散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2005.06.06 月 チュニス, ホンダS2000を見た!!

2007-01-31 17:20:00 | 回想・チュニジア日記
(回想チュニジア日記)
帰宅する途中、乗ったタクシーを追い越して前に出たホンダS2000を見た。
だいたい、チュニジアで日本製乗用車を見かけることはまずない。それで、このS2000を見て少し興奮した。
チュニジアの車の常として、このS2000も埃っぽく、よく手入れした感じもない。しかし、何故か日本で見るのより余程精悍な感じを漂わせていた。
車も、走る土地によって見え方が変わってくるらしい。
ちなみに、ピカピカの黒塗りベンツは、チュニジアでも偉い人やお金持ちが乗る高級車である。ところが、日本で見る程には威厳や高級感が感じられない。まして、ほこりをかぶったやつなどは、みすぼらしくさえ見える。「腐っても鯛」では全くない。
不思議なものだ。


camera: FinePix F700

2007.01.30 中野区本町(3) 花見橋から見た光景

2007-01-31 16:54:33 | 散歩
花見橋は、神田川にかかる橋だ。神田川が本町と弥生町を分けているので、この橋の「住所」は、ひょっとしたら弥生町かもしれない。
正面に都庁ビルが聳え立つ。川の両側の家やマンションも真新しく小ぎれい。川の両側の歩道や、向こうに見える橋もよく整備されている。河岸にはゴミは殆どなく、水は澄んでいる。
確かに「汚れない」光景だ。
しかし、無機質な感じは否めない。心なぐさめられ、ほっとするような光景では決してない。
コントラストを上げて黒白写真にでもしたら、きっと、無機的な都会を強く印象付ける写真になるに違いない。


camera: Olympus E330
lens: Zuiko Digital 35mm/f3.5

2007.01.29 渋谷区代々木 文化女子大前 冬の柳

2007-01-30 17:35:43 | 散歩
この日、ちょっとは寒めといっても、例年に比べて冬の厳しさは感じられない。やはり、今年は「暖冬」であるようだ。
そのせいか、新宿側から見ると、ここの柳は午後の日差しを葉に透過させて、みずみずしく緑に輝いている。
そう言えば、特に暖冬と言うようなことでなくても、冬に葉を落とさない柳を時々見かけるような気がする。
柳は落葉樹なのに・・・? 冬に葉を落とさないというのはどういうことなのか??


camera: Lumix DMC-FX9

2005.06.04 土 La Marsa, もう先が長くなさそうなネコ

2007-01-29 17:59:01 | 回想・チュニジア日記
(回想チュニジア日記)
夕方散歩中に見た、路端にうずくまっていたネコ。
やせ細り、長めの毛は汚れ、全く艶を失っている。人を警戒するどころか顔を上げるのもやっとの感じ。
かわいそうだが、もう先が長いようには見えない。
チュニジアに住んでいる間、毎日のように出くわしたノラ猫の顔の移り変わりを思うと、彼らの寿命は二年も無いように思われた。


camera: FinePix F700

2007.01.28 江戸川区西一之江 法養寺の梅

2007-01-29 17:38:36 | 散歩
この時季、都心部を散歩していて梅を見かけると心がときめく。「もう咲いた!」と思う。
しかし、離れて全体として梅を見る分には、素直にキレイと思うのだが、花の一つ一つに眼を近づけるとがっかりすることが多い。色が煤をかぶったように薄汚れていたり、花びらに艶がなかったりするからだ。
そんな中、今日、ここ法養時の庭先で、今年初めて清純で活き活きした梅の花を見た。それで、カメラにつけているマクロレンズが久しぶりに役に立った。




