった。NHKは我々一般が払う視聴料でやっているわけだから、こんな「自分の所の番組CM」に余計な金と放送時間を使って欲しくないとも思った。
今、世はこのNHKの仕掛けに乗せられ「龍馬ブーム」であるようだ。もっとも、何か「龍馬」を求める思いが先に今の世の中にあって、それをNHKが感じ、取り上げたのかもしれないが・・
いずれにせよこの「龍馬伝」も、「龍馬ビール・龍馬焼酎」の例のように、この不況の世にあって多少の経済効果をもたらしてはいるようだ。




カメラ: FinePix F200EXR

2010.01.17 下北沢: 「若者の町」

2010-01-24 08:42:12 | 散歩
下北沢に行くと、繁華街を歩いている多くが若者であるのに気がつく。「若者の町」だ。
渋谷なども、どちらかといえば「若者の町」の類だろう。原宿竹下通りは、もう少し低年齢、いわば「ガキの町」だ。
一方、「中・高年の町」の類で呼ばれる町は殆ど聞かない。「おばあちゃんの原宿」、巣鴨地蔵通りが唯一の例外であるように思う。
それはともかく、錯綜するように縫って下北沢を形作っている路地のような細い道には、若者向けの衣類・用品類を売る店が多い。それぞれが工夫を凝らした店作りをしている。彩色も多様でカラフル。見ていて楽しい。
下の写真は、そのような店のうち、それぞれ派手め、渋めなものから選んだものである。




カメラ: Nikon F4/ AF Nikkor 50mm f1.8

2010.01.17 渋谷区笹塚1: 床屋「年増の厚化粧」」

2010-01-23 08:48:01 | Weblog
笹塚1、多摩川上水遊園近くで見た床屋である。正面から見ると(上の写真)カラフルだが特におかしくはない。ところが脇から見ると(下の写真)ちょっとものすごい。
これを見て浮かんだ言葉が「年増の厚化粧」」。
そう言えばこの言葉、最近は余り聞かないと思う。このところ、「年増」に負けず劣らず、若い女性も相当な厚化粧になっているからか?




カメラ: Nikon F4/ AF Nikkor 50mm f1.8

2010.01.15 杉並区久我山 岩通通り

2010-01-22 09:00:46 | Weblog
烏山寺町から久我山に向かう道に入ってすぐのあたりに岩崎通信工業(株)本社がある。そこから久我山駅までの通りを「岩通通り」ということを、この散歩で知った。街灯の上にそういう表示があるのを見つけたのだ。
それで、この一帯、生い立ちを言えば「企業城下町」の類なのかもしれない。しかし、今はそのような感じはしない。むしろ「住宅街」と言える。岩通の存在もあまり目立ってはいない。
両側に店が立ち並ぶ通りの道幅は狭い。以前何度か車でここを通った時にはちょっとしんどい思いをしたこともあるほどだ。しかしこうして歩いてみると、割りに落ち着いた感じの通りになっていることがわかる。いくつかあるあるカラフルな塗装の建物をカメラに収めたりしながらの散歩は結構心地良かった。






カメラ:Nikon F4/ Nikkor 50mm f1.8