散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2007.02.27 広島県生口島の夕陽

2007-02-28 21:44:27 | 国内旅行
朝、高知を発った。これで、四国におさらば。
帰路は、しまなみ海道経由とした。途中、生口島瀬戸田町で一泊。宿は、ペンション、ジューシーフルーツ 。大三島を西に望む海岸際にある。
そこで、思いがけなく大三島に沈む夕陽を眺める事ができた。時々雨が降る雲が多い一日で、夕陽など見られないとあきらめていたのだ。とてもラッキーな気分。
ペンションの泊り客は我々夫婦だけで、静か。夕食は、新鮮な魚介のカルパッチョから始まり、いくつか思い出せないほどの皿の数だった。みんな、なかなかの美味。
満腹感に加わったアルコールの効きもあり、八時半ごろには早くも眠ってしまった。


camera: FinePix S3Pro
lens: SIGMA EX 50mm/f1.4

2007.02.26 高知県窪川町岩本寺 若い遍路

2007-02-27 08:17:43 | 国内旅行
岩本寺は、四国八十八ヶ所第三七番の寺。ここで、若い遍路が本堂で経を読み上げていた。
四国をドライブ中すれ違った一人遍路に、若者が多いのが意外だった。三分の一ほどにもなるのではないかと思う。
何によって意を決して遍路に出たのか、知る由もないが、その本人の心根は立派。感動すら覚える。
しかし、何がそうさせたのかと思うと、ただ感動ばかりしていられないとも思う。


camera: Caprio R5

2007.02.25 国民年金保養センター「うわじま」

2007-02-25 21:46:09 | 国内旅行
今日の行程は、松山から宇和島まで。途中、松山城や内子の町はなかなか見ごたえがあり、大満足。
しかし、今日のハイライトと言えばやはりここ、「うわじま」であろう。宇和島の町並み、宇和島城、また宇和海を見下ろす眺望が少々疲れ始めた身体を癒してくれるかのようだ。
風呂は、準天然トロン泉。適度の熱さ。折から、他の客の姿は無く、広く作りの良い大浴場を独占できた。晩飯もなかなか。朝日ガニ、宇和海の蛎、河豚のから揚げ、鯛のカルパッチョ、鯛茶漬け、等々。みんなとても旨い!
年金生活の身にとって、この「国民年金保養センター」もなかなか良いと体感できた。幸せな一日であった。

写真は、「うわじま」の部屋から見た眺望。


camera: Olympus E330
lens: Zuiko Digital 14-54mm/f2.8-3.5

2007.02.24 高松 うどん「上原屋本店」

2007-02-24 22:31:10 | 国内旅行
梅の季節の栗林公園はなかなか良かった。ここが、日本でも指折りの美しい庭園であることをこの眼で確かめられた。
しかし、小生にとって、旅行は「花よりだんご」。本日、偶然大変うまい讃岐うどん屋に偶然めぐり合えた。栗林公園見物を終え、丸亀に向い車を走らせてすぐ、栗林町一丁目で「上原屋」の前を通った。丸亀に向う途中、適当なうどん屋があったらそこに入ろうと思っていた矢先である。見れば何となく穴場的に見える。意を決して入るとかなりの混雑。殆ど地元の人。
かけうどんに、揚げを乗せ、ネギと唐辛子を薬味に加えた。旨い! 思わず顔に微笑が走るほど。ついでに試したコロッケも絶品。更におまけにおでんも頂いたがこれもなかなか。
今日は、これだけで旅の喜びをこころに刻むことができた。


camera: Caprio R6




堀川

2007-02-23 22:16:55 | 散歩
2007.02.23 京都 堀川、油小路
写真は、今朝ホテルの部屋から見た油小路の家並。
瓦屋根が美しく並んでいる。「京都だな」と思える眺めだ。
この、連なる屋根を昨夕も見た。ホテルで部屋に案内されてすぐのことだ。眺望に惹かれて、すぐに散歩に出かけた。
しかし、家並の間は既に人影もまばらで暗い。洗練された佇まいの店も何軒か見たが、客の姿も無い。ところどころに、奥行きの深い家を撤去した後の空き地。
地方都市に元気が無い事が問題視される中、「京都よお前もか」との感を禁じえなかった。それとも、東京のあの不夜城を思わせる喧騒が異常なのか??