camera: Olympus E330
lens: Zuiko Digital 35mm/f3.5

2005.06.04 土 La Marsa, ナイフのようにとんがった建物

2007-01-28 18:15:45 | 回想・チュニジア日記
(回想チュニジア日記)
チュニスからマルサ街道をやって来て、マルサの町に入る最初のロータリーを直進し、次のロータリーを左に曲がる。すぐのところにある三叉路に面して、このとんがった細い建物が眼に入る。左に行くと、左手近くに我家の裏口。右に行くとマルサ駅方向だ。
「土地有効利用」のこのような形は東京だけと思っていたら、ここにもあった!
この建物は集合住宅になっている。2003年末、チュニスに赴任して家を探した時、不動産屋が新築だと言ってここを紹介してくれた。結局は、この近くのレジデンスに借家を選んだわけだが、この建物のそばを通るたびに、「いくらなんでもここではね!!」と思ったものだ。


camera: Olympus E1
lens: Zuiko Digital 14-54mm/f2.8-3.5

2007.01.28 江戸川区東小松川 泉福寺近くで出会ったネコ

2007-01-28 17:50:58 | 散歩
小松川あたりは、首都高を利用する際に通り過ぎるだけだった。しかし、地図を見てみるとかなりの数の寺がある。それで、たまには散歩してみようと出かけた。
このあたりのお寺は、殆どがかなり立派で由緒を感じさせる。都市化・宅地化が進んではいるが、元々は歴史のある土地柄なのだろう。
小川に沿って作った「親水公園」があちこちにあって、散歩の目を和ませてくれる。

散歩を済ませ、車に戻る途中、やや道を間違えた。しかし、そのおかげで、泉福寺に近い路地で太目のネコが一休みしているのに出会った。
呼べば、ネコらしく、こちらの顔を真っ直ぐには見ず、そこはかとなくしなを作りながら近寄ってくる! 耳の後ろをなでてやると、満足そうな顔をした。
さらに、近くで年寄り夫婦がやっている小さな豆腐屋をみつけた。店頭には油揚げと厚揚げが並んでいた。それを買って晩のおかずに。
ネコの写真は綺麗に撮れたが、豆腐屋の写真を撮るのを忘れた。旨そうな食い物に眼が眩んでしまったのだ。
 

camera: Lumix DMC-FX9

2005.06.04 La Marsa, 我がレジデンス, 「花園」のおじさん

2007-01-27 17:52:25 | 回想・チュニジア日記
(回想チュニジア日記)
私が借りた家があるマルサの古いレジデンスの建物群に囲まれて、花壇が作られていた。専任のおじさんが丹精こめて花を作り、手入れをしていた。
花壇は、外界から遮断されていて、外部の人は殆ど入ってこない。綺麗に咲く花を静かに楽しむ事ができた。それで家内は「秘密の花園」と称していた。異国暮らしの気詰まりを晴らす良い場所となったようだ。
しかし、チュニジの人は、一般に、このような花壇を愛でる気持ちには、今一つ欠けるようだ。それで、時折家内が花を誉めると、このおじさん、大変喜んだと言う。

その「おじさん」の写真と、彼が育てた花の写真を二つほど挙げておこう。
おじさんは、外見はともかく、とても気が良い。
これらの花も雑に作られているようにも見えるが、日本で見られるものよりずっとvividだ。






camera: Olympus E1
lens: Zuiko Digital 14-54mm/f2.8-3.5

2007.01.18 渋谷区本町不動通り, 豆類専門店

2007-01-27 17:19:51 | 散歩
昨日のブログで書いた、「トイレットペーパー専門店」の隣。
両者、店の雰囲気はまさに「両雄」というところ。ともに充分に埃臭い雰囲気を醸している。
しかしこの店、扱う商品の種類は意外と多いようだ。
時々、店をやっている老婆の姿をみることができる。たまに、その夫であろう老人も顔を出す。
この店が、何をおいても、彼らの生き甲斐であろうと考えると、外見はどうあれ、それはそれで一丁前の店に見えてくる。


camera: Hexar RF
lens: M-Hexanon 50mm/f2
film: FUJI S-100