2003.12.26 チュニス郊外 Nahli公園： 「目力」の少年とポニー

Nahli公園はチュニス中心部から北へ約10km行ったところにある。丘陵部を利用していて、広さは新宿御苑ほどはあるか？
写真は、そこで見たポニーに乗った少年。チュニジアの子供によく見られる、キラキラした瞳。目力がある。
そう言えば、乗っているポニーの眼光も凄いな・・

ところでこの公園、ずいぶん立派な公園なのだけど、地図を見ても載っていない。
大体、チュニジアの人の日常では、地図を使うと言うこと自身が全く一般的ではない。だから、地図などはえーからかんでも良いと言うことなのかもしれない。
ある日チュニジアの人に聞くと、「どこかに行くのに地図に頼るより、その場に居合わせた誰かに聞けば十分」と言っていたっけ。

2013.12.28 チュニス市内： ローマ遺跡の水道橋

チュニス中心部からメトロに乗り、バルドー博物館そばの駅の一つだか二つだか手前の駅近くに、写真のようなローマ遺跡が残っている。
しかし、チュニジアの人たちはこの遺跡を何だと思っているのだろうか？　少なくとも、「観光の目玉にしよう」などと思っている気配は全く無い。
そのせいであろう、ガイドブックなどにも載っていないし、ネット上でも殆ど取り上げられていない。
この遺跡、言わばそこにあるだけ。遺跡であって遺跡でない、かのようだ。

2003.12.26 マルサ海岸の風景（チュニジア）

チュニスのホテルに滞在して三週間余り経った頃、住まい探しにやって来たのがラ・マルサ。チュニスから12kmほど東にある地中海に面した町である。
写真は、その時目にしたマルサ海岸の風景。
職場はチュニスにあって、ここからだと小一時間のバス通勤となる。それはちょっとしんどいかなとも思った。しかし、空気は汚れ、騒音、ごたごた・ごみごみのチュニスよりも、「地中海の海岸に住む」と決めた。
後から振り返るとこのチョイスは大正解。チュニスでの二年間を思い切り楽しくFruitfulにできた大元であったと思う。

余談だが、このとき同行した不動産屋が「晴れた日にはシシリー島が見える」と言った。これは大嘘。当方遠く、水平線上にはボン岬が島のように見えるだけだ。

2003.12.28 チュニス（チュニジア）： Hotel Majestic

チュニジアのサービス・ものの出来具合についての私の全般的印象を言えば、「見てくれはなかなかだが中身は今ひとつ」であった。当時、チュニスで二年間暮らして得たものだ。
しかしこれは、必ずしも「だからだめ」と言うのでもなかった。それが一方で愛嬌だったり、「ゆったり感」であることもあった。

このHotel Majesticは、チュニスで一番フランスっぽい通り、"Avenue de Paris"沿いにある。
しかし、この通りもホテルも共に、「見てくれはなかなかだが中身は今ひとつ」の代表例だと思う。
このブログを書くにあたり、Hotel Majesticについてネットを見て見た。「くちこみ」の一つには"Very bad hotel, not clean. Staff is not cooperated. Room service is bad." とあった・・。　「そうだろ、そうだろ！！」

2005.11.05 ナント（フランス）： サン・ピエール大聖堂が見える風景

サン・ピエール大聖堂は、ナントにある教会の中では「代表的」なものだろう。駅の改札を出て、市電が通る道を西へ500～600m歩いたところにある。
この大聖堂から西が所謂「旧市街」だと言う。
しかし、今振り返って見ると、ナントでは「旧市街を歩いた」という記憶が薄い。何かもう少し新しい時代の街、という印象のほうが強いのだが・・・

2005.11.05 ナント（フランス）： ナント植物園

下の写真は、ナント植物園内の庭園の一景。
木々が茂り、緑豊かな割には「緑蒸して薄暗い」感じは無く、広々としていて気持ち良かった。
画面左端の方には朱色の小さい実をいっぱいにつけた柿ノ木。「こんなところで柿を見るなんて！」の思い。
なお、「柿」はフランス語でも"kaki"であるのが面白い。
「カーキ色」もこの"kaki"から発していると言うが・・・

2005.11.05 ナント（フランス）エルドル川の風景

地図を見ると、その昔、エルドル川はナント駅のすぐ南あたりでロアール川につながっていたように見える。しか、今、のサン・ピエール大聖堂のすぐ北の位置で「行き止まり」となっている。
下の写真は、そのエルドル川沿いに走る市電の駅、"Motte-Rougr"からサン・ピエール大聖堂の方向を見て撮ったもの。
雲の輝き、コントラストを強調して作画して見た。

2005.11.05 ナント（フランス）リュ・ユニークの塔

ナント駅近く、ビスケットメーカー「LU」の工場跡にできたカルチャースペースにある塔である。
「ユニークな形で「町のシンボルにもなっている」そうだ。しかし、なぜかおどろおどろしい雰囲気もある。「怪人二十面相」の世界を連想してしまうは私だけだろうか？

2005.11.05 ナント（フランス）： ルイ１６世記念碑が見える風景

Marechal Foch広場にある記念碑である。「観光名所」の一つであるサン・ピーエル大聖堂のすぐ北側にある。
この広場も記念碑も、「地球の歩き方」には全く載っていない。それゆえ、この写真は恐らく、サン・ピーエル大聖堂に足を運んだ際に、たまたま目を惹かれて撮ったものだと思う。
それをこうして、8年も経った今、写真を見直しつつ、「こんな所もあったんだ！」と再発見するのも楽しい。
「一粒で二度おいしい」というところか。

2005.11.05 ナント（フランス）： 白亜のサント・ニコラ教会

「白亜」であることと、スマートな姿とが相まって、とても目を惹く教会だ！