camera: Olympus E330
lens: Zuiko Digital 14-54mm/f2.8-3.5

2002.22 四国旅行 浜名湖サービスエリア

2007-02-22 21:12:09 | 散歩
家内と二人、マイカーでの四国旅行に出発。東京を朝八時過ぎに発ち、東名・名神を使って今日は京都泊。
急ぐ旅でもないので、途中殆どすべてのサービスアリアで休息をとった。
サービルエリアの中で、一番良かったのが浜名湖。浜名湖の眺めが絶景。広めの公園もあってちょっとした散策もできる。
絵葉書的な写真もいくつか撮ったが、ここに載せるのはアイスクリーム屋で撮ったもの。店の外のテーブルで、暖かい日差しを浴びつつ、「二色アイス」とコーヒーをいただいた。


camera: Caprio R5


2005.08.28 日 ビゼルト, 海水浴

2007-02-21 11:47:11 | 回想・チュニジア日記
(回想チュニジア日記)
ビゼルトの友人が、私共夫婦を海水浴に連れて行ってくれた。ビゼルトの街から西、車で30分ほど行ったところ。地中海に面して白い砂浜が広がっている以外は何もない「自然の中」の場所。
八月も末、海水浴のシーズンももう過ぎているせいか、「海水浴」に来ていたのは我々だけ。「ビーチを独占」の気分だ。
しかし、何かうら寂しく、強目の風もやや冷たい。写真はそのような砂浜の風景。

岩の上に見えるおじさんたちは、ボラ獲りの「猟師」。三人によるチームプレーだ。一人が回遊するボラの位置を見張る。一人が糸でつないだメスのボラを操る。残りの一人が、そのメスに近づいたオスを投網で捕らえる。
それを見ていると、つられて捕まったオスの運命に妙に哀れさを誘われる。
チュニジアのボラは、生臭さが少なく、うまい。「魚のクスクス」の主材料。


camera: CoolPixC4500

2006.01.某日 新宿駅西口の陽だまり

2007-02-21 11:18:56 | 散歩
昨年、一月二十日過ぎ、新宿駅西口、小田急デパート前の風景。時刻は午後一時過ぎだったか・・??
写真には、好天下とは言え冬の寒さがにじみ出ている。
それに比べ、今年は本当に暖かい。同じ場所を行き交う人も、「もう春だ!」とでもいうような表情をしている。「地球温暖化もいよいよ本当か」、とも思わせるような陽気だ。


camera: Agfa Ambi Gilette
lens: Agfa Color-Ambion 35mm/f4
film: Superia 400

2005.08.26 金 La Marsa, 隣家の飼い猫

2007-02-20 16:50:36 | 回想・チュニジア日記
棟続きの隣家の窓から姿を見せた飼い猫。名前は忘れてしまった。
我家にもよくなついて、時々食べ物を目当てにやってきた。
しかし、運悪くそこにノラがいたりすると、もうとてもかなわない。ひたすら威嚇に身をすくませるのみ。その威嚇に負けて逃げ出した瞬間、攻撃されるに決まっている。
それで、当方がノラを追い払うと、やっと身を起こして、食い物どころではなく、自分の家に足早に逃げ去る。


camera: CoolPix C4500

2007.02.18 渋谷区笹塚 裏通りの「旧家」

2007-02-20 16:21:06 | 散歩
国道20号から少し北側に入ったところ、家がびっしり建っている。車が通るのもしんどそうな路地。
そこに、この家を見つけた。カーテンを閉じたガラス戸には「奥州屋」とある。看板とか置いてある車を見ると現役の店で、家庭用の燃料を売っているらしい。
そういえば、昔、家で使った練炭や炭、灯油などはこんな店で買ったことを思い出す。今、この種の店は先ず見なくなった。その意味で、この店も「貴重な生き残り」なのかもしれない。
文字通り、旧げな家。でも、まだ現役の持つ「つや」を充分に残している。
・・・・などと書きつつ、すでに退役している我が身に思い至った。歳をとるのは仕方ないとしても、何とかその「つや」を維持するよう気をつけねばと・・・・。


camera: FinePix S3Pro
lens: SIGMA EX 30mm/f1.4